中井正一の全作品
青空文庫で公開されている中井正一の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全61件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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国会図書館のこのごろ | 中井正一 | 10分以内 | |
立ちあがりのときは、どうなることかと思っていたが、二年半もたってみれば、どうやら一つのコースに乗ってきたようである。 | |||
言語は生きている | 中井正一 | 30分以内 | |
フンボルトは、言葉はエルゴン(創られたるもの)ではなくして、エネルゲイヤ(創るちから)であると云う。 | |||
調査機関 | 中井正一 | 30分以内 | |
西洋の近代文明の特徴の一つは、科学的・実証的精神である。 | |||
図書館に生きる道 | 中井正一 | 5分以内 | |
人々が自然の美しさの中に見とれるということは、その中に定かではないが、漲っている深い秩序にあっと驚き、その中に、溶け入り、ともに秩序に諧和し、それと一つになり、力がぬけ、それに打ち委す心持ちのことである。 | |||
図書館の未来像 | 中井正一 | 5分以内 | |
概念は常に、技術の進展とともに変化してきた。 | |||
二十世紀の頂における図書館の意味 | 中井正一 | 5分以内 | |
本年はちょうど二十世紀半ばの、世界歴史にとって深い意味をもつ年である。 | |||
「焚書時代」の出現 | 中井正一 | 5分以内 | |
立法部門が自分で立法機関をもつということ、この当り前のことが、今までなかったということが、実は不思議だといえば不思議だったわけである。 | |||
生まれ変った赤坂離宮 | 中井正一 | 5分以内 | |
二つの足で立つようになるために、人間は二十万年もころんでは立ち、ころんでは立ちしたんだろう。 | |||
国立国会図書館について | 中井正一 | 10分以内 | |
歴史変革の任務今年の冬の夜のことであった。 | |||
知識と政治との遊離 | 中井正一 | 30分以内 | |
現在往々にして、知識層が政治に期待を失って、その行動の方向を失わんとしつつあると伝えられている。 | |||
地方文化運動報告 | 中井正一 | 30分以内 | |
終戦の混乱から広島県の東部地方がその身辺を整理しはじめたのは昨年の九月中旬頃からであった。 | |||
図書館法楽屋話 | 中井正一 | 30分以内 | |
この議会で図書館法が通過したことは、全図書館人にとって、まことに感慨深いものがあるのである。 | |||
図書館法の成立 | 中井正一 | 10分以内 | |
あの戦争のさ中、或る兵器を造っている人が次のような面白いことをいった。 | |||
野に山にかかる虹の橋 | 中井正一 | 5分以内 | |
一九五〇年の新しい年があけるにあたって、日本の図書館は何を自らに省みるべきであろうか。 | |||
民族の血管 | 中井正一 | 5分以内 | |
生物が生きているというしるしは、それが自分の中の古いもの、疲れたものを間断なく棄てて、日に新たに日に日に新たに、その生きている汁液をめぐらしているというところにある。 | |||
「壇」の解体 | 中井正一 | 30分以内 | |
文壇、画壇、楽壇、歌壇、俳壇、乃至学壇、評壇等々、それはそれぞれ犯すべからざる神聖なるにわである。 | |||
生きている空間 | 中井正一 | 10分以内 | |
ヘーゲルの弁証法が生れる周囲には、その頃の青年ドイツ派ロマン的皮肉があると考える人々がある。 | |||
レンズとフィルム | 中井正一 | 30分以内 | |
引金を引くような心持ちで指でふれる時、フィルムはすでに回転している。 | |||
物理的集団的性格 | 中井正一 | 30分以内 | |
やや重い感じのする回転音、……フィルムは三フィート、五フィートと記録していく。 | |||
脱出と回帰 | 中井正一 | 30分以内 | |
一つの神話日本の伝説の中で、光の美しさを描いているものでは、何といっても、手力男の命が、あの巌壁を開く時、さしはじめる光の、あの強烈な感じの右に出るものはあるまい。 | |||
探偵小説の芸術性 | 中井正一 | 30分以内 | |
ラテン語で書かれたすべての哲学書がいつでもイヴの犯した罪なしには書きはじめられなかったように、ドイツ語のあらゆる哲学書も歴史の末にあるという最後の審判なしにはその本を書き終ることができない。 | |||
大衆の知恵 | 中井正一 | 10分以内 | |
私はこの雑誌の五号で「カットの文法」という文章を書いたが、あの中で私は次のように書いた。 | |||
映画と季感 | 中井正一 | 10分以内 | |
これまで映画は、夏興行のものを、冬撮ることになり、ブルブル慄えながら裸かものを撮り、夏の真中に着物をいっぱい着込んで、塩をいっぱいまいて雪のつもりにしたものであった。 | |||
過剰の意識 | 中井正一 | 10分以内 | |
何年前であったか、親不知子不知のトンネルをでたころであった。 | |||
リズムの構造 | 中井正一 | 30分以内 | |
『レ・ミゼラブル』の中に次のような一節がある。 | |||
カットの文法 | 中井正一 | 10分以内 | |
『詩経』は中国での万葉集ともいうべき、まことに可憐な詩句と自由な愛がうたわれている。 | |||
現代美学の危機と映画理論 | 中井正一 | 30分以内 | |
個人主義文化が、封建主義文化を引きはなすために、戦った歴史の跡は決して容易なものではなかった。 | |||
色彩映画のシナリオ | 中井正一 | 10分以内 | |
私はフィルムが色彩を駆使するにあたって、それを「天然色映画」と名づけているのに、反対である。 | |||
芸術の人間学的考察 | 中井正一 | 30分以内 | |
ハイデッガーが存在に問いを発するにあたって、人間に優先性をあたえたのは、人間がすでに存在の会得をもち、彼のありかた existentia によって、それが何であるか essentia を把握することができるゆえである。 | |||
美学入門 | 中井正一 | 1時間〜 | |
第1部――美学とは――美とは何であるか自然の中に美学とは何を学ぶ学問であろうか。 | |||
絵画の不安 | 中井正一 | 30分以内 | |
真に在るものは不安の上にある、というハイデッガーの考えかたには何ものか深いものがある。 | |||
スポーツの美的要素 | 中井正一 | 30分以内 | |
スポーツが人々によって研究され始めたのは、それを遊戯の一部としてであった。 | |||
「見ること」の意味 | 中井正一 | 10分以内 | |
見るということは、光の物理作用と、眼の知覚作用の総合作用だと誰でも考えているし、またそれにちがいはない。 | |||
「良書普及運動」に寄せて | 中井正一 | 5分以内 | |
アメリカのテネシー谿谷の水を合理的処理をすることで、かつて、洪水で人々の苦労の種であった落差が、今や、電力となり、木材の運搬の水路となり、光と、動力の根源とさえなったことは有名な事件である。 | |||
うつす | 中井正一 | 10分以内 | |
インドの王様が――たいていの物語はこれで始まる――二人の画家に壁画を描かしめた。 | |||
映画のもつ文法 | 中井正一 | 10分以内 | |
すべての民族の言語が、文法をそれぞれもっているのをみて、私はいつも考えさせられるのである。 | |||
壁 | 中井正一 | 10分以内 | |
群青のところどころ剥げて、木目の寂びてあらわなる上に、僅かに仏像が残っている。 | |||
機構への挑戦 | 中井正一 | 10分以内 | |
私はこの半年間にこんな経験をした。 | |||
巨像を彫るもの | 中井正一 | 10分以内 | |
これまで、誰でも図書館とは、寂かな、がらんとした庫のようなシーンとした、け押されるような感じのところとなっていたのである。 | |||
国立国会図書館 | 中井正一 | 10分以内 | |
戦後の春、こんなところにと思われる爆撃の跡に、一杯に青草が生えて来た。 | |||
色彩映画の思い出 | 中井正一 | 10分以内 | |
バンジャマン・クレミュウは『不安と再建』の中で、一九三〇年は、すべての領域で決定的な年であったといっている。 | |||
集団文化と読書 | 中井正一 | 10分以内 | |
「金沢文庫」「足利文庫」などといっていたものが、「図書館」となるには、なんといっても、時代の流れを感ぜずにいられない。 | |||
実践について | 中井正一 | 10分以内 | |
山口県の「光」に鉄道の講演会に行った帰途であった。 | |||
組織としての図書館へ | 中井正一 | 10分以内 | |
一九三九年、アーチボルド・マックリーシュ氏がアメリカ国会図書館長に任命されたときは、全米図書館人は、彼がこの道のズブの素人であるという理由をもって反対したものであった。 | |||
地方の青年についての報告 | 中井正一 | 10分以内 | |
十万の労働者が月十銭の会費で、労働文化協会を組織しているんだというと、誰でもほんとか、といって驚く。 | |||
聴衆0の講演会 | 中井正一 | 30分以内 | |
夢のような終戦、疎開先から帰る荷馬車のほこりっぽい街、内海の潮の香のただよう尾道市の図書館の暗い部屋で、私は、何となく「暗澹」という文字を胸に書いてみた。 | |||
図書館法ついに通過せり | 中井正一 | 5分以内 | |
この数年間、わが図書館界は、この法のために、実に多くの討論をし、実に多くの交渉をし、海を越え山を越えて、ここに辿り来ったのである。 | |||
図書館法と出版界 | 中井正一 | 10分以内 | |
終戦後、アメリカが図書館界に示した関心はまことに深いものがあった。 | |||
歴史の流れの中の図書館 | 中井正一 | 30分以内 | |
何か急流のように流れている世の中である。 | |||
少年に文化を嗣ぐこゝろを | 中井正一 | 5分以内 | |
大塚金之助博士に或雜誌記者が、博士の一生に最も感銘深かった記憶は何でございますかとたずねた。 |
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