| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている泉鏡花の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 逗子だより | 泉鏡花 | 5分以内 | |
夜は、はや秋の螢なるべし、風に稻葉のそよぐ中を、影淡くはら/\とこぼるゝ状あはれなり。 | |||
| 松翠深く蒼浪遥けき逗子より | 泉鏡花 | 5分以内 | |
櫻山に夏鶯音を入れつゝ、岩殿寺の青葉に目白鳴く。 | |||
| 鉄槌の音 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
天未に闇し。 | |||
| 迷子 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
お孝が買物に出掛ける道だ。 | |||
| 弥次行 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
今は然る憂慮なし。 | |||
| 城崎を憶ふ | 泉鏡花 | 30分以内 | |
雨が、さつと降出した、停車場へ着いた時で――天象は卯の花くだしである。 | |||
| 化銀杏 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 貸したる二階は二間にして六畳と四畳半、別に五畳余りの物置ありて、月一円の極なり。 | |||
| 琵琶伝 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
一 新婦が、床杯をなさんとて、座敷より休息の室に開きける時、介添の婦人はふとその顔を見て驚きぬ。 | |||
| 湯女の魂 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 誠に差出がましく恐入りますが、しばらく御清聴を煩わしまする。 | |||
| 政談十二社 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 東京もはやここは多摩の里、郡の部に属する内藤新宿の町端に、近頃新開で土の色赤く、日当のいい冠木門から、目のふちほんのりと酔を帯びて、杖を小脇に、つかつかと出た一名の瀟洒たる人物がある。 | |||
| 伊勢之巻 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
昔男と聞く時は、今も床しき道中姿。 | |||
| 露肆 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
一 寒くなると、山の手大通りの露店に古着屋の数が殖える。 | |||
| 二た面 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
送り猫 話は別にある……色仕掛で、あはれな娘の身の皮を剥いだ元二と云ふ奴、其の袷に一枚づゝ帶を添へて質入れにして、手に握つた金子一歩としてある。 | |||
| 術三則 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
帝王世紀にありといふ。 | |||
| 聞きたるまゝ | 泉鏡花 | 5分以内 | |
吾聞く、東坡が洗兒詩に、人皆養子望聰明。 | |||
| 花間文字 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
晩唐一代の名家、韓昌黎に、一人の猶子韓湘あり。 | |||
| 松の葉 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
一 「團子が貰ひたいね、」 と根岸の相坂の團子屋の屋臺へ立つた。 | |||
| 画の裡 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
「旦那樣、畫師ぢやげにござりまして、ちよつくら、はあ、お目に懸りたいと申しますでござります。」 旦那は徐羣夫と云ふ田舍大盡。 | |||
| 麦搗 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
傳へ聞く、唐土長安の都に、蒋生と云ふは、其の土地官員の好い處。 | |||
| 黒百合 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
序 越中の国立山なる、石滝の奥深く、黒百合となんいうものありと、語るもおどろおどろしや。 | |||
| 三尺角拾遺 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
「あなた、冷えやしませんか。」 お柳は暗夜の中に悄然と立つて、池に臨むで、其の肩を並べたのである。 | |||
| 星女郎 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 倶利伽羅峠には、新道と故道とある。 | |||
| 怨霊借用 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
一 婦人は、座の傍に人気のまるでない時、ひとりでは按摩を取らないが可いと、昔気質の誰でもそう云う。 | |||
| 遺稿 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
この無題の小説は、泉先生逝去後、机邊の篋底に、夫人の見出されしものにして、いつ頃書かれしものか、これにて完結のものか、はたまた未完結のものか、今はあきらかにする術なきものなり。 | |||
| 作物の用意 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
私が作物に對する用意といふのは理窟はない、只好いものを書きたいといふ事のみです。 | |||
| 小説に用ふる天然 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
小説を作る上では――如何しても天然を用ゐぬ譯には行かないやうですね。 | |||
| 小説文体 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
僕は雅俗折衷も言文一致も、兩方やツて見るつもりだが、今まで經驗した所では、言文一致で書いたものは、少し離れて見て全躰の景色がぼうツと浮ぶ、文章だと近く眼の傍へすりつけて見て、景色がぢかに眼にうつる、言文一致でごた/\と細かく書いたものは、近くで見ては面白くないが、少し離れて全躰の上から見ると、其の場の景色が浮んで來る、油繪のやうなものであらうか、文章で書くとそれが近くで見てよく、全躰といふよりも、 | |||
| 雪霊記事 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
一 「このくらいな事が……何の……小児のうち歌留多を取りに行ったと思えば――」 越前の府、武生の、侘しい旅宿の、雪に埋れた軒を離れて、二町ばかりも進んだ時、吹雪に行悩みながら、私は――そう思いました。 | |||
| 雪霊続記 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
一 機会がおのずから来ました。 | |||
| 夜釣 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
これは、大工、大勝のおかみさんから聞いた話である。 | |||
| 怪談会 序 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
序 傳ふる處の怪異の書、多くは徳育のために、訓戒のために、寓意を談じて、勸懲の資となすに過ぎず。 | |||
| 一景話題 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
夫人堂 神戸にある知友、西本氏、頃日、摂津国摩耶山の絵葉書を送らる、その音信に、 なき母のこいしさに、二里の山路をかけのぼり候。 | |||
| 白花の朝顔 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 「あんた、居やはりますか。」 ……唄にもある――おもしろいのは二十を越えて、二十二のころ三のころ――あいにくこの篇の著者に、経験が、いや端的に体験といおう、……体験がないから、そのおもしろいのは、女か、男か。 | |||
| 誓之巻 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
団欒 石段 菊の露 秀を忘れよ 東枕 誓 [#改ページ] 団欒 後の日のまどいは楽しかりき。 | |||
| 夫人利生記 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
瑠璃色に澄んだ中空の樹の間から、竜が円い口を張開いたような、釣鐘の影の裡で、密と、美麗な婦の――人妻の――写真を視た時に、樹島は血が冷えるように悚然とした。 | |||
| 印度更紗 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
一 「鸚鵡さん、しばらくね……」 と真紅へ、ほんのりと霞をかけて、新しい火の※[#「火+發」、123-4]と移る、棟瓦が夕舂日を噛んだ状なる瓦斯暖炉の前へ、長椅子を斜に、ト裳を床。 | |||
| 黒壁 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
上 席上の各々方、今や予が物語すべき順番の来りしまでに、諸君が語給いし種々の怪談は、いずれも驚魂奪魄の価値なきにあらず。 | |||
| 光籃 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
田舎の娘であらう。 | |||
| 卵塔場の天女 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 時雨に真青なのは蒼鬣魚の鰭である。 | |||
| ピストルの使い方 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
はじめ、私はこの一篇を、山媛、また山姫、いずれかにしようと思った。 | |||
| 唐模様 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
麗姫 惟ふに、描ける美人は、活ける醜女よりも可也。 | |||
| 鑑定 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
牛屋の手間取、牛切りの若いもの、一婦を娶る、と云ふのがはじまり。 | |||
| くさびら | 泉鏡花 | 5分以内 | |
御馳走には季春がまだ早いが、たゞ見るだけなら何時でも構はない。 | |||
| 五月より | 泉鏡花 | 5分以内 | |
五月 卯の花くだし新に霽れて、池の面の小濁り、尚ほ遲櫻の影を宿し、椿の紅を流す。 | |||
| 人参 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
京師の張廣號は、人參の大問屋で、聞えた老鋪。 | |||
| 春着 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
あら玉の春着きつれて醉ひつれて 少年行と前がきがあつたと思ふ……こゝに拜借をしたのは、紅葉先生の俳句である。 | |||
| 番茶話 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
蛙 小石川傳通院には、(鳴かぬ蛙)の傳説がある。 | |||
| 火の用心の事 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
紅葉先生在世のころ、名古屋に金色夜叉夫人といふ、若い奇麗な夫人があつた。 | |||
| 祭のこと | 泉鏡花 | 10分以内 | |
いまも中六番町の魚屋へ行つて歸つた、家内の話だが、其家の女房が負ぶをして居る、誕生を濟ましたばかりの嬰兒に「みいちやん、お祭は、――お祭は。」と聞くと、小指の先ほどな、小さな鼻を撮んぢやあ、莞爾々々、鼻を撮んぢやあ莞爾々々する。 | |||
| 真夏の梅 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
梅や漬梅――梅や漬梅――は、……茄子の苗や、胡瓜の苗、……苗賣の聲とは別の意味で、これ、世帶の夏の初音である。 | |||