青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 夜 | 中野鈴子 | 5分以内 | |
足を伸ばす 体の横に手を垂れて 目を閉じる ねむろうとして自分の呼吸を聞いている かならず闇がおそいかかる夜というもの 夜 夜はかならずきて わたしはかならずねむったにちがいなかった 夜が来ればねむったであろう そして夜 ねむれぬままにも ねむったであろう 五十年の美しい昼と夜 一個の生きとし生きる者として 春の花 冬の雪にも お前はいたのか お前はいたのか お前は赤ん坊でもあったのか あ | |||
| 別れ | 中野鈴子 | 5分以内 | |
広い堂楼の境内 焚火が燃え 村じゅうの人々が集まっている 「しっかり頼むぞの……」 「非常時じゃでのう……」 男衆等みな声を上げてはげます 一人の入営兵士をまん中に 酒徳利をかたむけ 祝いの 別れの 冷酒 女、子供、 かたまってふるえつつ 聯隊には十日ほどいて 直ぐ満洲行きやそな…… 女房等の目は泪にしばたたき 老婆は鼻をすすり上げる 村の停車場 十数本の入営旗 高くはためく 発車の汽笛 萬 | |||
| おもしろい話 | 畔柳二美 | 10分以内 | |
私は、北海道で生れて、北海道で育ち、二十才をすぎてから上京して、三十代を関西で送った。 | |||
| 毒 | 大下宇陀児 | 60分以内 | |
一 小野村伯太郎には、まだ何一つ分ってはいなかった。 | |||
| 「鷹」 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
石川淳さんのように正しく古典を解するとともに正しく近代に身を置く人は稀にしかない。 | |||
| 女忍術使い | 坂口安吾 | 10分以内 | |
二、三週間前、熱海へ寄ってきた某記者が、「林芙美子さんからです」 と云って、ウイスキー一本ぶらさげてきた。 | |||
| 迎合せざる人 | 坂口安吾 | 10分以内 | |
日支事変以後、言論の圧迫が加わって、多くの作家が処世的に迎合し便乗的作品を書きはじめた時に、尾崎士郎はむしろ迎合しない側の作家であった。 | |||
| 真説 石川五右衛門『後編』に期待す | 坂口安吾 | 5分以内 | |
檀君が五右衛門を書くために、はじめて大阪へたつという晩、私たちは銀座で酔っ払った。 | |||
| 誠実な実験者・マ元帥 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
敗戦国の手足を苛酷にもぎとれば再び戦争へ駆りたてる条件をつくるようなものである。 | |||
| 戦後文章論 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
言葉は生きているものだ。 | |||
| 茶の間はガラあき | 坂口安吾 | 5分以内 | |
第三次世界戦争があるか、ないか。 | |||
| 日本の盲点 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
枕もとに子供用の本をあつめてヒルネの前後によむ。 | |||
| 被告席の感情 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
私はチャタレイ裁判ではじめて法廷というものを見た。 | |||
| 私は地下へもぐらない | 坂口安吾 | 5分以内 | |
十一月二十日の本欄に私が地下へもぐったなどと小原特審局の怪情報が現れたが、だいたい地下へもぐるというのはシサイあるサムライのやることだ。 | |||
| 或る選挙風景 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
競輪場はうるさいものだ。 | |||
| 歴史探偵方法論 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
私は歴史については小学校一年生でちかごろ志を立てて読みだしたばかりだから多くのことは知らない。 | |||
| FARCE に就て | 坂口安吾 | 30分以内 | |
芸術の最高形式はファルスである、なぞと、勿体振って逆説を述べたいわけでは無論ないが、然し私は、悲劇や喜劇よりも同等以下に低い精神から道化が生み出されるものとは考えていない。 | |||
| 童貞 | 夢野久作 | 60分以内 | |
「俺はここで死ぬのかな……」 そう思いつつ昂作はヒョロヒョロと立ち止まった。 | |||
| チッポケな斧 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
戦後の日本は稀有な幸福にめぐまれていた。 | |||
| 星野くんの二塁打 | 吉田甲子太郎 | 30分以内 | |
一 当たりそこないの飛球が、ふらふらと遊撃手の頭上をこえていった。 | |||
| 美しき元旦 | 吉田甲子太郎 | 30分以内 | |
一 「そういうわけで、来年のお正月の拝賀式は、この再建日本のかくごをかためるためにも、別しておごそかにとりおこなわなければなりません。」 先生のわかわかしい顔が赤くもえたってきたのは、教室のすみでまっ赤にやけているストーブのせいばかりではなかった。 | |||
| スタンダアルの文体 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
私はスタンダアルが好きであるが、特に私に興味のあるのは、彼の文体の方である。 | |||
| 国訳史記列伝 | 司馬遷 | 60分以内 | |
箭内亙による譯 伍子胥は楚の人也。 | |||
| 「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」自序 | 呉秀三 | 5分以内 | |
精神病者ハ自カラ知ラズ自カラ救フ能ハザル疾患ニ罹リ、其境遇ニ於テ最愍ムベキモノタルノ一方ニ於テ、社會ノ秩序ヲ危クシ公衆ノ安寧ヲ破ラントスル危險ナル證状ヲ呈スルモノナレバ、一面之ヲ救濟シ一面之ヲ保護スルハ、吾人ノ責任ニシテ又吾人ノ義務ナリ。 | |||
| 大阪の反逆 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
将棋の升田七段が木村名人に三連勝以来、大阪の反逆というようなことが、時々新聞雑誌に現われはじめた。 | |||
| 七里ヶ浜の哀歌 | 三角錫子 | 5分以内 | |
一 真白き富士の根 緑の江の島 仰ぎ見るも 今は涙 帰らぬ十二の 雄々しきみたまに 捧げまつる 胸と心 二 ボートは沈みぬ 千尋の海原 風も浪も 小さき腕に 力もつきはて 呼ぶ名は父母 恨は深し 七里が浜辺 三 み雪は咽びぬ 風さえ騒ぎて 月も星も 影をひそめ みたまよ何処に 迷いておわすか 帰れ早く 母の胸に 四 みそらにかがやく 朝日のみ光り 暗に | |||
| 実験室 | 有島武郎 | 60分以内 | |
兄と彼れとは又同じ事を繰返して云ひ合つてゐるのに氣がついて、二人とも申合せたやうに押默つてしまつた。 | |||
| 平凡人の手紙 | 有島武郎 | 60分以内 | |
もう一年になつた。 | |||
| おもちゃの蝙蝠 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
あるところに一匹のコーモリがいた。 | |||
| 片男波 | 小栗風葉 | 10分以内 | |
降続きたる卯の花くだしようようはれて、かき曇りたる天もところどころ雲の切間を、朧なる五日の月は西へ西へと急ぐなり。 | |||
| 一夜のうれい | 田山花袋 | 10分以内 | |
夜は早十時を過ぎたり。 | |||
| 厄払い | 徳田秋声 | 5分以内 | |
正兵衛といえるはこの村にて豪家の一人に数えらるる程の農民なるが、今しも三陸海嘯の義捐金を集めんとて村役場の助役は来りつつ、刀豆を植えたる畑の中に正兵衛を見つけて立ちながら話す。 | |||
| アッシャア家の覆滅 | エドガー・アラン・ポー | 10分以内 | |
その年の秋の、重々しい雲が空に低く垂れ懸った、ものうい、暗い、ひそりとした日のことである。 | |||
| 蠣フライ | 菊池寛 | 5分以内 | |
汽車が、国府津を出た頃、健作は食堂へは入つて行つた。 | |||
| 坪田譲治の味 | 尾崎士郎 | 30分以内 | |
私の文壇生活をとおして、交遊関係の、もっとも古いのは坪田君であるかも知れぬ。 | |||
| わがままな子ども | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム | 5分以内 | |
むかし昔、あるところにわがままな子どもがあって、おかあさんのしておくれとおっしゃることを、なんにもしませんでした。 | |||
| おいしいおかゆ | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム | 5分以内 | |
むかし昔、あるところにびんぼうな信心ぶかい少女がありました。 | |||
| 現代語訳 徒然草 | 兼好法師 | 1時間〜 | |
序 鬱屈のあまり一日じゅう硯にむかって、心のなかを浮かび過ぎるとりとめもない考えをあれこれと書きつけてみたが、変に気違いじみたものである。 | |||
| みつばちの 女王 | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム | 10分以内 | |
むかし むかしのことです。 | |||
| 「楽天地」南米 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
この頃日本では、南米熱が大分流行していて、一部には、南米というと、何か樂天地のように、ぼんやり考えている人もあるらしい。 | |||
| 「百日物語」あとがき | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
この『百日物語』は、昨年の七月から九月にかけて、『西日本新聞』に連載したものである。 | |||
| 『北越雪譜』の科学 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
『北越雪譜』は、越後鹽澤の人、鈴木牧之翁が雪に埋れて暮した自分の周圍の生活について、折にふれて書きためた文章を、晩年において纒めたものである。 | |||
| 『ファンタジア』 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
今、日本に來ている『ファンタジア』は、半ばシネマスコープ的に改變してあるが、本質的には、十數年前にディズニィが作った、初めの『ファンタジア』と、同じものである。 | |||
| 安倍さんとタゴール | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
先日安倍(能成)さんが見えていたと思ったら、もう今日屆いた『心』の五月號に、安倍さんを圍んでの皆さんの座談會の記事が載っていた。 | |||
| アラスカの氷河 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
アラスカというと、日本では非常に寒いところと、一般には思われている。 | |||
| 或る一世の話 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
アメリカでは社會保障制度が、なかなか巧く行っている。 | |||
| 稲の二毛作 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
大阪からの飛行機は、室戸岬の上を通って、高知まで、一時間十分で飛ぶ。 | |||
| 浮輪 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
シカゴはミシガン湖に面しているので、夏になると、ビーチは湖水浴の連中で、たいへんな賑わいである。 | |||
| 英国の特攻隊 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
米國の有名な科學記者ローレンスの『ゼロの曉』は、たいへん興味の深い本である。 | |||
| 炎暑 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
今年は世界的に非常に暑い年らしい。 | |||