寺田寅彦の全作品
青空文庫で公開されている寺田寅彦の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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石油ランプ | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
(この一篇を書いたのは八月の末であった。 | |||
戦争と気象学 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
ユーゴーは『哀史』の一節にウォータールーの戦いを叙してこう云っている。 | |||
千人針 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
去年の暮から春へかけて、欠食児童のための女学生募金や、メガフォン入りの男学生の出征兵士や軍馬のための募金が流行したが、これらはいつの間にか下火になった。 | |||
チューインガム | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
銀座を歩いていたら、派手な洋装をした若い女が二人、ハイヒールの足並を揃えて遊弋していた。 | |||
徒然草の鑑賞 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
『文学』の編輯者から『徒然草』についての「鑑賞と批評」に関して何か述べよという試問を受けた。 | |||
マーカス・ショーとレビュー式教育 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
アメリカのレビュー団マーカス・ショーが日本劇場で開演して満都の人気を収集しているようであった。 | |||
マルコポロから | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
マルコポロの名は二十年前に中学校の歴史で教わって以来の馴染ではあったが、その名高い「紀行」を自分で読んだのはつい近頃の事である。 | |||
流言蜚語 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
長い管の中へ、水素と酸素とを適当な割合に混合したものを入れておく、そうしてその管の一端に近いところで、小さな電気の火花を瓦斯の中で飛ばせる、するとその火花のところで始まった燃焼が、次へ次へと伝播して行く、伝播の速度が急激に増加し、遂にいわゆる爆発の波となって、驚くべき速度で進行して行く。 | |||
映画雑感(Ⅵ) | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
パーロの嫁取り北極探検家として有名なクヌート・ラスムッセンが自ら脚色監督したもので、グリーンランドにおけるエスキモーの生活の実写に重きをおいたものらしいので、そうした点で興味の深い映画である。 | |||
映画雑感(Ⅴ) | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
永遠の緑この英国製映画を同類の米国製レビュー映画と比べると一体の感じが随分ちがっている。 | |||
教育映画について | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
教育資料としての映画の価値の多大なことは誰でも認めてはいるようであるが、しかしこの問題については、少なくも我邦では、まだあまり十分に研究されていないか、ともかくも一般的興味の対象とはなっていないようである。 | |||
津田青楓君の画と南画の芸術的価値 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
私は永い前から科学と芸術、あるいはむしろ科学者と芸術家との素質や仕事や方法に相互共通な点の多い事に深い興味を感じている。 | |||
帝展を見ざるの記 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
夏休みが終って残暑の幾日かが続いた後、一日二日強い雨でも降って、そしてからりと晴れたような朝、清冽な空気が鼻腔から頭へ滲み入ると同時に「秋」の心像が一度に意識の地平線上に湧き上がる。 | |||
中村彝氏の追憶 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
自分が中村彝(つね)氏を訪問したのはあとにも先にもただ一度である。 | |||
二科会その他 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
安井氏の絵はだんだんに肩の凝りが解けて来たという気がする。 | |||
二科会展覧会雑感 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
同じ展覧会を見て歩くのでも、単に絵を見て味わい楽しもうという心持で見るのと、何かしら一つ批評でもしてみようという気で見るのとでは、見る時の頭の働き方が違うだけに、その頭に残る印象にもかなりの差があり得る訳である。 | |||
二科狂想行進曲 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
古い伝統の床板を踏み抜いて、落ち込んだやっぱり中古の伝統長屋。 | |||
二科展院展急行瞥見 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
九月三日は朝方荒い雨が降った、やがて止んだが重苦しい蒸暑さがじりじりと襲って来た。 | |||
山中常盤双紙 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
岩佐又兵衛作「山中常盤双紙」というものが展覧されているのを一見した。 | |||
ある日の経験 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
上野の近くに人を尋ねたついでに、帝国美術院の展覧会を見に行った。 | |||
PROFESSOR TAKEMATU OKADA | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
Prof. Takematu Okada was born on August 17, 1874, In Husa of Tiba Prefecture, a sunny and peaceful riverside town of the Great Ton※, within forty kilometres of the Pacific coast. When attending the Imperial University of Tokyo as a student of the... | |||
学問の自由 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
学問の研究は絶対自由でありたい。 | |||
雑感 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
子供の時代から現在までに自分等の受けた科学教育というものの全体を引くるめて追想してみた時に、そのうちの如何なるものが現在の自分等の中に最も多く生き残って最も強く活きて働いているかと考えてみると、それは教科書や講義のノートの内容そのものよりも、むしろそれを教わった先生方から鼓吹された「科学魂」といったようなものであるかと思われる。 | |||
歳時記新註 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
稲妻晴れた夜、地平線上の空が光るのをいう。 | |||
夏目先生の俳句と漢詩 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
夏目先生が未だ創作家としての先生自身を自覚しない前に、その先生の中の創作家は何処かの隙間を求めてその創作に対する情熱の発露を求めていたもののように思われる。 | |||
話の種 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
給仕人は電気今春米国モンタナの工科大学で卒業生のために祝宴を開いた時、ボーイの代りに電気を使って御馳走した。 | |||
歌の口調 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
歌の口調がいいとか悪いとかいう事の標準が普遍的に定め得られるものかどうか、これは六かしい問題である。 | |||
宇都野さんの歌 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
ある一人の歌人の歌を、つづけて二、三十も読んでいると、自然にその作者の顔が浮んで来る。 | |||
御返事(石原純君へ) | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
御手紙を難有う。 | |||
短歌の詩形 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
比較的新しい地質時代に日本とアジア大陸とは陸続きになっていて、象や犀(さい)の先祖が大陸からの徒歩旅行の果に、東端の日本の土地に到着し、現在の吾々の住まっているここらあたりをうろついていたということは地質学者の研究によって明らかになった事実である。 | |||
映画雑感(Ⅶ) | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
影なき男一種の探偵映画である。 |
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