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泉鏡花の全作品

青空文庫で公開されている泉鏡花の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。

151-200件 / 全208件
作品名著者読了時間人気
逗子だより泉鏡花
5分以内
夜は、はや秋の螢なるべし、風に稻葉のそよぐ中を、影淡くはら/\とこぼるゝ状あはれなり。
松翠深く蒼浪遥けき逗子より泉鏡花
5分以内
櫻山に夏鶯音を入れつゝ、岩殿寺の青葉に目白鳴く。
鉄槌の音泉鏡花
5分以内
天未に闇し。
迷子泉鏡花
10分以内
お孝が買物に出掛ける道だ。
弥次行泉鏡花
30分以内
今は然る憂慮なし。
城崎を憶ふ泉鏡花
30分以内
雨が、さつと降出した、停車場へ着いた時で――天象は卯の花くだしである。
化銀杏泉鏡花
1時間〜
一  貸したる二階は二間にして六畳と四畳半、別に五畳余りの物置ありて、月一円の極なり。
琵琶伝泉鏡花
60分以内
一  新婦が、床杯をなさんとて、座敷より休息の室に開きける時、介添の婦人はふとその顔を見て驚きぬ。
湯女の魂泉鏡花
1時間〜
一  誠に差出がましく恐入りますが、しばらく御清聴を煩わしまする。
政談十二社泉鏡花
1時間〜
一  東京もはやここは多摩の里、郡の部に属する内藤新宿の町端に、近頃新開で土の色赤く、日当のいい冠木門から、目のふちほんのりと酔を帯びて、杖を小脇に、つかつかと出た一名の瀟洒たる人物がある。
伊勢之巻泉鏡花
60分以内
昔男と聞く時は、今も床しき道中姿。
露肆泉鏡花
60分以内
一  寒くなると、山の手大通りの露店に古着屋の数が殖える。
二た面泉鏡花
30分以内
送り猫  話は別にある……色仕掛で、あはれな娘の身の皮を剥いだ元二と云ふ奴、其の袷に一枚づゝ帶を添へて質入れにして、手に握つた金子一歩としてある。
術三則泉鏡花
5分以内
帝王世紀にありといふ。
聞きたるまゝ泉鏡花
5分以内
吾聞く、東坡が洗兒詩に、人皆養子望聰明。
花間文字泉鏡花
5分以内
晩唐一代の名家、韓昌黎に、一人の猶子韓湘あり。
松の葉泉鏡花
30分以内
一 「團子が貰ひたいね、」  と根岸の相坂の團子屋の屋臺へ立つた。
画の裡泉鏡花
10分以内
「旦那樣、畫師ぢやげにござりまして、ちよつくら、はあ、お目に懸りたいと申しますでござります。」  旦那は徐羣夫と云ふ田舍大盡。
麦搗泉鏡花
10分以内
傳へ聞く、唐土長安の都に、蒋生と云ふは、其の土地官員の好い處。
黒百合泉鏡花
1時間〜
序  越中の国立山なる、石滝の奥深く、黒百合となんいうものありと、語るもおどろおどろしや。
三尺角拾遺泉鏡花
10分以内
「あなた、冷えやしませんか。」  お柳は暗夜の中に悄然と立つて、池に臨むで、其の肩を並べたのである。
星女郎泉鏡花
1時間〜
一  倶利伽羅峠には、新道と故道とある。
怨霊借用泉鏡花
60分以内
一  婦人は、座の傍に人気のまるでない時、ひとりでは按摩を取らないが可いと、昔気質の誰でもそう云う。
遺稿泉鏡花
60分以内
この無題の小説は、泉先生逝去後、机邊の篋底に、夫人の見出されしものにして、いつ頃書かれしものか、これにて完結のものか、はたまた未完結のものか、今はあきらかにする術なきものなり。
作物の用意泉鏡花
5分以内
私が作物に對する用意といふのは理窟はない、只好いものを書きたいといふ事のみです。
小説に用ふる天然泉鏡花
5分以内
小説を作る上では――如何しても天然を用ゐぬ譯には行かないやうですね。
小説文体泉鏡花
5分以内
僕は雅俗折衷も言文一致も、兩方やツて見るつもりだが、今まで經驗した所では、言文一致で書いたものは、少し離れて見て全躰の景色がぼうツと浮ぶ、文章だと近く眼の傍へすりつけて見て、景色がぢかに眼にうつる、言文一致でごた/\と細かく書いたものは、近くで見ては面白くないが、少し離れて全躰の上から見ると、其の場の景色が浮んで來る、油繪のやうなものであらうか、文章で書くとそれが近くで見てよく、全躰といふよりも、
雪霊記事泉鏡花
30分以内
一 「このくらいな事が……何の……小児のうち歌留多を取りに行ったと思えば――」  越前の府、武生の、侘しい旅宿の、雪に埋れた軒を離れて、二町ばかりも進んだ時、吹雪に行悩みながら、私は――そう思いました。
雪霊続記泉鏡花
30分以内
一  機会がおのずから来ました。
夜釣泉鏡花
10分以内
これは、大工、大勝のおかみさんから聞いた話である。
怪談会 序泉鏡花
5分以内
序 傳ふる處の怪異の書、多くは徳育のために、訓戒のために、寓意を談じて、勸懲の資となすに過ぎず。
一景話題泉鏡花
30分以内
夫人堂  神戸にある知友、西本氏、頃日、摂津国摩耶山の絵葉書を送らる、その音信に、 なき母のこいしさに、二里の山路をかけのぼり候。
白花の朝顔泉鏡花
1時間〜
一 「あんた、居やはりますか。」  ……唄にもある――おもしろいのは二十を越えて、二十二のころ三のころ――あいにくこの篇の著者に、経験が、いや端的に体験といおう、……体験がないから、そのおもしろいのは、女か、男か。
誓之巻泉鏡花
30分以内
団欒  石段  菊の露  秀を忘れよ  東枕  誓 [#改ページ]      団欒  後の日のまどいは楽しかりき。
夫人利生記泉鏡花
60分以内
瑠璃色に澄んだ中空の樹の間から、竜が円い口を張開いたような、釣鐘の影の裡で、密と、美麗な婦の――人妻の――写真を視た時に、樹島は血が冷えるように悚然とした。
印度更紗泉鏡花
30分以内
一 「鸚鵡さん、しばらくね……」  と真紅へ、ほんのりと霞をかけて、新しい火の※[#「火+發」、123-4]と移る、棟瓦が夕舂日を噛んだ状なる瓦斯暖炉の前へ、長椅子を斜に、ト裳を床。
黒壁泉鏡花
30分以内
上  席上の各々方、今や予が物語すべき順番の来りしまでに、諸君が語給いし種々の怪談は、いずれも驚魂奪魄の価値なきにあらず。
光籃泉鏡花
30分以内
田舎の娘であらう。
卵塔場の天女泉鏡花
1時間〜
一  時雨に真青なのは蒼鬣魚の鰭である。
ピストルの使い方泉鏡花
1時間〜
はじめ、私はこの一篇を、山媛、また山姫、いずれかにしようと思った。
唐模様泉鏡花
30分以内
麗姫  惟ふに、描ける美人は、活ける醜女よりも可也。
鑑定泉鏡花
5分以内
牛屋の手間取、牛切りの若いもの、一婦を娶る、と云ふのがはじまり。
くさびら泉鏡花
5分以内
御馳走には季春がまだ早いが、たゞ見るだけなら何時でも構はない。
五月より泉鏡花
5分以内
五月  卯の花くだし新に霽れて、池の面の小濁り、尚ほ遲櫻の影を宿し、椿の紅を流す。
人参泉鏡花
10分以内
京師の張廣號は、人參の大問屋で、聞えた老鋪。
春着泉鏡花
30分以内
あら玉の春着きつれて醉ひつれて  少年行と前がきがあつたと思ふ……こゝに拜借をしたのは、紅葉先生の俳句である。
番茶話泉鏡花
30分以内
蛙  小石川傳通院には、(鳴かぬ蛙)の傳説がある。
火の用心の事泉鏡花
30分以内
紅葉先生在世のころ、名古屋に金色夜叉夫人といふ、若い奇麗な夫人があつた。
祭のこと泉鏡花
10分以内
いまも中六番町の魚屋へ行つて歸つた、家内の話だが、其家の女房が負ぶをして居る、誕生を濟ましたばかりの嬰兒に「みいちやん、お祭は、――お祭は。」と聞くと、小指の先ほどな、小さな鼻を撮んぢやあ、莞爾々々、鼻を撮んぢやあ莞爾々々する。
真夏の梅泉鏡花
30分以内
梅や漬梅――梅や漬梅――は、……茄子の苗や、胡瓜の苗、……苗賣の聲とは別の意味で、これ、世帶の夏の初音である。
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