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60分以内で読める青空文庫の中編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
本所両国芥川竜之介
60分以内
大溝僕は本所界隈のことをスケッチしろという社命を受け、同じ社のO君と一しょに久振りに本所へ出かけて行った。
青空文庫ものがたり野口英司
60分以内
プロローグ二〇〇五年一月一日、青空文庫のトップページに新しいロゴが掲げられた。
西の京の思ひ出和辻哲郎
60分以内
老人の思ひ出話など、今の若い人にはあまり興味はあるまいと思はれるが、老人にとつては、思ひ出に耽ることは楽しいのである。
討たせてやらぬ敵討長谷川伸
60分以内
◇寛永十六年四月十六日の早朝。
測量船三好達治
60分以内
春の岬春の岬旅のをはりの鴎どり浮きつつ遠くなりにけるかも[#改ページ]乳母車母よ――淡くかなしきもののふるなり紫陽花いろのもののふるなりはてしなき並樹のかげをそうそうと風のふくなり時はたそがれ母よ私の乳母車を押せ泣きぬれる夕陽にむかつて※々(りんりん)と私の乳母車を押せ赤い総ある天鵞絨の帽子をつめたき額にかむらせよ旅いそぐ鳥の列に...
測量船拾遺三好達治
60分以内
玻璃盤の胎児生れないのに死んでしまつた玻璃盤の胎児は酒精のとばりの中に昼もなほ昏々と睡る昼もなほ昏々と睡るやるせない胎児の睡眠は酒精の銀の夢にどんよりと曇る亜剌比亜数字の3だ生れないのに死んでしまつた胎児よお前の瞑想は今日もなほ玻璃を破らず青白い花の形に咲いてゐる[#改ページ]祖母祖母は蛍をかきあつめて桃の実のやうに合せた掌の中から...
合縁奇縁佐々木邦
60分以内
第一回の失敗「瑞竜、お前は養子に行く気はないか?相手にもよりけりだろうが、随明寺なら申分あるまい?」と兄貴がニコ/\して切り出した。
ある温泉の由来佐々木邦
60分以内
長い伝統東引佐村と西引佐村は引佐川を境にして、東と西から相寄り添っている。
女婿佐々木邦
60分以内
嚔清之介君の結婚式は二ヵ月かゝったというので未だに一つ話になっている。
鳴雪句集内藤鳴雪
60分以内
緒言此の集を出すに方つて、子規居士と余との関係を思ひ出さずに居られぬ。
銭形平次捕物控野村胡堂
60分以内
江戸開府以來の捕物の名人と言はれた錢形の平次が、幽靈から手紙を貰つたといふ不思議な事件は、子分のガラツ八こと、八五郎の思ひも寄らぬ縮尻から始まりました。
一点鐘三好達治
60分以内
いく年かものにまぎれて筐底にひそみゐし舊詩二章、その心あわただしくその詞もとより拙きのみか、遠き日の情懷ははた囘顧するにものうけれども、この集の著者がなほけふの日の境涯をいささかまた歌ひえたるに肖たるを覺ゆ、すてがたければとどめて序にかへんとす――一點鐘二點鐘靜かだつた靜かな夜だつた時折りにはかに風が吹いたその風はそのまま遠くへ吹きすぎた一二瞬の後いつそう靜かになつたさうして夜が更けたそん...
五階の窓平林初之輔
60分以内
6その晩の九時半ごろのことである。
ある幸福パウル・トーマス・マン
60分以内
静かに!ある魂の中をのぞいて見ようと思うのだ。
神の剣パウル・トーマス・マン
60分以内
ミュンヘンは輝いていた。
幸福への意志パウル・トーマス・マン
60分以内
老ホフマンはその金を、南アメリカの耕地の持主として、儲けたのであった。
なぐり合いパウル・トーマス・マン
60分以内
ジョニイ・ビショップがおれに、ヤッペとド・エスコバアルとがなぐり合いをするから、見物に行こうじゃないかといった時、おれは大いに心をうごかした。
ルイスヒェンパウル・トーマス・マン
60分以内
世の中には、いかに文学的修練を経た空想といえども、その成立に想到し得ぬような夫婦関係が、ずいぶんあるものである。
釜沢行木暮理太郎
60分以内
都門の春はもう余程深くなった。
秋の鬼怒沼 木暮理太郎
60分以内
日光の紅葉大正九年十月十日。
黒部川を遡る 木暮理太郎
60分以内
はしがき我国の一大峡流である黒部川の全貌が完全に世に紹介されるに至ったのは、誰が何と言っても、これは立山後立山両山脈の山々と其(その)抱擁する谷々とに限りなき興味を有し、就中立山連峰と黒部峡谷とを礼讃して措かざる冠君の数年に亘(わた)りて惓むことを知らない努力の結果であることは、動かす可からざる事実であり、又よく人の知っている通りである。
にはかへんろ記久保田万太郎
60分以内
まづ船に旅の幸えし五月かな杖五〇円笠三三〇円べんたう行李五五円荷物行李(おひずる)三〇〇円首掛袋八〇円鈴二五〇円数珠二五〇円札箱五〇円お札二〇円納経帖一〇〇円脚絆一五〇円...
夕顔の門吉川英治
60分以内
十九の海騒『はてな。
剣の四君子吉川英治
60分以内
母のすがたを見ると、甚助の眼はひとりでに熱くなった。
日本名婦伝吉川英治
60分以内
木も草も枯れ果てて、河内の野は、霜の白さばかりが目に沁(し)みる。
鍋島甲斐守吉川英治
60分以内
問う者が、(世の中に何がいちばん多いか)と訊いたところ、答える者が、(それは人間でしょう)と、云った。
夏虫行燈吉川英治
60分以内
風入れ異変迅い雲脚である。
死んだ千鳥吉川英治
60分以内
藪椿(やぶつばき)裏藪の中に分け入って佇(たたず)むと、まだ、チチッとしか啼けない鶯(うぐいす)の子が、自分の袂(たもと)の中からでも飛んだように、すぐ側から逃げて行く。
魚紋吉川英治
60分以内
お部屋様くずれ今夜も又、この顔合せでは、例によって、夜明かしとなること間違い無しである。
濞かみ浪人吉川英治
60分以内
親の垢(あか)几帳面な藩邸の中に、たった一人、ひどく目障りな男が、この頃、御用部屋にまごまごしている。
江戸の火術野村胡堂
60分以内
二人の昼鳶「あッ、泥棒ッ」井上半十郎正景は、押っ取刀で飛出しました。
黄金を浴びる女野村胡堂
60分以内
奉行に代って「お駒さん、相変らず綺麗だぜ」「あら、権次さん、お前さんは相変らず口が悪いよ」「口の悪いのは通り者だが、お駒さんの綺麗なのと違って罪は作らねえ」「何を言うのさ、いきなり悪口を言ったり、好い児になったり」二人は顔を合せさえすれば、斯(こ)んな調子で物を言う間柄だったのです。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグそれは四回目の奇談クラブの席上でした。
天保の飛行術野村胡堂
60分以内
前書き――百年前の飛行機百年前、日本には既に空飛ぶ機械が発明されて居たのでした。
新奇談クラブ野村胡堂
60分以内
巨万の懸賞付で奇談の競技「久し振りで此の会を開きました。
百唇の譜野村胡堂
60分以内
千代之助の悲しい望二人は葉蔭の濡れ縁に腰をおろして、夕陽の傾くのを忘れて話し込んで居りました。
芳年写生帖野村胡堂
60分以内
絵師の誇り霖雨と硝煙のうちに、上野の森は暮急ぐ風情でした。
裸身の女仙野村胡堂
60分以内
綱渡りの源吉が不思議な使い「姐御」「シッ、そんな乱暴な口を利いてはいけない」「成程、今じゃ三千石取のお旗本のお部屋様だっけ、昔の積りじゃ罰が当らア」芸人風の若い男は、ツイと庭木戸を押し開けて植込の闇の中へ中腰に潜り込みました。
礫心中野村胡堂
60分以内
橋の袂に美女の裸身しはんほになすはかはすなにほんはし「吝嗇漢に茄子は買は(わ)すな日本橋――か、ハッハッハッハ、こいつは面白い、逆さに読んでも同じだ、落首もこれ位になると点に入るよ」「穿(うが)ってるぜ、畜生め、まったく御改革の今日びじゃ、五十五貫の初鰹どころか、一口一分の初茄子せえ、江戸ッ子の口にゃ入えらねえ、何んのことはねえ、八百八町、吝嗇漢のお揃いとけつからア、オロシヤの珍毛唐が風の便りに聞いて笑って居るとよ、ヘッヘッヘッヘッ」場所もあろうに、...
十字架観音野村胡堂
60分以内
「あら松根様の若様」「――――」恐ろしい魅力のある声を浴せられて、黙って振り返ったのは、年の頃二十三四、色の浅黒い、少し沈鬱な感じですが、何となく深味のある男でした。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ奇談クラブの席上、その晩の話し手天野久左衛門は、こんな調子で始めました。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ「この物語の不思議さは、常人の想像を絶しますが、決して出たらめな作り話ではありません。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ小説家大磯虎之助は、奇談クラブのその夜の話し手として、静かに壇上に起ちました。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ奇談クラブその夜の話し手は、彫刻家の和久井献作でした。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ話し手の望月辛吉は、有名なジレッタントで、レコードの蒐集家の一人として知られた男でした。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ「皆さんのお話には、譬喩と諷刺が紛々として匂う癖に、どなたも口を揃えて、――私の話には譬喩も諷刺も無いと仰しゃる――それは一応賢いお言葉のようではありますが、甚だ卑怯なように思われてなりません。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ「痴人夢を説くという言葉がありますが、人生に夢が無かったら、我々の生活は何と果敢なく侘しく、荒まじきものでしょう。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ「さて皆様、私はここで、嘘のような話を聴いて頂きたいのであります。
奇談クラブ〔戦後版〕野村胡堂
60分以内
プロローグ吉井明子夫人を会長とする奇談クラブの席上で、話の選手に指名された近江愛之助は、斯(こ)んな調子で語り始めるのでした。
新奇談クラブ野村胡堂
60分以内
蔵園宗三郎の話「途方もない話をすると思う人があるかも知れませんが、これは総て私の経験した事実で、寸毫のおまけも無い、癪にさわるほど露骨な物語であります」第二話を引き受けた若い富豪蔵園宗三郎は、その秀麗な面を挙げて、少し極り悪そうに斯う話し始めました。
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