5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 悠々荘 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
十月のある午後、僕等三人は話し合いながら、松の中の小みちを歩いていた。 | |||
| 遺言三種 | 森鴎外 | 5分以内 | |
遺言 壱 予ハ予ノ死後遺ス所ノ財産ヲ両半ニ平分シ左ノ弐条件ヲ附シテ壱半ヲ予ノ相続者予ノ長男森於菟ニ与ヘ壱半ヲ予ノ母森みねニ与フベシ 弐 予ノ祖母森きよノ生活費予ノ妻森しけガ生家荒木氏ニ復籍シ若クハ他家ニ再嫁スルニ至ルマデノ生活費予ノ弟潤三郎ガ他家ニ養ハレ若クハ自活ノ方法成立スルニ至ルマデノ生活費及教育費予ノ長女茉莉ガ他家ニ嫁スルニ至ルマデノ生活費及教育費並他家ニ嫁スル時ノ支度費ハ予ノ死後森於菟ガ | |||
| 若葉の雨 | 薄田泣菫 | 5分以内 | |
野も、山も、青葉若葉となりました。 | |||
| 運動会の風景 | 葉山嘉樹 | 5分以内 | |
上 あくまでも蒼く晴れ上つた空であり、渓谷には微風さへもない。 | |||
| 鵜飼 | 横光利一 | 5分以内 | |
どこかで計画しているだろうと思うようなこと、想像で計り知られるようなこと、実際これはこうなる、あれはああなると思うような何んでもない、簡単なことが渦巻き返して来ると、ルーレットの盤の停止点を見詰めるように、停るまでは動きが分らなくなるという魔力に人はかかってしまう。 | |||
| 醜婦を呵す | 泉鏡花 | 5分以内 | |
村夫子は謂ふ、美の女性に貴ぶべきは、其面の美なるにはあらずして、単に其意の美なるにありと。 | |||
| 五月雨 | 吉江喬松 | 5分以内 | |
五月雨が音を立てゝ降りそゝいでゐた。 | |||
| なまけ者と雨 | 若山牧水 | 5分以内 | |
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。 | |||
| 走ラヌ名馬 | 太宰治 | 5分以内 | |
何ヲ書コウトイウ、アテ無クシテ、イワバオ稲荷サンノ境内ニポカント立ッテイテ、面白クモナイ絵馬眺メナガラ、ドウシヨウカナア、ト心定マラズ、定マラヌママニ、フラフラ歩キ出シテ、腐リカケタル杉ノ大木、根株ニマツワリ、ヘバリツイテイル枯レタ蔦一スジヲ、ステッキデパリパリ剥ギトリ、ベツダン深キ意味ナク、ツギニハ、エイット大声、狐ノ石像ニ打ッテカカッテ、コレマタ、ベツダン高イ思念ノ故デナイ。 | |||
| 雨の夜 | 樋口一葉 | 5分以内 | |
庭の芭蕉のいと高やかに延びて、葉は垣根の上やがて五尺もこえつべし、今歳はいかなれば斯くいつまでも丈のひくきなど言ひてしを夏の末つかた極めて暑かりしに唯一日ふつか、三日とも数へずして驚くばかりに成ぬ、秋かぜ少しそよ/\とすれば端のかたより果敢なげに破れて風情次第に淋しくなるほど雨の夜の音なひこれこそは哀れなれ、こまかき雨ははら/\と音して草村がくれ鳴こほろぎのふしをも乱さず、風一しきり颯と降くるは彼 | |||
| 夫人探索 | 夢野久作 | 5分以内 | |
一 「百万円あったら、ああしよう……こうしよう」 と空想していた青年中村芳夫は、思いもかけぬ伯母の遺産を受け継いで一躍百万長者になった。 | |||
| ビルディング | 夢野久作 | 5分以内 | |
巨大な四角いビルディングである。 | |||
| 「享楽座」のぷろろぐ | 辻潤 | 5分以内 | |
ダダはスピノザを夢見て いつでも「鴨緑江節」を口吟んでいる だから 白蛇姫に恋して 宿場女郎を抱くのである 浅草の塔が火の柱になって その灰燼から生まれたのが 青臭い“La Variete d'Epicure”なのだ 万物流転の悲哀を背負って タンバリンとカスタネットを鳴らす 紅と白粉の子等よ! 君達の靴下の穴を気にするな※ ひたすら「パンタライ」の呪文を唱えて 若き男達の唇と股とを祝福せよ 怪 | |||
| 路傍の雑草 | 島崎藤村 | 5分以内 | |
学校の往還に――すべての物が白雪に掩はれて居る中で――日の映つた石垣の間などに春待顔な雑草を見つけることは、私の楽しみに成つて来た。 | |||
| 氷屋の旗 | 石川啄木 | 5分以内 | |
親しい人の顔が、時として、凝乎と見てゐる間に見る見る肖ても肖つかぬ顔――顔を組立ててゐる線と線とが離れ/\になつた様な、唯不釣合な醜い形に見えて来る事がある。 | |||
| ケーベル先生の告別 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
ケーベル先生は今日(八月十二日)日本を去るはずになっている。 | |||
| コンラッドの描きたる自然について | 夏目漱石 | 5分以内 | |
一月二十七日の読売新聞で日高未徹君は、余の国民記者に話した、コンラッドの小説は自然に重きをおき過ぎるの結果主客顛倒の傾があると云う所見を非難せられた。 | |||
| 荒雄川のほとり | 佐左木俊郎 | 5分以内 | |
私の郷里は(宮城県玉造郡一栗村上野目天王寺)――奥羽山脈と北上山脈との余波に追い狭められた谷間の村落である。 | |||
| 虫干し | 鷹野つぎ | 5分以内 | |
海の南風をうけている浜松の夏は、日盛りでもどこか磯風の通う涼しさがありましたが、夜は海の吐き出す熱気のために、却って蒸暑い時もあるのでした。 | |||
| 農民芸術概論 | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
序論 ……われらはいっしょにこれから何を論ずるか…… 農民芸術の興隆 ……何故われらの芸術がいま起らねばならないか…… 農民芸術の本質 ……何がわれらの芸術の心臓をなすものであるか…… 農民芸術の分野 ……どんな工合にそれが分類され得るか…… 農民芸術の諸主義 ……それらのなかにどんな主張が可能であるか…… 農民芸術の製作 ……いかに着手しいかに進んで行ったらいいか…… 農 | |||
| 夏秋表 | 立原道造 | 5分以内 | |
その一 私はふたつのさびしい虫のいのちと交感を持った。 | |||
| 風と裾 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
春の雷が鳴つてから俄に暖気を増し、さくら一盛り迎へ送りして、今や風光る清明の季に入らうとしてゐる。 | |||
| 愚なる(?!)母の散文詩 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
わたしは今、お化粧をせつせとして居ます。 | |||
| 縮緬のこころ | 岡本かの子 | 5分以内 | |
おめしちりめんといふ名で覚えてゐる――それでつくられてゐた明治三十年代、私の幼年時代のねんねこ。 | |||
| 秋雨の追憶 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
○ 十月初めの小雨の日茸狩りに行つた。 | |||
| 過古 | 梶井基次郎 | 5分以内 | |
母親がランプを消して出て来るのを、子供達は父親や祖母と共に、戸外で待っていた。 | |||
| 筧の話 | 梶井基次郎 | 5分以内 | |
私は散歩に出るのに二つの路を持っていた。 | |||
| 闇の書 | 梶井基次郎 | 5分以内 | |
一 私は村の街道を若い母と歩いていた。 | |||
| 自分のこと | 南部修太郎 | 5分以内 | |
明治二十五年の秋、仙臺で生れた。 | |||
| 駒のいななき | 橋本進吉 | 5分以内 | |
「兵馬の権」とか「弓馬の家」とかいう語もあるほど、遠い昔から軍事の要具とせられている勇ましい馬の鳴声は、「お馬ヒンヒン」という通り詞にあるとおり、昔からヒンヒンときまっていたように思われるが、ずっと古い時代に溯ると案外そうでなかったらしい。 | |||
| 戦争のファンタジイ | 吉行エイスケ | 5分以内 | |
1 すでに街娼のことについて屡々、僕はその実在についてのエピソードを書いた。 | |||
| 続芭蕉雑記 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
一 人 僕は芭蕉の漢語にも新しい命を吹き込んだと書いてゐる。 | |||
| LOS CAPRICHOS | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
笑は量的に分てば微笑哄笑の二種あり。 | |||
| じゅりあの・吉助 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
一 じゅりあの・吉助は、肥前国彼杵郡浦上村の産であった。 | |||
| 文学好きの家庭から | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
私の家は代々お奥坊主だったのですが、父も母もはなはだ特徴のない平凡な人間です。 | |||