ブンゴウサーチ

それからそれ書斎山岳文断片

宇野浩二

『それからそれ』は青空文庫で公開されている宇野浩二の短編作品。5,182文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
5,182文字
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書出

今年の三月上旬頃、井伏鱒二の『青ヶ島大概記』を読みながら(この小説は佳作である)、私は青ヶ島という言葉を何時かずっと前、何かで読んだことがあると思って、絶えずそれが気になった。

初出「山 第一卷第七號」梓書房、1934(昭和9)年7月1日
底本紀行とエッセーで読む 作家の山旅
表記
新字新仮名
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