5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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其日、其日の気持 | 岸田国士 | 5分以内 | |
最近二ヶ月ぶりで東京へ出た。 | |||
休刊的終刊 | 蘭郁二郎 | 5分以内 | |
「シュピオ」は本号で第四巻第三号を数えた。 | |||
『敗戦の倫理』編者のことば | 岸田国士 | 5分以内 | |
こゝに集めたいくつかの文章は、最近の諸雑誌を通じて私の眼にふれたもののなかから、これは是非青年諸君に熟読してもらひたいと思つた評論感想の類を選んで再録したものである。 | |||
飯田の町に寄す | 岸田国士 | 5分以内 | |
飯田美しき町山ちかく水にのぞみ空あかるく風にほやかなる町飯田静かなる町人みな言葉やわらかに物音ちまたにたゝず粛然として古城の如く丘にたつ町飯田ゆたかなる町財に貧富あれども身に貴賤ありとおぼへず一什一器かりそめになく老若男女、みなそれぞれの詩と哲学とをもつ町飯田ゆかしき町家々みな奥深きものをつゝみひとびと礼にあつく軒さび... | |||
「劇作」に告ぐ | 岸田国士 | 5分以内 | |
ずいぶん旧いことだが、「劇作」が創刊される頃はたしかに新劇の世界に一つの機運がもり上つてゐた。 | |||
森本薫君について | 岸田国士 | 5分以内 | |
森本薫君の作品を読むと非常に新しい美しさを感じるけれども、さてその森本君のほんたうの新しさといふものは何であるかよくわからないといふ批評があります。 | |||
選者の言葉 | 岸田国士 | 5分以内 | |
本年度の、すなはち、最初の「世界文学賞」を贈られるのが渡辺一夫氏の訳、ラブレエの「パンタグリュエル」(白水社刊行)ときまつた。 | |||
『日本人とは?』再刊にあたつて | 岸田国士 | 5分以内 | |
この書物は旧版の前がきにあるとほり、終戦直後、あわたゞしい空気のなかで、自分のうちにくすぶつてゐる感情を一応整理するつもりで書いたメモに類するものである。 | |||
十年の足跡 | 岸田国士 | 5分以内 | |
文学座の歴史はまだ十年であるが、かういふ性質の劇団で十年の一貫した歴史をもつことはまづ珍しい部類に属すると思ふ。 | |||
野上君の処女戯曲 | 岸田国士 | 5分以内 | |
「夢を喰ふ女」は野上彰君の最初の戯曲だといふことだが、私は作者自身に朗読してもらひ、第一幕ですでにその凡手でないことを感じ、ところどころ散漫な部分はあるにはあるが、ともかく、最後まで楽しんで聴くことができた。 | |||
文学座『夢を喰ふ女』を演出して | 岸田国士 | 5分以内 | |
野上彰君の「夢を喰ふ女」の戯曲としての新しさは、現代の生活風景の中から、家族としてもつとも崩壊しやすい条件を持つている人間群をとらえて、それを心理的、もしくは思想的角度からではなく、一種の感覚的角度で、それらの人物個々の生態を描いていることと、戯曲の定石としての構成を無視して、人物の絵模様のリズミカルな動きを、そのまま投げ出していることとの二つにあると思う。 | |||
横光君の文学 | 岸田国士 | 5分以内 | |
横光君は疑ひもなく天才的な作家である。 | |||
田口竹男君のこと | 岸田国士 | 5分以内 | |
第一次「劇作」同人として田口君に最初会つたのは随分以前のことであつたが、「翁家」とか「京都三条通り」とかいふ作品について私は直接君になんにも言つたことはないと思ふ。 | |||
『跫音』の序にかへて | 岸田国士 | 5分以内 | |
ラジオ・ドラマといふものはなかなかむつかしいものである。 | |||
辻久一著「夜の芸術」 | 岸田国士 | 5分以内 | |
演劇は黄昏に、映画は未明にある、という意味で、この書の題はわが意を得ている。 | |||
内村直也の戯曲 | 岸田国士 | 5分以内 | |
内村直也の劇作家としての出発は「秋水嶺」だと言つていい。 | |||
速水女塾に就ての雑談 | 岸田国士 | 5分以内 | |
去年の一月、久しぶりで文学座の公演をみていろいろ感慨にふけつた。 | |||
『物言う術』の序に代へて | 岸田国士 | 5分以内 | |
われわれが昔からその実体をもたぬわけではないのに、それがひとつの概念として規定されず、従つて、それを指し示す共通の言葉が生れなかつた、といふ例は、枚挙にいとまがない。 | |||
中村伸郎 | 岸田国士 | 5分以内 | |
近代俳優の特色が、いはゆる限られた役柄をもたぬところにあるとすれば、中村伸郎はまさに、さういふ俳優の一人である。 | |||
「娼婦マヤ」評 | 岸田国士 | 5分以内 | |
ギャンチヨンの戯曲「マヤ」は、もう、フランス劇壇の独占物ではなく、世界の舞台の演目のなかに数へられる傑作の一つとなつた。 | |||
選後に | 岸田国士 | 5分以内 | |
今度は読みごたへのある作品が多く、だいたい粒がそろつてゐて、たいへん張り合ひがあつた。 | |||
秘伝の名訳 | 岸田国士 | 5分以内 | |
外国作品の翻訳を思いたつのには、いろいろの名目と動機があり、また、その翻訳の態度にもさまざまな流儀と型がある。 | |||
棄権 | 岸田国士 | 5分以内 | |
今度の芥川賞の銓衡には、私は選者としての任務を果すことができなかつた。 | |||
一言(「道遠からん」について) | 岸田国士 | 5分以内 | |
わたくしは劇作といふ仕事を通じて、現代における、「喜劇」の存在理由をますます強く感じるやうになり、その精神の探究と、形式の確立のために、おぼつかない努力をしつづけて来た。 | |||
生活から学ぶ | 岸田国士 | 5分以内 | |
わたくしが子供の頃から身につけた習慣といえば、一般日本人なみの習慣以外になにもこれといつて取り立てて言うほどのことはない。 | |||
『えり子とともに』の序に代へて | 岸田国士 | 5分以内 | |
内村直也の名は、いまや天下の知るところで、私の序文はこの書物になにものも附け足すことにはならぬが、需められるまゝに、「えり子とともに」の作者について、私の観るところを少し語ることにしよう。 | |||
遺憾の弁 | 岸田国士 | 5分以内 | |
今期は該当作品なし、といふ決定をみた経過については、私から特に説明する必要はないと思ふ。 | |||
作者の言葉(「牛山ホテル」の後に) | 岸田国士 | 5分以内 | |
この作品について私はなんべんも解説めいたものを書いたが、自分で自分の作品に註釈をつける必要があるとは思はない。 | |||
戯曲復興の兆 | 岸田国士 | 5分以内 | |
戯曲界不振の声を聞くことすでに久しい。 | |||
「演劇」創刊に当たつて | 岸田国士 | 5分以内 | |
現代の演劇が純粋に健全に伸び育つためには、まづ、文学芸術の広い領域とのもつと緊密な接触を計り、それぞれの分野の活溌な協力を求めることが必要があるといふ見地に立つて、われわれは、一応、近い周囲に呼びかけ、「雲の会」といふ団体を結成した。 | |||
黙然として | 岸田国士 | 5分以内 | |
田中千禾夫君について何か書けといふ座(俳優座)からの註文である。 | |||
一つの挿話 | 岸田国士 | 5分以内 | |
亡くなつた林芙美子さんのことについて何か書けといふ注文である。 | |||
選後に | 岸田国士 | 5分以内 | |
毎回おなじ疑問をくり返すことになるが、この芥川賞の性格を、もつとはつきりさせなければ、選そのものも徒らにむつかしくなるし、賞の意味もそのために、稀薄になりはせぬかと思ふ。 | |||
『猿・鹿・熊』の序 | 岸田国士 | 5分以内 | |
この本の著者と私は一面識があるといふだけで、それほど深い交渉はないのだけれども、かねがね地方における篤学篤行の士であることは聞き及んでいた。 | |||
十五年 | 岸田国士 | 5分以内 | |
私たちが文学座をはじめてから、なるほどもう十五年たつわけであるが、それだけの成長をしたかどうか、このへんで厳しい自己批判を加えてもよさそうである。 | |||
老病について | 岸田国士 | 5分以内 | |
内科の医者である私の友人Aは先日面白い話をきかせてくれた。 | |||
珍重すべき国際感覚 | 岸田国士 | 5分以内 | |
今度の銓衡では、出席者のほとんど全部が、この「広場の孤独」を第一に推し、私もやゝ意を強くすることができた。 | |||
『演劇』あとがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
本書を編むにあたって、私は、「まえがき」に述べたような精神と内容を盛るために、特にその題目と執筆者の人選に意をくばった。 | |||
『現代短歌大系』のために | 岸田国士 | 5分以内 | |
時代や世相がどのやうに変つても、短歌といふ日本独特の詩の形式が、あらゆる分野の人々の生活の中で、つまり生活が生み出す自然な芸術のかたちとして、着実な根を張つてゐることをわれわれは考へてみなくてはならない。 | |||
「速水女塾」について | 岸田国士 | 5分以内 | |
「速水女塾」は昭和二十三年の作である。 | |||
選後に | 岸田国士 | 5分以内 | |
候補作品として私の手許に送り届けられた十篇のうち、特に一篇だけ傑出したといふものはなかつた。 | |||
新劇と娘今日子 | 岸田国士 | 5分以内 | |
劇団文学座に籍はおいてゐるが、新劇女優の卵にすぎない次女今日子のことをなにか書けといふ註文である。 | |||
昭和の劇文学の全貌 | 岸田国士 | 5分以内 | |
元来、戯曲は舞台で演ぜられるために書かれたものであるが、活字として読まれることも今日では考へなくてはならない。 | |||
岩田豊雄と私 | 岸田国士 | 5分以内 | |
一九二三年(大正十二年)九月一日、例の関東震災で東京の劇場はことごとく灰になつた。 | |||
近況 | 岸田国士 | 5分以内 | |
文学座三月公演のゴーリキーの「どん底」を演出することになり、信濃町のアトリエ近くに宿をとって、みっちりけいこをするつもりである。 | |||
返事 | 岸田国士 | 5分以内 | |
お手紙の趣旨は第一に、この苦難と不安に満ちた現実生活を、芝居の世界で、つまり、舞台の上で、どんな風に取扱つたらいいかといふこと、ですね。 | |||
加藤道夫の死 | 岸田国士 | 5分以内 | |
またひとり、作家が自殺した、といふ感じ方でこのニュウスを受けとつた人々がずいぶんたくさんあつたと思ふ。 | |||
純粋戯曲への道 | 岸田国士 | 5分以内 | |
矢代静一君の城館をみて、私は非常に新鮮なものと、極めてゆたかな才能の開花のようなものを認めた。 | |||
もうひと息 | 岸田国士 | 5分以内 | |
候補作品九篇のうち、私が最も推賞に値すると思つたのは、庄野潤三の「流木」と小島信夫の「吃音学院」であつた。 | |||
演出者として | 岸田国士 | 5分以内 | |
近代劇の古典といわれるゴーリキイの「どん底」を文学座がそのレパートリーのなかに入れたことは、そんなに驚くには当らない。 |