ラヂオ文学の収穫――「なだれ」
岸田国士
『ラヂオ文学の収穫――「なだれ」』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。559文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 559文字 |
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書き出し書出 | 真船豊氏のラヂオ・ドラマ集を一読して感じたことは、いはゆる「ラヂオ・ドラマ」の形式としての目立つた新工夫がない代り、飽くまでも戯曲の定石を踏んで、しかもラヂオ的な効果をねらつた独得の計算が行はれてゐるといふことである。 |
初出 | 「東京日日新聞」1938(昭和13)年4月27日 |
底本 | 岸田國士全集28 |
表記 | 新字旧仮名 |
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