30分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
3,251-3,300件 / 全4,258件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 『地球盗難』の作者の言葉 | 海野十三 | 30分以内 | |
本書は、僕がこれまでに作った科学小説らしいものを殆んど全部集めたものだ。 | |||
| 心霊研究会の怪 | 海野十三 | 30分以内 | |
その頃の研究 昭和五年から十年頃まで、わが國で、心靈研究がかなり盛んだつたことがある。 | |||
| 国際学術会議への旅 | 仁科芳雄 | 30分以内 | |
私は昨年9月14日から16日まで,デンマークの首都コペンハーゲンで開かれた國際學術會議に,日本學術會議を代表して出席することになり,9月9日の朝2時すぎにパンアメリカンの飛行機で羽田を發った.そして翌朝未明に沖繩の那霸空港につき,1時間ばかりですぐ飛び立ち,香港に向った.途中は好い天氣であったが,香港に着いて聞くと,同地は昨日時速100マイルの颱風があったということで,まだ荒れ氣味である. 香港 | |||
| 日本再建と科学 | 仁科芳雄 | 30分以内 | |
1.緒言 現在の我が國は,虚脱状態にあると謂はれる.全くその通りである.これは敗戰國の常として怪しむに足りない.殊にあれだけの無茶な戰爭をした後としては急に立ち直ることを注文する方が無理であらう.然し終戰後既に半年を過ぎても荒漠たる燒野原は依然としてその儘であり,燒け殘つた工場の煙突からはいつ迄經つても殆んど煙は擧らない.そして次から次へと勞働爭議が起り,賃金と物價とが競爭して昂騰して行つた結 | |||
| 調査機関 | 中井正一 | 30分以内 | |
1 西洋の近代文明の特徴の一つは、科学的・実証的精神である。 | |||
| 人造物語 | 海野十三 | 30分以内 | |
人造人間――1931年型である。 | |||
| 知識と政治との遊離 | 中井正一 | 30分以内 | |
現在往々にして、知識層が政治に期待を失って、その行動の方向を失わんとしつつあると伝えられている。 | |||
| 地方文化運動報告 | 中井正一 | 30分以内 | |
終戦の混乱から広島県の東部地方がその身辺を整理しはじめたのは昨年の九月中旬頃からであった。 | |||
| 新疆所感 | 日野強 | 30分以内 | |
予が嘉峪関をこえて新疆を横断し、カラコルム山脈を超越しおわりしまでに費したる日数、約三百日、その間親しく天山山脈に沿う高原を視察し、タリム河に瀕する平野を踏査して、耳聞目睹したる結果は、五十八万方マイルの大宝庫、古来蛮雲のとざす所となりて、空しく草莱(そうらい)に委し、二百万の生霊、なお瘴烟(しょうえん)の裡に包まれて、いたずらに混沌として睡眠するの憐むべき情態にあると同時に、新疆の運命すこぶる悲 | |||
| 弓道中祖伝 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
1 「宿をお求めではござらぬかな、もし宿をお求めなら、よい宿をお世話いたしましょう」 こう云って声をかけたのは、六十歳ぐらいの老人で、眼の鋭い唇の薄い、頬のこけた顔を持っていた。 | |||
| 戯作者 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
初対面 「あの、お客様でございますよ」 女房のお菊が知らせて来た。 | |||
| 正雪の遺書 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
1 丸橋忠弥召捕りのために、時の町奉行石谷左近将監が与力同心三百人を率いて彼の邸へ向かったのは、慶安四年七月二十二日の丑刻を過ぎた頃であった。 | |||
| 山男の四月 | 宮沢賢治 | 30分以内 | |
山男は、金いろの眼を皿のようにし、せなかをかがめて、にしね山のひのき林のなかを、兎をねらってあるいていました。 | |||
| 国文学の発生(第一稿) | 折口信夫 | 30分以内 | |
一 日本文學が、出發點からして既に、今ある儘の本質と目的とを持つて居たと考へるのは、單純な空想である。 | |||
| 鴉片を喫む美少年 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
1 (水戸の武士早川弥五郎が、清国上海へ漂流し、十数年間上海に居り、故郷の友人吉田惣蔵へ、数回長い消息をした。その消息を現代文に書きかえ、敷衍し潤色したものがこの作である。――作者附記) 友よ、今日は「鴉片を喫む美少年」の事について消息しよう。 | |||
| 郷介法師 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
1 初夏の夜は静かに明け放れた。 | |||
| 善悪両面鼠小僧 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
乃信姫に見とれた鼠小僧 「曲者!」という女性の声。 | |||
| 岷山の隠士 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
1 「いや彼は隴西の産だ」 「いや彼は蜀の産だ」 「とんでもないことで、巴西の産だよ」 「冗談を云うな山東の産を」 「李広[#「李広」は底本では「季広」]の後裔だということだね」 「涼武昭王※の末だよ」 ――青蓮居士謫仙人、李太白の素性なるものは、はっきり解っていないらしい。 | |||
| 村井長庵記名の傘 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
娘を売った血の出る金 今年の初雷の鳴った後をザーッと落して来た夕立の雨、袖を濡らして帰って来たのは村井長庵と義弟十兵衛、十兵衛の眼は泣き濡れている。 | |||
| 山の秋 | 高村光太郎 | 30分以内 | |
山の秋は旧盆のころからはじまる。 | |||
| 枕上浮雲 | 河上肇 | 30分以内 | |
暖くなりしためか、静養の結果か、営養の補給十分なりしためか、痩せゐることは変りなきも、この数日総体に体力のやや恢復せるを覚ゆ。 | |||
| 馬鈴薯からトマト迄 | 石川三四郎 | 30分以内 | |
自然ほど良い教育者はない。 | |||
| 「壇」の解体 | 中井正一 | 30分以内 | |
文壇、画壇、楽壇、歌壇、俳壇、乃至学壇、評壇等々、それはそれぞれ犯すべからざる神聖なるにわである。 | |||
| レンズとフィルム | 中井正一 | 30分以内 | |
1 引金を引くような心持ちで指でふれる時、フィルムはすでに回転している。 | |||
| 脱出と回帰 | 中井正一 | 30分以内 | |
一つの神話 日本の伝説の中で、光の美しさを描いているものでは、何といっても、手力男の命が、あの巌壁を開く時、さしはじめる光の、あの強烈な感じの右に出るものはあるまい。 | |||
| リズムの構造 | 中井正一 | 30分以内 | |
1 『レ・ミゼラブル』の中に次のような一節がある。 | |||
| 現代美学の危機と映画理論 | 中井正一 | 30分以内 | |
1 個人主義文化が、封建主義文化を引きはなすために、戦った歴史の跡は決して容易なものではなかった。 | |||
| 日本国見在書目録に就いて | 狩野直喜 | 30分以内 | |
古典の研究で尤大切なものは、或時代に編纂された書籍目録である。 | |||
| 放浪者 | 岸田国士 | 30分以内 | |
二十年ぶりでヨーロッパから帰つて来た旧友のFは、相も変らず話好きで、訪ねて来るたびに、なにかしら突拍子もない話題をひつさげて来る。 | |||
| 記憶のいたづら | 岸田国士 | 30分以内 | |
一 妻の順子が急に、 「どうも、怪しいわ。こんなに痛いはずないんですもの」 と、顔をしかめながら言ふのをきいて、鈴村博志は、今更のやうにギクリとした。 | |||
| 菜の花は赤い | 岸田国士 | 30分以内 | |
一 かうと思つたらどうしてもそのことをやり遂げないと承知できない人物がゐる。 | |||
| 山形屋の青春 | 岸田国士 | 30分以内 | |
一 山形屋の若主人宇部東吉は東京へ商品の買ひ出しに出たきり、もう二週間も帰つて来ない。 | |||
| 足利時代を論ず | 原勝郎 | 30分以内 | |
足利時代が多くの歴史家からして極めて冷淡な待遇を受け、單に王室の式微なりし時代、將た倫常壞頽の時代とのみ目せられて、甚無造作に片付けられて居つたのは、由來久いことである。 | |||
| 初雪 | ギ・ド・モーパッサン | 30分以内 | |
長いクロワゼットの散歩路が、あおあおとした海に沿うて、ゆるやかな弧を描いている。 | |||
| 映画と民族性 | 伊丹万作 | 30分以内 | |
すでにある芸術を政治が利用して有効に役立てるということはいくらも例のあることであるが、政治の必要から新たにある種の芸術を生み出し、しかも短期間にそれを完成するというようなことはほとんど不可能なことで、いまだかつてそのようなことが芸術の歴史に記されたためしはない。 | |||
| 思い | 伊丹万作 | 30分以内 | |
寝台の上で、何を思いわずろうてみてもしようがないが、このたびの改革案が発表されたときは、やはり強くなぐられたような気がした。 | |||
| 雑文的雑文 | 伊丹万作 | 30分以内 | |
映画のことなら何でもよいから見計いで書けという命令であるが、私は天性頭脳朦朧、言語不明瞭、文章曖昧、挙動不審の人物であるからたちまちはたとばかりに当惑してしまう。 | |||
| 政治に関する随想 | 伊丹万作 | 30分以内 | |
私は生れてからこのかた、まだ一度も国民として選挙権を行使したことがない。 | |||
| 吾妻鏡の性質及其史料としての価値 | 原勝郎 | 30分以内 | |
吾妻鏡が鎌倉時代史の貴重なる史料なることは苟も史學に志ある者の知悉する所たり、若し未同書に接せざる人あらば史學會雜誌第一號に掲げたる星野博士の同書解題をよみて後同書を一讀せられよ、其記事の比較的正確にして且社會諸般の事項に亘り、豐富なる材料を供給すること多く他に類をみざるところなり。 | |||
| 芸術の人間学的考察 | 中井正一 | 30分以内 | |
1 ハイデッガーが存在に問いを発するにあたって、人間に優先性をあたえたのは、人間がすでに存在の会得をもち、彼のありかた existentia によって、それが何であるか essentia を把握することができるゆえである。 | |||
| 劇場と作者 | 岸田国士 | 30分以内 | |
一代の人気女優、ド・リュジイ嬢は、給料の問題で、作者にも金を払はなければならないと云ふことを聞いて、「何だつて。一体作者なんて云ふものを、なしにするわけには行かないかね」と、やつつけた。 | |||
| 築地小劇場の旗挙 | 岸田国士 | 30分以内 | |
日本にはじめて純芸術的劇場が建てられ、その当事者が、何よりもまづ未来に目的を置いて、根本的な演劇革新運動を起したといふことは、実に愉快である。 | |||
| 仏蘭西役者の裏表 | 岸田国士 | 30分以内 | |
日本でこそ、その昔は河原乞食とまで蔑まれ、大正の代にあつてすら、未だに芸人扱ひを受けてゐるわが俳優も、仏蘭西などでは、今も昔も、さぞ、威張つたものであらうと、かう思ふ人もあらうが、どうしてどうして、ルイ十四世大王の寵遇を一身に集めてゐた一代の果報者、モリエールさへ、一公爵が、その頭を抱いて撫でまわすに任せ、遂に釦の角で顔を擦りむいたほどである。 | |||
| 文学か戯曲か | 岸田国士 | 30分以内 | |
人道主義者ロマン・ロオランはまた民衆劇運動の唱道者である。 | |||
| 素面の管 | 岸田国士 | 30分以内 | |
文学を愉しむ文学者の少いことは一体わが国の誇りですか。 | |||
| 対話させる術 | 岸田国士 | 30分以内 | |
その国の一時代の文学が、外国文学の影響を受けたことに於て、明治以後の日本文学ぐらゐ著しい例はあるまい。 | |||
| 戯曲以前のもの | 岸田国士 | 30分以内 | |
現今戯曲として通用してゐる作品のうちには、若しもその主題を取つて小説としたならば、定めし読むに堪へないであらうやうな安価な作品が多い。 | |||
| 劇作家としてのルナアル | 岸田国士 | 30分以内 | |
劇作家ルナアルは、ミュッセと共に、僕に戯曲を書く希望と興味と霊感とを与へてくれた。 | |||
| 新劇運動の一考察 | 岸田国士 | 30分以内 | |
僕は嘗て、今日われわれが「新劇運動」と称へるべきものは、明かに所謂近代劇運動なるものと区別して考へなければならないことを述べた。 | |||
| 俳優教育について | 岸田国士 | 30分以内 | |
あらゆる芸術の分野に於て、誰かが、自分こそは独自の道を歩いてゐる――何人からも、教へられるところはない――模倣は生来自分の性に合はない――と広言したならば、その人間はたしかに、自分の世界をせばめてゐる。 | |||
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