甘い話
岸田国士
『甘い話』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。1,503文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 1,503文字 |
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書き出し書出 | 僕は小供の時分、どんな菓子が好物だつたか、今思ひ出さうとしても思ひ出せないが、生れてから十年近くを過した四ツ谷塩町附近に、松風堂といふ菓子屋のあつたことを覚えてゐるのは不思議である。 |
初出 | 「スヰート 第五巻第三号」1930(昭和5)年7月10日 |
底本 | 岸田國士全集28 |
表記 | 新字旧仮名 |
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