選後に――芥川賞(第二十五回)選後評――
岸田国士
『選後に』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。859文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 859文字 |
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書き出し書出 | 毎回おなじ疑問をくり返すことになるが、この芥川賞の性格を、もつとはつきりさせなければ、選そのものも徒らにむつかしくなるし、賞の意味もそのために、稀薄になりはせぬかと思ふ。 |
初出 | 「文芸春秋 第二十九巻第十三号」1951(昭和26)年10月1日 |
底本 | 岸田國士全集28 |
表記 | 新字旧仮名 |
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