30分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 光籃 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
田舎の娘であらう。 | |||
| 房州の一夏 | 大町桂月 | 30分以内 | |
一 沼村 面白かりしは、房州に於ける一夏。 | |||
| 鹿野山 | 大町桂月 | 30分以内 | |
一 鹿野山二十咏 大正二年の夏、上總の鹿野山に遊びて、鹿野山二十詠を作る。 | |||
| 焔 | 原民喜 | 30分以内 | |
雪が溶けて、しぶきが虹になった。 | |||
| 常磐の山水 | 大町桂月 | 30分以内 | |
一 利根川 千住の名物、鮒の雀燒をさかなに、車中に微醉を買ふ。 | |||
| 私の洋画経歴 | 小野佐世男 | 30分以内 | |
幼少七歳の頃なりし、ジゴマなる探偵映画当時は活動大写真を見て、動く写真と、その白いコルセットのスカートをながくひきずる令嬢がすごい顔をした大悪漢に、いまやあわやという大危険に小さな心臓を震るわし本気になって心配をし、ニック・カーターという名探偵が現われてこれを救うという大スリルに心を踊らしたのが、そもそも泰西活動大写真を見た最初であった。 | |||
| 追憶 | 素木しづ | 30分以内 | |
また秋になつて、まち子夫婦は去年とおなじやうに子供の寢てる時の食後などは、しみ/″\と故郷の追憶にふけるのであつた。 | |||
| おさなご | 羽仁もと子 | 30分以内 | |
かわいいおさなご、幼児はいまもむかしも世界に充満しているけれど、そうして愛らしい意味でも、手のかかる意味でも、私たちの注意をその身のまわりにひきつけずにはおかない彼らだけれど、幼児というものをほんとうに知った人は、むかしから幾人いたでしょう。 | |||
| おさなごを発見せよ | 羽仁もと子 | 30分以内 | |
おさなごは、子宝のなかのさらに貴い宝です。 | |||
| 親子の愛の完成 | 羽仁もと子 | 30分以内 | |
一 人は結婚して夫婦になれば、だれでもどうしたら二人のあいだがつねに幸福に結びついてゆかれるだろうかと考えて、できるだけの努力をしようと思わない人はないでしょう。 | |||
| 写真と思ひ出 | 南部修太郎 | 30分以内 | |
◇ 寫眞も、この頃は猫も杓子もやるといふ風な、はやり物になつて、それに趣味を持つなどゝいふのが變に當たり前過ぎる感じで、却て氣がひけるやうなことにさへなつてしまつた。 | |||
| 犬 | 田山花袋 | 30分以内 | |
「馬鹿に鳴くね。大きな犬らしいね」Bを見送りに来たMが言ふと、すぐ傍の籐椅子に腰をかけてゐたT氏は、 「H領事の犬だらう? 先生方も今日立つ筈だからね」 その犬の悲鳴する声は、甲板の下のハツチのあたりから絶えずきこえて来た。 | |||
| 草道 | 田山花袋 | 30分以内 | |
一 「とてもあんなところには泊れやしないね、あんなところに泊らうもんなら何をされるかわかりやしない」かうBが言つたのは、その深い草道を半里ほどこつちに来てからであつた。 | |||
| 草みち | 田山花袋 | 30分以内 | |
一 『此方の方に来たことはあつて?』 『いゝえ』 『でも、小さい時には遊びに来たことはあるでせう? そら上水の岸で、つばなや何か取つたことがあるぢやないの?』 『さうだつたかしら?』 妹の種子は考へるやうにして言つた。 | |||
| アンナ、パブロオナ | 田山花袋 | 30分以内 | |
一 「そんなにして遊んでゐて好いのかね?」 「大丈夫よ」 Bは笑つて、「旦那に見られては困るんぢやないか?」 「そんなこと心配ないの……見つかつて、いやだつて言つたら、よして了ふばかりですもの」 飽きも飽かれもせずに別れた時子とハルピンのホテルでさうした一夜を送らうとはBは思ひもかけなかつた。 | |||
| プロレタリア童謡の活用に関する覚書 | 槙本楠郎 | 30分以内 | |
一、プロレタリア童謠は如何に活用され得る性質のものであるか? 無論、「煽×、宣×、組織の言葉」を標語とするプロレタリア詩の一分化であるから、當然プロレタリア[#「プロレタリア」は底本では「プロレリタア」]童謠はプロレツト・カルトに役立つべきものである。 | |||
| 大へび小へび | 片山広子 | 30分以内 | |
日本では蛇の昔ばなしがたくさんあるが、アイルランドの伝説にも蛇が多いやうである。 | |||
| 東北の家 | 片山広子 | 30分以内 | |
東北に子の住む家を見にくれば白き仔猫が鈴振りゐたり 東京に生れて東京にそだち東京で縁づいたFが、はじめて仙台に住むことになつたのは昭和十六年の夏であつた。 | |||
| 豚肉 桃 りんご | 片山広子 | 30分以内 | |
軽井沢の家でY夫人から教へて頂いた豚肉のおそうざい料理はさぞおいしいだらうと思ひながら、まだ一度も試食したことがない。 | |||
| おさんだいしよさま | 野口雨情 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] おさんだいしよさまは、常陸地方の方言、 三台星のことなり。 | |||
| 沙上の夢 | 野口雨情 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] なつかしいのは、故郷の土である。 | |||
| 野口雨情民謡叢書 第一篇 | 野口雨情 | 30分以内 | |
田舎乙女 おまへは田舎の 乙女さま お馬で朝草 刈りにゆく 山ほととぎすが 山で啼きや お馬もお耳を たてて聞く 山ほととぎすは 渡り鳥 あの山渡つて どこへゆく 土蜂 草を刈ろとて 鎌研ぎしてりや 蜂がとんで来た 土蜂が 蜂を見てたりや 鎌で指切つた 指を見せたりや 蜂ア逃げた 窓 山を眺めたが 山は物言はぬ 空を眺めたが 空も物言はぬ さうよ、ほんとに | |||
| チェーホフの短篇に就いて | 神西清 | 30分以内 | |
先日、カサリン・マンスフィールドの短篇集を読む機会があって大変たのしかった。 | |||
| 二面の箏 | 鈴木鼓村 | 30分以内 | |
自分の京都時代にあった咄をしよう。 | |||
| 長谷川辰之助 | 森鴎外 | 30分以内 | |
逢ひたくて逢はずにしまふ人は澤山ある。 | |||
| 枯尾花 | 関根黙庵 | 30分以内 | |
◎北千住に今も有る何んとか云う小間物屋の以前の営業は寄席であったが、亭主が或る娼妓に精神をぬかし、子まである本妻を虐待して死に至らしめた、その怨念が残ったのか、それからと云うものはこの家に奇しい事が度々あって驚ろかされた芸人も却々多いとの事であるが、或時素人連の女芝居を興行した際、座頭の某が急に腹痛を起し、雪隠へはいっているとも知らず、席亭の主人が便所へ出掛けて行く、中の役者が戸を明て出る機会、そ | |||
| イプセン百年祭講演 | 久保栄 | 30分以内 | |
来る三月二十日は、近代劇の父と仰がれるヘンリック・イプセンの生誕百年の記念日に相当いたします。 | |||
| 麦の芽 | 徳永直 | 30分以内 | |
一 善ニョムさんは、息子達夫婦が、肥料を馬の背につけて野良へ出ていってしまう間、尻骨の痛い寝床の中で、眼を瞑って我慢していた。 | |||
| 眼 | 徳永直 | 30分以内 | |
「ね、あんた、今のうち、尾久の家(親類)へでも、行っちゃったがいいと思うんだけど……」 女房のお初が、利平の枕許でしきりと、口説きたてる。 | |||
| 役者の顔 | 木村荘八 | 30分以内 | |
羽左衛門を失ったことを転機として――戦争を転機としてと云えば早いが、それではニベも無い――俳優の「顔」も変ったと思います。 | |||
| 薬前薬後 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
草花と果物 盂蘭盆の迎い火を焚くという七月十三日のゆう方に、わたしは突然に強い差込みに襲われて仆れた。 | |||
| 火に追われて | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
なんだか頭がまだほんとうに落ちつかないので、まとまったことは書けそうもない。 | |||
| 十番雑記 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
昭和十二年八月三十一日、火曜日。 | |||
| 島原の夢 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
『戯場訓蒙図彙』や『東都歳事記』や、さてはもろもろの浮世絵にみる江戸の歌舞伎の世界は、たといそれがいかばかり懐かしいものであっても、所詮は遠い昔の夢の夢であって、それに引かれ寄ろうとするにはあまりに縁が遠い。 | |||
| 久保田米斎君の思い出 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
久保田米斎君の事に就て何か話せということですが、本職の画の方の事は私にはわかりませんから、主として芝居の方の事だけ御話するようになりましょう。 | |||
| 温泉雑記 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 ことしの梅雨も明けて、温泉場繁昌の時節が来た。 | |||
| 思い出草 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 赤蜻蛉 私は麹町元園町一丁目に約三十年も住んでいる。 | |||
| 御堀端三題 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 柳のかげ 海に山に、凉風に浴した思い出も色々あるが、最も忘れ得ないのは少年時代の思い出である。 | |||
| 秋の修善寺 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 九月の末におくれ馳せの暑中休暇を得て、伊豆の修善寺温泉に浴し、養気館の新井方にとどまる。 | |||
| 鴎外博士の追憶 | 内田魯庵 | 30分以内 | |
若い蘇峰の『国民之友』が思想壇の檜舞台として今の『中央公論』や『改造』よりも重視された頃、春秋二李の特別附録は当時の大家の顔見世狂言として盛んに評判されたもんだ。 | |||
| 斎藤緑雨 | 内田魯庵 | 30分以内 | |
「僕は、本月本日を以て目出たく死去仕候」という死亡の自家広告を出したのは斎藤緑雨が一生のお別れの皮肉というよりも江戸ッ子作者の最後のシャレの吐きじまいをしたので、化政度戯作文学のラスト・スパークである。 | |||
| 二葉亭追録 | 内田魯庵 | 30分以内 | |
一 二葉亭が存命だったら 二葉亭が存命だったら今頃ドウしているだろう? という問題が或る時二葉亭を知る同士が寄合った席上の話題となった。 | |||
| 明治の文学の開拓者 | 内田魯庵 | 30分以内 | |
坪内君の功労は誰でも知ってる。 | |||
| 四十年前 | 内田魯庵 | 30分以内 | |
亜米利加の排日案通過が反動団体のヤッキ運動となって、その傍杖が帝国ホテルのダンス場の剣舞隊闖入となった。 | |||
| 火と氷のシャスタ山 | 小島烏水 | 30分以内 | |
山仲間から、アメリカで好きな山は何か、と聞かれると、一番先きに頭に浮ぶのは、シャスタ山である。 | |||
| 利尻山とその植物 | 牧野富太郎 | 30分以内 | |
余が北見の国利尻島の利尻山に登ったのは、三十六年の八月である、農学士川上滝弥君が、数年前に数十日の間この山に立籠って、採集せられた結果を『植物学雑誌』に発表せられたのを、読んでから、折があったら自分も一度はこの山に採集に出かけたいと思っていたが、何分にも好機会がないので、思いながら久しく目的を達することが出来なかった、然るに山岳会の会員中で高山植物の採集と培養に熱心な加藤泰秋子爵が、この山の採集を | |||
| 草紅葉 | 永井荷風 | 30分以内 | |
○ 東葛飾の草深いあたりに仮住いしてから、風のたよりに時折東京の事を耳にすることもあるようになった。 | |||
| 梅雨晴 | 永井荷風 | 30分以内 | |
森先生の渋江抽斎の伝を読んで、抽斎の一子優善なるものがその友と相謀って父の蔵書を持ち出し、酒色の資となす記事に及んだ時、わたしは自らわが過去を顧みて慚悔の念に堪えなかった。 | |||
| 寺じまの記 | 永井荷風 | 30分以内 | |
雷門といっても門はない。 | |||
| 放水路 | 永井荷風 | 30分以内 | |
隅田川の両岸は、千住から永代の橋畔に至るまで、今はいずこも散策の興を催すには適しなくなった。 | |||