岸田国士の全作品
青空文庫で公開されている岸田国士の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている岸田国士の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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「歳月」前記 | 岸田国士 | 5分以内 | |
しばらく戯曲の創作から遠ざかつてゐると、近頃はまた戯曲が書いてみたくなつた。 | |||
「新日本文学全集第三集・岸田國士集」あとがき | 岸田国士 | 10分以内 | |
私は最初戯曲家として出発し、今でもその方が専門のつもりでゐるが、戯曲を書きつづけるためには、なにかしらもつと刺激がいるといふ気がする。 | |||
「現代風俗」はしがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
風俗といふ言葉をごく広い意味にとつて、私はこの書物に「現代風俗」といふ題をつけた。 | |||
「生活と文化」序 | 岸田国士 | 5分以内 | |
「文化」といふ言葉に、私は少し食傷しはじめた。 | |||
「風俗時評」あとがき | 岸田国士 | 10分以内 | |
旧作のなかからいくつかの戯曲を選んで一冊に纏めたわけだが、特に発行所の希望をも容れて、比較的長いものの大部分が収まることになつた。 | |||
「演劇美の本質」はしがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
演劇に関する評論、感想の類をあつめて書物にするのはこれで三度目である。 | |||
「速水女塾」あとがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
私はこゝでこの作品の解説をするつもりはない。 | |||
「序文」まへがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
この四篇を特に撰んでくれたのは、私の若い友人内村直也君であるが、戦後ほかから出版された戯曲集と重複しないやうにといふ配慮のほかに、私の全作品を通じて、それぞれ異つた傾向を示すものを一つづゝ拾ひ出すつもりだつたやうである。 | |||
「道遠からん」あとがき | 岸田国士 | 10分以内 | |
この集におさめた戯曲三篇は、いづれもわたくしの最近の作品で、「速水女塾」以後のものである。 | |||
「現代演劇論・増補版」あとがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
ふたゝび私のために開かれた演劇の門は、やはり私にとつてなつかしいふるさとである。 | |||
「古い玩具」あとがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
『古い玩具』は、一九二三年、パリの旅舎で書いた私の最初の戯曲である。 | |||
偶感一束 | 岸田国士 | 5分以内 | |
賑やかな春の芝居も一向に心を惹かない。 | |||
「温室の前」の人物について | 岸田国士 | 5分以内 | |
私はこれまで「ある俳優」にあてはめて脚本を書いたことはない。 | |||
隣の花 | 岸田国士 | 5分以内 | |
「隣の花」といふ標題は、あんまり説明的で、ことによると、内容は読まなくつてもわかるといふ人があるかも知れません。 | |||
甘い話 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は小供の時分、どんな菓子が好物だつたか、今思ひ出さうとしても思ひ出せないが、生れてから十年近くを過した四ツ谷塩町附近に、松風堂といふ菓子屋のあつたことを覚えてゐるのは不思議である。 | |||
先づ脱却すべきは | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕の作品に於ける八重子を語れば、非常にいゝ場合と、それ程でない場合があるが、しかし、現在の職業俳優の中では、兎も角も一番「若い女性」になつてゐる。 | |||
「白い蛇、赤い蛇」 | 岸田国士 | 5分以内 | |
舟橋聖一氏長篇小説「白い蛇、赤い蛇」は新聞の連載小説として書かれたものだが、なるほどこれなら、大概の読者を満足させることに成功したであらう。 | |||
移転記録 | 岸田国士 | 5分以内 | |
父の代に大久保百人町に越して来てから、私が、最近、西荻窪に自分の家を建てるまで、凡そ二十七八年間、私自身は殆ど年に一回平均居所を変へてゐる。 | |||
昭和十年度劇界への指針 | 岸田国士 | 5分以内 | |
拝復別に新しい意見でもありませんが、小生の持論を要約します。 | |||
岡田君のこと | 岸田国士 | 5分以内 | |
巴里で岡田君と別れてから、もう十二三年になる。 | |||
文学オリンピツク | 岸田国士 | 5分以内 | |
オリンピツク大会が今度東京で行はれるについて、その一部門たる文学オリンピツクをどうするかといふ問題が当局の間で評議に上つてゐるといふ話を聞いた。 | |||
ラヂオ文学の収穫――「なだれ」 | 岸田国士 | 5分以内 | |
真船豊氏のラヂオ・ドラマ集を一読して感じたことは、いはゆる「ラヂオ・ドラマ」の形式としての目立つた新工夫がない代り、飽くまでも戯曲の定石を踏んで、しかもラヂオ的な効果をねらつた独得の計算が行はれてゐるといふことである。 | |||
新協劇団を観る | 岸田国士 | 5分以内 | |
有楽座の「千万人と雖(いへど)も我行かん」は上演を期待してゐたもので、今度新劇協同公演といふ興味のある企画の下に、この久板栄次郎君の力作がとりあげられたことは当然であると思ふ。 | |||
北軽井沢にて | 岸田国士 | 5分以内 | |
一年の大部分を山で暮してゐる私は、季節の足音に耳をすます習慣がいつの間にかできました。 | |||
帆船の絵について | 岸田国士 | 5分以内 | |
もう十年も前のこと、私が友人A君に、ふとした話の序に、佐伯祐三の絵が好きだといふと、その友人は、それからしばらくたつて、これはどうだといつて、小さな風景のスケッチをもつて来てくれた。 | |||
沢氏の二人娘 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
沢一寿悦子その長女愛子その次女奥井らく家政婦桃枝その子神谷則武輸入商田所理吉船員、悦子等の亡兄の友人東京――昭和年代[#改ページ]某カトリツク療養院の事務長、元副領事、沢一寿(五十五歳)の住居。 | |||
かへらじと | 岸田国士 | 60分以内 | |
時昭和十四年初夏より同年の晩秋にかけて処関東地方の小さな町人志岐行二十五ふく二十行一の妹きぬ四十五行一の母大坪参弐二十四大五六十参弐の父飯田虎松四十二町長代理角崎九蔵三十八在郷軍人分会長北野守男四十五国民学校々長上島通二十五農事試験場技手結城正敏四十二予備陸軍少佐小菅三郎二十五郵便局員柏原茂二十九青... | |||
雅俗貧困譜 | 岸田国士 | 60分以内 | |
人物押川進三十妻なる子二十四持山六郎三十二妻なぞえ二十五陽々軒女将三十五摺沢六十紙屋二十五印刷屋十八製本屋四十五彦十六場所東京の裏街の二階家。 | |||
けむり(ラヂオ物語) | 岸田国士 | 30分以内 | |
さて、みなさん。 | |||
歳月 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
浜野計蔵の家の応接間。 | |||
五月晴れ | 岸田国士 | 60分以内 | |
[#ページの左右中央]大庭悠吉三十同空子二十三女中かな二十児玉的外五十六同初男十新聞配達二十[#改ページ]五月末の日曜日昼近く東京郊外のどんづまり大庭悠吉の住居――新しい文化住宅舞台正面は座敷の縁、二階から突き出た露台。 | |||
職業(教訓劇) | 岸田国士 | 60分以内 | |
ある新劇団の稽古場。 | |||
空の悪魔(ラヂオ・ドラマ) | 岸田国士 | 60分以内 | |
[#ページの左右中央]酒井欽蔵(四十八)妻いく(四十五)娘加代(二十四)息子鉄蔵(十八)娘美代(十六)店員庄市(三十)其他[#改ページ]解説東京山の手の裏通りに、さゝやかな店を構へてゐる時計商、酒井欽蔵の一家、物語の中心はこの一家であります。 | |||
秘密の代償 | 岸田国士 | 60分以内 | |
人物生田是則四十九妻数子四十六息子是守二十五小間使てる二十七月の半ば過ぎである。 | |||
風俗時評 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
医院医師どうも不思議だねえ。 | |||
富士はおまけ(ラヂオ・ドラマ) | 岸田国士 | 30分以内 | |
富士を遠景に、霞のなかに浮ぶ峠の古風な掛茶屋。 | |||
浅間山 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
浅間山の麓萱の密生した広漠たる原野の中に、白樺、落葉松などの疎林が点在し、土地を区劃するための道路が、焼石の地肌をみせて縦横に延びてゐる。 | |||
あの星はいつ現はれるか | 岸田国士 | 30分以内 | |
葉絵子は父の書斎に呼ばれました。 | |||
医術の進歩 | 岸田国士 | 60分以内 | |
榊卯一郎新案炊事手袋製造業同とま子その妻今田末子親戚の女津幡直医師乙竹外雄外交員きぬ女中三木小僧松原延蔵医師[#改ページ]榊卯一郎の住宅兼工場。 | |||
運を主義にまかす男 | 岸田国士 | 60分以内 | |
底野(又はカマボコ)飛田(又はトンビ)こよ以前の下宿の娘口髭を生やした行商人癈兵と称する押売鶯を飼ふ老人宇部家の小間使[#改ページ]底野、飛田の両人が共同で借りてゐる郊外の小住宅。 | |||
音の世界 | 岸田国士 | 30分以内 | |
女男甲男乙其の他[#改ページ]舞台は、連絡なき三つの場所を同時に示し得るやう、その空間を利用して、それぞれ独立した装置を施す。 | |||
顔 | 岸田国士 | 60分以内 | |
男女菅沼るい京野精土屋園子ある海浜の寂れたホテル四月のはじめ。 | |||
かんしやく玉 | 岸田国士 | 30分以内 | |
彼女隣の女多田彼小森阿部[#改ページ]アパアトとは名ばかりの、粗末な貸室。 | |||
クロニック・モノロゲ | 岸田国士 | 30分以内 | |
海岸の小さな貸別荘。 | |||
喧嘩上手 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
人物(画面に現はれる順)春日珠枝更子の弟子天城更子映画女優老婢よし武部日の出新報記者横川更子のパトロン嬉野弁護士三堂微々漫画家加治わたる同右中根六遍同右新聞記者A同B同C運転手監督高見「トオケウトオキイ」支配人社員女優A男優B女優C女優D家庭倶楽部記者客A┐... | |||
序文 | 岸田国士 | 30分以内 | |
マルセル・プルウスト四十六アンリ・モルビエ三十四ジャック・グランジュ五十二看護婦二十五下男四十巴里――プルウストの病室[#改ページ]プルウストは、寝台の上に半身を起し、看護婦に脈を取らせてゐる。 | |||
世帯休業 | 岸田国士 | 60分以内 | |
人物夫渋谷八十妻詩人鳥羽妻の母君い女かも子夫の友人茶木八百や[#改ページ]第一場舞台は、すべて戸締りをした家の内部。 | |||
モノロオグ | 岸田国士 | 30分以内 | |
花茣蓙を敷きつめた八畳の日本間、寝台、鏡戸棚、テーブル、椅子等、すべて安物の西洋家具。 | |||
カライ博士の臨終 | 岸田国士 | 60分以内 | |
人物加来典重冬菜四紋ネラ子雅重冬菜の母早見博士煙(主治医)細木助教授大里教授浦(玉石堂主人)津丸(雑誌記者)看護婦[#改ページ]ある大学の哲学教授、加来典重は、カントの研究家としてその名を知られ、近年は、ハイデッゲルなどの名をもその講義の間にしばしばはさみはするが、学生の一人がサルトルについて質問を行つたところ、それは自分の専... | |||
椎茸と雄弁 | 岸田国士 | 60分以内 | |
舞台は全体を通じ黒無地の幕を背景とし、人物の動きを規定する最小限の小道具を暗示的に配置する。 |