宮本百合子の全作品
青空文庫で公開されている宮本百合子の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
651-700件 / 全1,182件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
---|---|---|---|
わたくしの大好きなアメリカの少女 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
私がアメリカに居りました時間は、ほんの短い一ヵ年と少し位の間でしたので、見聞といっても少のうございますの。 | |||
アメリカ文士気質 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私がアメリカにおりましたのは僅か一年半ばかしのことで、別にたいした感想もありません。 | |||
蚊遣り | 宮本百合子 | 5分以内 | |
丘をはさんで点綴するくさぶき屋の低い軒端から、森かげや小川の岸に小さく長閑に立っている百姓小舎のくすぶった破風から晴れた星空に立ちのぼってゆく蚊やりの煙はいかにも遠い昔の大和民族の生活を偲ばせるようで床しいものです。 | |||
私の事 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
生活の外側は、元の通り至って平穏無事である。 | |||
花袋・秋声の祝賀会に際して | 宮本百合子 | 5分以内 | |
御二方には未だ御目に掛った事もございませんが、お催しとしては結構で御座いましょう、只丁度五十歳前後の父を持って居ります自分には、何だか「もうお祝い?」というような心持が致します。 | |||
私の好きな小説・戯曲中の女 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
「戦争と平和」のナタアシャ。 | |||
今年改良したき事 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
日常生活の形式等は、出来る丈単純にしているので、今私の心に在るものは、改良したいというより、寧ろ進展したい心持でございます。 | |||
結婚相手の性行を知る最善の方法 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
第一、相手の性行を単時間に、而して何等かの先入的憧憬又は羞恥を持った人が、平生に観察し得るだけの素養と直覚とを持ているか如何か、ということが大きな根本的な問題と存じます。 | |||
二つの態度 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
心中の道行で、あっと云わせたい心持が、毎も毎も定った物許りで詰らない、一つ此でも遣って見よう、と云う場合と、其物語に共鳴し人生に非常に価値ある事件として、見る者を驚歎させようと思った場合とは、心の態度に於て、大きな差があると思います。 | |||
偶感一語 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
最近、昆虫学の泰斗として名声のあった某理学博士が、突然に逝去された報道は、自分に、暫くは呆然とする程の驚きと共に、深い深い二三の反省ともいうべきものを与えました。 | |||
思い出すこと | 宮本百合子 | 10分以内 | |
レーク・Gへ行く前友達と二人で買った洋傘をさし、銀鼠の透綾の着物を着、私はAと二人で、谷中から、日暮里、西尾町から、西ケ原の方まで歩き廻った。 | |||
印象 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
久し振りで女優劇を観る。 | |||
「小売商人の不正事実」について | 宮本百合子 | 5分以内 | |
所謂出入商人の、種々な間違いや「つけがけ」をふせぐために、出来るだけ現金払いにしているので、生憎、はっきりした数字的の事実はあげられません。 | |||
思い出すかずかず | 宮本百合子 | 30分以内 | |
十一月の中旬に、学友会の雑誌が出る。 | |||
深く静に各自の路を見出せ | 宮本百合子 | 30分以内 | |
静に考えて見ると、我々人類の生活に於ては、既に両性の差別と、その間に性的交渉の存する限り、種々な結婚生活の破綻や恋愛の難問題が起って来るのは、已むを得ない事実ではあるまいかと思う。 | |||
透き徹る秋 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
空を、はるばると見あげ、思う。 | |||
強い影響を与えた点で | 宮本百合子 | 5分以内 | |
今年は、九月の太陽に「我に叛く」を発表したぎりでございました。 | |||
行く可き処に行き着いたのです | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私はあのお話をきいた時、すぐに、到頭ゆくところまで行きついたかと思いました。 | |||
純粋な動機なら好い | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一、芸術批評を本気な仕事とせず、おっつけで、仕来りになったから「月評」と云うものの権威は薄くなったのではありませんか。 | |||
何がお好き? | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一、技神に入れる舞踊、真の芸術家によって描かれたる絵画二、深い理解と技倆ある楽手によって奏せられるシムホニイ三、好愛して読むのはジャンクリストフ、戦争と平和四、静に庭や他の自然を眺めること、読書、気の合った友達と身の入った話、興に入って創作をすることは無上〔一九二二年二月〕。 | |||
入学試験前後 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
さほど長くない学生生活の間で、特に印象ふかかったことと云って何があるだろう。 | |||
小鳥 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
午後から日がさし、積った白雪と、常磐木、鮮やかな南天の紅い実が美くしく見える。 | |||
芸術家と国語 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
日本語と云うものが、地球上、余り狭小な部分にのみ通用する国語であると云うことは、文筆に携る者にとって、功利的に考えれば、第一、損な立場であると思います。 | |||
その人らしい人が好き | 宮本百合子 | 5分以内 | |
美とか、醜とかいうことは一様には云われません。 | |||
死後の世界は有るか無いか | 宮本百合子 | 5分以内 | |
主観的にはなしと思う。 | |||
博覧会見物の印象 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
まだ第二会場を一遍通り抜けただけなのでよく分りません。 | |||
追想 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
去年のちょうど今頃、自分は、福島に在る祖母の家に行っていた。 | |||
ジムバリストを聴いて | 宮本百合子 | 5分以内 | |
ジムバリストの演奏をきき、深く心に印されたことは、つまり芸術は、どんな種類のものでも、真個のよさに至ると、全く同じような感動、絶対性を持っていると云うことです。 | |||
初めて蓄音器を聞いた時とすきなレコオド | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一、私が生れて始めて蓄音器と云うものを見聞いたのは、もう十四五年前、父が英国から土産に買って来たものでした。 | |||
女学生だけの天幕生活 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
アメリカの女の夏の生活といっても、私の接触した範囲が極めて狭いので申上げるほどのことはありませんが……しかし、あの如何にも夏の休みを楽むような、愉快な女学生の生活はほんとに羨ましいと思います。 | |||
手芸について | 宮本百合子 | 5分以内 | |
切角お尋ねを受けましたが、私は何も手芸を存じません。 | |||
外来の音楽家に感謝したい | 宮本百合子 | 5分以内 | |
ジムバリスト氏の来朝や、アンナ・パヴロワ、近くパーロー女史等の来られた為め、私共芸術を愛する者は、各自の程度なりに、どの位得る処があったかわかりません。 | |||
特に感想なし | 宮本百合子 | 5分以内 | |
特に、此処で述べなければならないような所感も持合わせません。 | |||
今年心を動かした事 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
今年一年、特に後半は、私にとって、内的に、深く種々の変動あり、感銘を受けた時でした。 | |||
われを省みる | 宮本百合子 | 30分以内 | |
『女性日本人』の編輯に従事して居られるY氏が見え、今度同誌で、各異る年代にある人々の、年齢感ともいうべきものを蒐集されるまま私は非常に興味あり、また有益なことだと思います。 | |||
大橋房子様へ | 宮本百合子 | 5分以内 | |
先日は脚本をわざわざまことに有難うございました。 | |||
日本髷か束髪か | 宮本百合子 | 5分以内 | |
1、日本髪も束髪も実際的な立場から批評したら、共に一長一短をもっていると思います。 | |||
気むずかしやの見物 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
伝統的な女形と云うものの型に嵌って終始している間、彼等は何と云う手に入った風で楽々と演こなしていることだろう。 | |||
子に愛人の出来た場合 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一口に片づけ切れない複雑な問題と思います。 | |||
有島さんの死について | 宮本百合子 | 5分以内 | |
有島さんの死は余りに私にとっては大きな事柄なので、この場合それに対して批判するというような気持になっていません。 | |||
弟子の心 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
私が若し自叙伝のようなものをいつか書くとすれば、種々な意味で忘られない十七八歳の時代に連関して、書き落すことの出来ない人が幾人かある。 | |||
有島氏の死を知って | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一、実に心を打れた驚き、同時に畏ろしい厳粛な心持。 | |||
私の覚え書 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
九月一日、私は福井県の良人の郷里にいた。 | |||
廃したい弊風と永続させたい美風 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一、人間があまり太平すぎて、独占的であり、自己中心であったことから生じた種々のこと、例ば贅沢を高貴と考え違えたような多くの事実を以後繰返したくないと思います。 | |||
小景 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
その街は、昼間歩いて見るとまるで別な処のように感じられた。 | |||
処女作より結婚まで | 宮本百合子 | 5分以内 | |
人並みの苦心をすることは決して苦心とはいえないでしょう。 | |||
断片的なもの | 宮本百合子 | 5分以内 | |
今年は、ひどく仕事ができませんでした。 | |||
すきな食べ物と嫌いな食べ物 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
一、蝦、鰒(ふぐ)類、うなぎ、肉類、新鮮な野菜(特に、うど、セレリー、チサ、若いなま胡瓜、よい玉葱)二、味のすっぱいものは食べられません。 | |||
自分自分の心と云うもの | 宮本百合子 | 5分以内 | |
どうか私共女性たちは、もっと自分自分の心というものに対して、敏感に、よい意味の神経質になりたいと思います。 | |||
静かな日曜 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
十三日。 |
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。