厄払い

徳田秋声

『厄払い』は青空文庫で公開されている徳田秋声の短編作品。1,562文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。

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5分以内1,562文字
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書き出し

正兵衛といえるはこの村にて豪家の一人に数えらるる程の農民なるが、今しも三陸海嘯の義捐金を集めんとて村役場の助役は来りつつ、刀豆を植えたる畑の中に正兵衛を見つけて立ちながら話す。

初出「文藝倶樂部 第二巻第九編臨時増刊 海嘯義捐小説」博文館、1896(明治29)年7月25日
底本天変動く 大震災と作家たち
表記
新字新仮名