60分以内で読める宮本百合子の中編作品

青空文庫で公開されている宮本百合子の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1–50件 / 全74件

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作品名著者読了時間文字数人気書き出し
カール・マルクスとその夫人宮本百合子60分以内12,323

一 カールの持った「三人の聖者」  ドイツの南の小さい一つの湖から注ぎ出て、深い峡谷の間を流れ、やがて葡萄の美しく実る地方を通って、遠くオランダの海に河口を開いている大きい河がある。

一 カールの持った「三人の聖者」  ドイツの南の小さい一つの湖から注ぎ出て、深い峡谷の間を流れ、やがて葡萄の美しく実る地方を通って、遠くオランダの海に河口を開いている大きい河がある。

日記宮本百合子60分以内13,093

一月一日 木曜日  なかなか寒いと思ったらチラチラ雪がふって来た。

一月一日 木曜日  なかなか寒いと思ったらチラチラ雪がふって来た。

日記宮本百合子60分以内17,667

一九三〇年のソヴェート舞台芸術に於ける特徴 一、まわり舞台の一般的利用、 М・Х・А・Тの「復活」、全然日本のかえし。

一九三〇年のソヴェート舞台芸術に於ける特徴 一、まわり舞台の一般的利用、 М・Х・А・Тの「復活」、全然日本のかえし。

日記宮本百合子60分以内16,155

二月二十六日(水曜) 〔欄外に〕所謂二・二六事件。

二月二十六日(水曜) 〔欄外に〕所謂二・二六事件。

つぼみ宮本百合子60分以内22,460

処女の死と赤い提灯  まだ二十を二つ越したばかりの若い処女が死んだ、弱い体で長い間肺が悪かっただけその短い生涯も清いものだった。

処女の死と赤い提灯  まだ二十を二つ越したばかりの若い処女が死んだ、弱い体で長い間肺が悪かっただけその短い生涯も清いものだった。

お女郎蜘蛛宮本百合子60分以内13,053

若い娘の命をとる事もまっしろな張のある体をめちゃめちゃにする事でも平気なかおでやってのける力をもった刀でさえ錦の袋に入った大店の御娘子と云うなよやかな袋に包まれて末喜の様な心もその厚い地布のかげにはひそんで何十年の昔から死に変り生きかわりした美くしい男女の夢から生れた様なあでやかさばかりを輝かせて育った娘の名はお龍と云う。

若い娘の命をとる事もまっしろな張のある体をめちゃめちゃにする事でも平気なかおでやってのける力をもった刀でさえ錦の袋に入った大店の御娘子と云うなよやかな袋に包まれて末喜の様な心もその厚い地布のかげにはひそんで何十年の昔から死に変り生きかわりした美くしい男女の夢から生れた様なあでやかさばかりを輝かせて育った娘の名はお龍と云う。

伊太利亜の古陶宮本百合子60分以内15,712

一  晩餐が終り、程よい時が経つと当夜の主人である高畠子爵は、 「どれ――」 と云いながら客夫妻、夫人を見廻し徐ろに椅子をずらした。

一  晩餐が終り、程よい時が経つと当夜の主人である高畠子爵は、 「どれ――」 と云いながら客夫妻、夫人を見廻し徐ろに椅子をずらした。

氷蔵の二階宮本百合子60分以内18,705

氷蔵の二階 宮本百合子         一  表の往来には電車が通った。

氷蔵の二階 宮本百合子         一  表の往来には電車が通った。

牡丹宮本百合子60分以内12,984

人間の哀れさが、漠然とした感慨となって石川の胸に浮ぶようになった。

人間の哀れさが、漠然とした感慨となって石川の胸に浮ぶようになった。

街宮本百合子60分以内18,980

一  一九一七年に、世界は一つの新しい伝説を得た。

一  一九一七年に、世界は一つの新しい伝説を得た。

帆宮本百合子60分以内12,291

一  藍子のところへ尾世川が来て月謝の前借りをして行った。

一  藍子のところへ尾世川が来て月謝の前借りをして行った。

ピムキン、でかした!宮本百合子60分以内18,127

一  ピムキンはパルチザンだった。

一  ピムキンはパルチザンだった。

一九三二年の春宮本百合子60分以内22,225

一  三月二十九日の朝、私は塩尻駅前の古風な宿屋で目をさました。

一  三月二十九日の朝、私は塩尻駅前の古風な宿屋で目をさました。

小祝の一家宮本百合子60分以内15,437

一  二月の夜、部屋に火の気というものがない。

一  二月の夜、部屋に火の気というものがない。

道づれ宮本百合子60分以内20,886

一  山がたに三という字を染め出した紺ののれんが細長い三和土の両端に下っていて、こっちから入った客は、あっちから余り人通りのない往来へ抜けられるようになっている。

一  山がたに三という字を染め出した紺ののれんが細長い三和土の両端に下っていて、こっちから入った客は、あっちから余り人通りのない往来へ抜けられるようになっている。

猫車宮本百合子60分以内17,548

紺唐草の木綿布団をかけた炬燵のなかへ、裾の方三分の一ばかりをさし入れて敷いた床の上に中気の庄平が眠っていた。

紺唐草の木綿布団をかけた炬燵のなかへ、裾の方三分の一ばかりをさし入れて敷いた床の上に中気の庄平が眠っていた。

その年宮本百合子60分以内14,199

一  雨天体操場の前へ引き出された台の上から痩せぎすな連隊長の訓辞が終り、隊列が解けはじめると、四辺のざわめきと一緒にお茂登もほっと気のゆるんだ面持で、小学生が体操のとき使う低い腰かけから立ち上った。

一  雨天体操場の前へ引き出された台の上から痩せぎすな連隊長の訓辞が終り、隊列が解けはじめると、四辺のざわめきと一緒にお茂登もほっと気のゆるんだ面持で、小学生が体操のとき使う低い腰かけから立ち上った。

杉垣宮本百合子60分以内15,287

一  電気時計が三十分ちかくもおくれていたのを知らなかったものだから、二人が省線の駅で降りた時分は、とうにバスがなくなっていた。

一  電気時計が三十分ちかくもおくれていたのを知らなかったものだから、二人が省線の駅で降りた時分は、とうにバスがなくなっていた。

広場宮本百合子60分以内15,957

一  大階段を降り切った右手のちょっと凹んだようなところで預けてあった書附をかえして貰うと、更に六つ七つの段々からウラル大理石を張った広間へぬけ、大きい重いガラス扉を体で押して外へ出た。

一  大階段を降り切った右手のちょっと凹んだようなところで預けてあった書附をかえして貰うと、更に六つ七つの段々からウラル大理石を張った広間へぬけ、大きい重いガラス扉を体で押して外へ出た。

三月の第四日曜宮本百合子60分以内21,129

一  コト。

一  コト。

夜の若葉宮本百合子60分以内12,273

一  桃子の座席から二列ばかり先が、ちょうどその二階座席へ通じる入り口の階段になっていた。

一  桃子の座席から二列ばかり先が、ちょうどその二階座席へ通じる入り口の階段になっていた。

朝の風宮本百合子60分以内15,769

そのあたりには、明治時代から赤煉瓦の高塀がとりまわされていて、独特な東京の町の一隅の空気をかたちづくっていた。

そのあたりには、明治時代から赤煉瓦の高塀がとりまわされていて、独特な東京の町の一隅の空気をかたちづくっていた。

今朝の雪宮本百合子60分以内12,147

太陽が照り出すと、あたりに陽気な雪解けの音が響きはじめた。

太陽が照り出すと、あたりに陽気な雪解けの音が響きはじめた。

火のついた踵宮本百合子60分以内17,270

火のついた踵 宮本百合子     人  物   奥平振一郎  統計学者(三十歳)     みさ子  振一郎の妻(十八歳)   橋詰 英一  みさ子の従兄(二十四歳)   谷  三郎  英一、みさ子の友人(同)   吉沢 朝子(登場せず)みさ子の友達(十九歳)      女中 きよ     場  所   東京。

火のついた踵 宮本百合子     人  物   奥平振一郎  統計学者(三十歳)     みさ子  振一郎の妻(十八歳)   橋詰 英一  みさ子の従兄(二十四歳)   谷  三郎  英一、みさ子の友人(同)   吉沢 朝子(登場せず)みさ子の友達(十九歳)      女中 きよ     場  所   東京。

一つの芽生宮本百合子60分以内14,916

一つの芽生 宮本百合子           この一篇を我が亡弟に捧ぐ         一  もう四五日経つと、父のおともをして私も珍らしく札幌へ行くことになっていたので、九月が末になると、家中の者が寄り集って夕飯後を、賑(にぎ)やかに喋り合うのが毎晩のおきまりになっていた。

一つの芽生 宮本百合子           この一篇を我が亡弟に捧ぐ         一  もう四五日経つと、父のおともをして私も珍らしく札幌へ行くことになっていたので、九月が末になると、家中の者が寄り集って夕飯後を、賑(にぎ)やかに喋り合うのが毎晩のおきまりになっていた。

風に乗って来るコロポックル宮本百合子60分以内19,994

風に乗って来るコロポックル 宮本百合子         一  彼の名は、イレンカトム、という。

風に乗って来るコロポックル 宮本百合子         一  彼の名は、イレンカトム、という。

モスクワ印象記宮本百合子60分以内21,119

トゥウェルスカヤの大通を左へ入る。

トゥウェルスカヤの大通を左へ入る。

子供・子供・子供のモスクワ宮本百合子60分以内16,842

さあ、ちょっと机のごたごたを片よせて、 (――コップは窓枠の前へでものせといてください。)  モスクワ地図をひろげよう。

さあ、ちょっと机のごたごたを片よせて、 (――コップは窓枠の前へでものせといてください。)  モスクワ地図をひろげよう。

ソヴェト・ロシアの素顔宮本百合子60分以内18,150

これは自分が喋って速記をとったものです。

これは自分が喋って速記をとったものです。

新しきシベリアを横切る宮本百合子60分以内12,468

十月二十五日。

十月二十五日。

「インガ」宮本百合子60分以内14,676

一  インガ・リーゼルは三十歳である。

一  インガ・リーゼルは三十歳である。

五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍宮本百合子60分以内15,158

一九三〇年の夏のことだ。

一九三〇年の夏のことだ。

プロレタリア婦人作家と文化活動の問題宮本百合子60分以内18,194

前書  女人芸術の編輯部から一つのたのみをうけた。

前書  女人芸術の編輯部から一つのたのみをうけた。

ヒューマニズムへの道宮本百合子60分以内12,370

加賀耿二氏の「希望館」という小説が三月号の『中央公論』に載っている。

加賀耿二氏の「希望館」という小説が三月号の『中央公論』に載っている。

今日の文学の鳥瞰図宮本百合子60分以内12,335

本年の建国祭を期して文化勲章というものが制定された。

本年の建国祭を期して文化勲章というものが制定された。

山本有三氏の境地宮本百合子60分以内16,214

今日、山本有三氏の読者というものは、随分ひろい社会の各層に存在していることであろうと思う。

今日、山本有三氏の読者というものは、随分ひろい社会の各層に存在していることであろうと思う。

鴎外・芥川・菊池の歴史小説宮本百合子60分以内12,390

森鴎外の「歴史もの」は、大正元年十月の中央公論に「興津彌五右衛門の遺書」が載せられたのが第一作であった。

森鴎外の「歴史もの」は、大正元年十月の中央公論に「興津彌五右衛門の遺書」が載せられたのが第一作であった。

一連の非プロレタリア的作品宮本百合子60分以内15,195

十月下旬行われた作家同盟主催の文学講習会のある夜、席上でたまたま「亀のチャーリー」が討論の中心となった。

十月下旬行われた作家同盟主催の文学講習会のある夜、席上でたまたま「亀のチャーリー」が討論の中心となった。

前進のために宮本百合子60分以内12,166

このたび、常任中央委員会によって発表された日和見主義との闘争に関する決議は、プロレタリア文学運動が今日到達したレーニン的立場に立っての分析の周密さ、きわめて率直な自己批判の態度などにおいて、非常にすぐれたものである。

このたび、常任中央委員会によって発表された日和見主義との闘争に関する決議は、プロレタリア文学運動が今日到達したレーニン的立場に立っての分析の周密さ、きわめて率直な自己批判の態度などにおいて、非常にすぐれたものである。

マクシム・ゴーリキイの人及び芸術宮本百合子60分以内15,174

現代は、一つの深刻で巨大な時期である。

現代は、一つの深刻で巨大な時期である。

一九三四年度におけるブルジョア文学の動向宮本百合子60分以内16,772

一九三四年のブルジョア文学の上に現れたさまざまの意味ふかい動揺、不安定な模索およびある推量について理解するために、私たちはまず、去年の終りからひきつづいてその背景となったいわゆる文芸復興の翹望に目を向けなければなるまいと思う。

一九三四年のブルジョア文学の上に現れたさまざまの意味ふかい動揺、不安定な模索およびある推量について理解するために、私たちはまず、去年の終りからひきつづいてその背景となったいわゆる文芸復興の翹望に目を向けなければなるまいと思う。

マクシム・ゴーリキイの発展の特質宮本百合子60分以内16,764

一九三六年六月十八日。

一九三六年六月十八日。

婦人の創造力宮本百合子60分以内15,679

題は「婦人の創造力」という、何となし難かしそうな題目ですけれども、話の内容はそうぎごちないものでなく、昔から女の人で小説を書いた人があります、そういう人の文学が日本の社会の歴史の中でどんな風に扱われて来たか、また婦人はどんな風に小説を書いて来たか、今日私どもはどんな小説を書きたいと思っているか、或は将来女の人がどんな小説を書けるような世の中になって行くだろうかという風なことを、お話してみたいと存じ

題は「婦人の創造力」という、何となし難かしそうな題目ですけれども、話の内容はそうぎごちないものでなく、昔から女の人で小説を書いた人があります、そういう人の文学が日本の社会の歴史の中でどんな風に扱われて来たか、また婦人はどんな風に小説を書いて来たか、今日私どもはどんな小説を書きたいと思っているか、或は将来女の人がどんな小説を書けるような世の中になって行くだろうかという風なことを、お話してみたいと存じ

作家の経験宮本百合子60分以内12,847

今日、私たちの精神には、人間性の復活と芸術再興の欲求がつよくおこっている。

今日、私たちの精神には、人間性の復活と芸術再興の欲求がつよくおこっている。

政治と作家の現実宮本百合子60分以内18,737

一  深大な犠牲をはらって西欧におけるファシズムを粉砕したソヴェト同盟では、平和が克復するとすぐ、物質と精神の全面に精力的な再建がはじまった模様である。

一  深大な犠牲をはらって西欧におけるファシズムを粉砕したソヴェト同盟では、平和が克復するとすぐ、物質と精神の全面に精力的な再建がはじまった模様である。

女性の歴史宮本百合子60分以内21,818

私たちが様々の美しい浮き彫の彫刻を見るとき、浮き彫はどういう形でわたしたちに見られているだろうか。

私たちが様々の美しい浮き彫の彫刻を見るとき、浮き彫はどういう形でわたしたちに見られているだろうか。

平和運動と文学者宮本百合子60分以内15,008

私は体を悪くして、去年の夏から、いろいろな講演をお断りしてまいりました。

私は体を悪くして、去年の夏から、いろいろな講演をお断りしてまいりました。

討論に即しての感想宮本百合子60分以内14,936

私自身体が悪かったり病人があったりで、大会の準備に出席できませんでした。

私自身体が悪かったり病人があったりで、大会の準備に出席できませんでした。

その柵は必要か宮本百合子60分以内14,828

こんにち、「勤労者文学」の問題が、とくべつの関心のもとにとりあげられるということは、全体として民主主義文学運動が、一つの新しい発展の段階にふみだして来ていることを語ると思う。

こんにち、「勤労者文学」の問題が、とくべつの関心のもとにとりあげられるということは、全体として民主主義文学運動が、一つの新しい発展の段階にふみだして来ていることを語ると思う。

文学と生活宮本百合子60分以内17,533

この講座でわたしの受けもちは「文学と生活」である。

この講座でわたしの受けもちは「文学と生活」である。