5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 僕は精神が好きだ | 大杉栄 | 5分以内 | |
僕は精神が好きだ。 | |||
| 雪の日 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
伯林カイザー街の古い大アパートに棲んで居た冬のことです。 | |||
| 鴎外先生 | 永井荷風 | 5分以内 | |
凡てのいまはしい物の形をあからさまに照す日の光が、次第に薄らいで、色と響と匂のみ浮立つ黄昏の來るのを待つて、先生は「社會」と云ふ窮屈な室を出で、「科學」と云ふ鐵の門を後にして、決して躓いた事のない極めて規則正しい、寛濶な歩調で、獨り靜に藝術の庭を散歩する。 | |||
| 絶望を与へたる者 | 横光利一 | 5分以内 | |
文学論と云ふものがある。 | |||
| 若鮎について | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
あゆの小さなものは、どうかするとうまくないというひともあるが、わたしは一概にそうは思わない。 | |||
| 私から | 柳田国男 | 5分以内 | |
私から特に諸君に願つて置きたいのは、世話人も皆忙しい片手間だから、出来る限り手数を掛けぬやうに、協力して載きたいことである。 | |||
| ラムネ・他四編 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
ラムネ ラムネといふもの、不思議になつかしく愉快なものだ。 | |||
| ねこ | 北村兼子 | 5分以内 | |
新秋の氣もちいゝ風が簾を透して吹く、それが呼吸氣管に吸ひ込まれて、酸素が血になり、動脈が調子よく搏つ………その氣が味はへない。 | |||
| 売薬ファン | 古川緑波 | 5分以内 | |
先に言つて置く。 | |||
| 赤い壺 | 種田山頭火 | 5分以内 | |
『あきらめ』ということほど言い易くして行い難いことはない。 | |||
| 夏目漱石論 | 森鴎外 | 5分以内 | |
一、今日の地位に至れる径路 政略と云うようなものがあるかどうだか知らない。 | |||
| 愛 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
その人にまた逢うまでは、とても重苦しくて気骨の折れる人、もう滅多には逢うまいと思います。 | |||
| 庶民の食物 | 小泉信三 | 5分以内 | |
魚をじかに火で炙るということは、ほかの国ではしないことなのか。 | |||
| 「悪魔の足跡」 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
ゼサップ氏の本に引用されている「悪魔の足跡」というのは、非常に不思議な現象である。 | |||
| 「鶴」と百間先生 | 室生犀星 | 5分以内 | |
このごろ私の随筆集が出たので出版元から是非内田百間さんに批評風な紹介を書いて貰ひたいと頼むと、内田さんは以前室生さんがあまり褒めて呉れたので、改めて褒め返すことが変だといふ理由で控へられたさうである。 | |||
| わかりきった話 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
探偵小説が一時より衰えたことは争われない。 | |||
| 餅 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
餅を焼き乍ら夫はくくと笑った――何を笑って居らっしゃるの」台所で雑煮の汁をつくっていた妻は訊ねた。 | |||
| 春の夕暮 | 中原中也 | 5分以内 | |
塗板がセンベイ食べて 春の日の夕暮は静かです アンダースロウされた灰が蒼ざめて 春の日の夕暮は穏かです あゝ、案山子はなきか――あるまい 馬嘶くか――嘶きもしまい たゞたゞ青色の月の光のノメランとするまゝに 従順なのは春の日の夕暮か ポトホトと臘涙に野の中の伽藍は赤く 荷馬車の車、油を失ひ 私が歴史的現在に物を言へば 嘲る嘲る空と山とが 瓦が一枚はぐれました 春の日の夕暮はこれから無言なが | |||
| 江戸推理川柳抄 | 海野十三 | 5分以内 | |
推理川柳とは、私が仮りにつけた名称であって、推理を含んだ川柳という意味である。 | |||
| クリスマス | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
クリスマスとは何ぞや 我が隣の子の羨ましきに そが高き窓をのぞきたり。 | |||
| ものは考えよう | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
また夏がやって来て、新聞面には、時々水泳競技の話が出る。 | |||
| 檸檬忌 | 三好達治 | 5分以内 | |
友よ 友よ 四年も君に會はずにゐる…… さうしてやつと 君がこの世を去つたのだとこの頃私は納得した もはや私は 悲しみもなく 愕きもなく(それが少しもの足りない) 君の手紙を讀みかへす ――昔のレコードをかけてみる | |||
| 音について | 太宰治 | 5分以内 | |
文字を読みながら、そこに表現されてある音響が、いつまでも耳にこびりついて、離れないことがあるだらう。 | |||
| 晩夏 | 木下夕爾 | 5分以内 | |
停車場のプラットホームに 南瓜の蔓が匍いのぼる 閉された花の扉のすきまから てんとう虫が外を見ている 軽便車が来た 誰も乗らない 誰も下りない 柵のそばの黍の葉つぱに 若い切符きりがちよつと鋏を入れる | |||
| 夜の喜び | 小川未明 | 5分以内 | |
私は、夜を讃美し、夜を怖れる。 | |||
| 仙人 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
この「仙人」は琵琶湖に近いO町の裁判官を勤めてゐた。 | |||
| 首里城 | 世礼国男 | 5分以内 | |
清ら若水にみそぎ美々しく袖ひきつらね 首里天加那志美御機拝むと人々は 開暁鐘とつれて石畳九重の城に登つたで(あ)らう 歌と蛇及皮線に城内の夜は明けはなれ 御祝ごと続く御代の福らしや 都大路にあけず羽美衣も晴れやかに飛び交ひ 御冠船踊の華々しさよ 浮上とて見ゆる凪の伊平屋嶽の如くに 玉黄金若人たちは 娘たちの前に踊り栄えたであらう 花の昔よ走川のごとに (流)れゆく年波を漕ぎ戻すよすがもなく 唐破風 | |||
| 夏 | 中原中也 | 5分以内 | |
私が貧乏で、旅行としいへば殆んど夏にしかしないからかも知れない、………夏と聞くと旅愁が湧いて来て、却々「夏は四季のうち、自然の最も旺んなる時なり」どころではない、なんだか哀れにも懐しいといつた風で、扨この夏はどうしようかなと思ふと、忽ちに嘗て旅した何処かの、暑い暑い風景が浮んで来て、おもへば遠く来つるかなと、そいつた気持に胸はふくらむで来るのである。 | |||
| 緒方氏を殺した者 | 太宰治 | 5分以内 | |
緒方氏の臨終は決して平和なものではなかったと聞いている。 | |||
| 自信の無さ | 太宰治 | 5分以内 | |
本紙(朝日新聞)の文芸時評で、長与先生が、私の下手な作品を例に挙げて、現代新人の通性を指摘して居られました。 | |||
| 夏は青い空に…… | 中原中也 | 5分以内 | |
夏は青い空に、白い雲を浮ばせ、 わが嘆きをうたふ。 | |||
| 花 | 窪田空穂 | 5分以内 | |
何んな花でもながく見ていれば好きになって来るものだという人がある。 | |||
| サーベル礼讃 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
小生が、今度の変事で最も感心したことは何と言っても軍人の威力である。 | |||
| 探偵小説と犯罪事件 | 海野十三 | 5分以内 | |
探偵小説と犯罪事件との関連性についてはいつの世にも論じられるものであるが、最近の世相はまた事新しくこのトピックを取上げる機会を孕んでいるようだ。 | |||
| 支那の画 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
松樹図 雲林を見たのは唯一つである。 | |||
| 雉子のはなし | 小泉八雲 | 5分以内 | |
昔、尾州遠山の里に若い農夫とその妻が住んでいた。 | |||
| 弔辞(徳田秋声) | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
君は古稀を過ぐる長き人間生活に於て、また半世紀に達する長き文壇生活に於て、敢て奇を弄せず環境に身を委ねて生存を持続されたり。 | |||
| 唐招提寺木彫如来形像 | 高村光太郎 | 5分以内 | |
唐招提寺には鑑眞和上に隨從して來た諸律僧の中の優れた彫刻家が、唐風の樣式をそのまま作り出した佛像が多いので、一種別樣の作風が見られて興味がある。 | |||
| 晶子さんの煙草正月 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
わたくしは直接には奥様とお呼びしてかげでは晶子さんと呼び慣はした。 | |||
| 神 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
God を逆さにすれば Dog だ。 | |||
| ムーア灯 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
一個の電灯の長さ数十尺より二百尺に達すると聞いては誰しも驚かぬ人はあるまい。 | |||
| 城の石垣 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
同じことを、東京では世界一、地方では日本一と誇る。 | |||
| 五月の朝の花 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
ものものしい桜が散った。 | |||
| 岩魚 | 蔵原伸二郎 | 5分以内 | |
岩魚 ――宋青磁浮紋双魚鉢―― 五月のあかるい昼さがり あまりに生の時間が重いので 私はひとり青磁の鉢を見ている 空いろの底に 二匹の岩魚が見えたりかくれたり すぎる風に水がゆれると 岩魚の背もかすかに紅いろに光る また 水底をよぎる遠い宋時代の雲 ながい時間のかげりをひいて 愁いの淵に岩魚は ねむり 時に目を醒まして はねると いつのまにか蒼天をおよいでいる 鮭 白い皿の上の 鮭の切身 | |||
| ここが楢山 | 小津安二郎 | 5分以内 | |
母は明治八年生れ。 | |||
| 不老長寿の秘訣 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
美味談も考えてみるとなかなか容易ではない。 | |||
| 字の書き方 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
山崎光子夫人が新書道を提唱されて、漢字廃止の問題の前に、誰にでも三月習えば相当な字が書けるようになるという書道を主張しておられるのは一寸卓見である。 | |||
| 女教員の縊死 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
女教員の縊死と題して大阪朝日に記されてゐた事柄は、大阪市内の某校の女教師が母と一緒に暮してゐてそのうち養子を迎へたがどうしても仲よくすることが出来ずに争ひがたえなかったが[#「たえなかったが」はママ]或日も午後の七時頃から買物に出かけて十時頃かへつたがあまり外出の時間が長いと小言を云はれてそれから大げんかをしたが翌日またそのつゞきがあつて結局女は二階にあがつて縊死を遂たと云ふのだが実に下だらない事 | |||
| 丸之内点景 | 小津安二郎 | 5分以内 | |
春の夜である。 | |||
| 沖縄人の最大欠点 | 伊波普猷 | 5分以内 | |
沖縄人の最大欠点は人種が違うということでもない。 | |||