30分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 是名優哉(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 男甲に扮する俳優 女乙に扮する女優 舞台は神戸のあるホテルの休憩室 [#改ページ] 男と女とが茶卓を挟んで向ひ合つてゐる。 | |||
| 昨今横浜異聞(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 人物 田代三夫 同ぬい子 劉鯤 瑩芳 [#改ページ] 舞台は、横浜郊外にある田代三夫の家の応接間。 | |||
| 頼母しき求縁(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 人物 十倉奥造 五十 娘 汲子 二十二 和久井幕太郎 二十八 従兄亜介 三十一 平木曾根 四十 [#改ページ] ある結婚媒介所の見合室――二階。 | |||
| 取引にあらず | 岸田国士 | 30分以内 | |
人物 遠藤又蔵 妻 なほ 娘 きぬ 学生 床屋の主人 若い男 老紳士 隣の細君 職人 場所 東京の場末 時 冬のはじめ [#改ページ] 煙草店の主人遠藤又蔵は、夕刊を読みながら、傍の娘きぬに話しかけてゐる。 | |||
| 雨月物語 | 鵜月洋 | 30分以内 | |
「雨月物語」は、安永五年(一七七六)に出版された、五巻五冊、全九話を収めた、いわば短篇小説集で、著者は上田秋成であり、これを近世小説のジャンルでいえば読本とよばれるものであるが、その文学的性格にそくしていえば、伝奇小説、時代小説、怪異小説、翻案小説などとよんでいいものである。 | |||
| イーリアス | 土井晩翠 | 30分以内 | |
(一) 梗概 「イーリアス」とは「イーリオン(トロイエー即ちトロイア)の詩」といふ意味である。 | |||
| 葉桜(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 人物 母 娘 時 四月下旬の真昼 所 母の居間――六畳 [#改ページ] 開け放された正面の丸窓から、葉桜の枝が覗いてゐる。 | |||
| ぶらんこ(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
夫 妻 夫の同僚 茶の間 朝 妻 (チヤブ台の上に食器を並べながら)あなた、さ、もう起きて下さい。 | |||
| チロルの秋(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
時 一九二〇年の晩秋 処 墺伊の国境に近きチロル・アルプスの小邑コルチナ。 | |||
| 麺麭屋文六の思案(二場) | 岸田国士 | 30分以内 | |
人物 文六 五十五歳 おせい―その妻 四十五歳 廉太―その悴 二十三歳 おちか―その娘 十七歳 常吉―丁稚 十六歳 京作―止宿人 四十二歳 万籟―新聞記者 三十八歳 時 大正×十×年の冬 処 首都の場末 [#改ページ] 第一場 麺麭屋の店に続きたる茶の間。 | |||
| 穀神としての牛に関する民俗 | 中山太郎 | 30分以内 | |
牛を穀神とするは世界共通の信仰 牛を穀神として崇拝したのは、殆んど世界共通の信仰であるが、殊に印度、支那、我国において、その濃厚なるを認める。 | |||
| 獅子舞雑考 | 中山太郎 | 30分以内 | |
一、枯れ木も山の賑やかし 我国の獅子舞は、起原をアッシリヤに発し、支那を経て輸入されたものであると、説く学者がある〔註一〕。 | |||
| 打出の小槌 | 外村繁 | 30分以内 | |
――私の三男は家中の愛嬌者である。 | |||
| 和紙十年 | 柳宗悦 | 30分以内 | |
一 之は思出の記である。 | |||
| 思ひ出すままに | 宇野浩二 | 30分以内 | |
私が「文藝春秋」の創刊号を見たのは、たしか、本屋の店頭であつた。 | |||
| 赤い土の壺 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
永禄四年の夏のことであった。 | |||
| 赤い花 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
※ 明治十七八年と云えば自由民権運動の盛んな時で、新思潮に刺戟せられた全国の青年は、暴戻な政府の圧迫にも屈せず、民権の伸張に奔走していた。 | |||
| 悪僧 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
何時の比のことであったか朝鮮の王城から南に当る村に鄭と云う老宰相が住んでいた。 | |||
| 雨夜草紙 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
※ 小さくなった雨が庭の無花果の葉にぼそぼそと云う音をさしていた。 | |||
| 萌黄色の茎 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
給仕女のお菊さんは今にもぶらりとやって来そうに思われる客の来るのを待っていた。 | |||
| 指環 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
ふと眼を覚ましてみると、電燈の光が微紅く室の中を照らしていた。 | |||
| 一握の髪の毛 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
章一は目黒駅へ往く時間が迫って来たので急いで著更えをしていた。 | |||
| 神仙河野久 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
神仙の実在を信じて「神仙記伝」と云う書物を編輯していたと云う宮中掌典の宮地嚴夫翁が明治四十三年、華族会館で講演した講演筆記の写しの中から得た材料によって話すことにする。 | |||
| 文妖伝 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
乳色をしたグローブから漏れる朧夜の月の光を盛ったような電燈の光、その柔かな光に輪廓のはっきりした※な小さな顔をだした女給のお葉は、客の前の白い銚子を執って、にっと笑いながらぽっちり残っている盃に注いだ。 | |||
| 岐阜提灯 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
※ 真澄はその晩も台所へ往って、酒宴の後しまつをしている婢から、二本の残酒と一皿の肴をもらって来て飲んでいた。 | |||
| 雨夜続志 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
芝の青松寺で自由党志士の追悼会のあった時のことである。 | |||
| マリ・デル | アントン・チェーホフ | 30分以内 | |
その晩は身体があいていた。 | |||
| 蜜柑山散策 | 北原白秋 | 30分以内 | |
蜜柑山でも見に行かうかと、日向ぼつこから私が立つと、夕暮君も、それはよからうと続いて立ち上つた。 | |||
| ある親子の問答(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
山上のホテル――食堂のベランダ、夏のをはり――午後九時頃。 | |||
| 感化院の太鼓(二場) | 岸田国士 | 30分以内 | |
麦太郎 繭子 海老子夫人 女事務員 葱沢院長 袖原さん 其他無言の人物 [#改ページ] 第一場 公園の一隅――杉の木立を透して黒板塀が続いて見え、梅雨晴れの空に赤瓦が光つてゐる。 | |||
| ガンバハル氏の実験(ラヂオドラマ) | 岸田国士 | 30分以内 | |
アナウンサーの紹介につづいて、 別のアナウンサーの声で―― ――只今から、ガンバハル氏の「精神と電気」といふ御講演がございます。 | |||
| 写真(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
人物 三好大尉 三好夫人 女中 隣の細君 忠坊 東京の郊外――初秋の午後。 | |||
| 空の赤きを見て | 岸田国士 | 30分以内 | |
人物 周蔵 周一 兼子 美代 医師 宮下 東京の裏町――周蔵一家の住居 座敷に通ずる茶の間 [#改ページ] 座敷は周蔵の病室になつてゐる。 | |||
| 迷子になつた上等兵(ラヂオドラマ) | 岸田国士 | 30分以内 | |
星野少尉 臼田軍曹 小西上等兵 兵卒A 同B 同C 同D 荒物屋の主人 その妻 その娘 [#改ページ] 大正二三年頃の秋 ある歩兵聯隊の夜間演習が東京近在の農村を中心として行はれる。 | |||
| 留守(一幕) | 岸田国士 | 30分以内 | |
中流家庭の茶の間――奥の障子を隔てて台所――衣桁には、奥さんの不断着が、だらしなく掛かり、鏡台の上には、化粧品の瓶が、蓋を開けたまま乱雑に並んでゐる。 | |||
| 甘話休題 | 古川緑波 | 30分以内 | |
※ もう僕の食談も、二十何回と続けたのに、ちっとも甘いものの話をしないものだから、菓子については話が無いのか、と訊いて来た人がある。 | |||
| 神戸 | 古川緑波 | 30分以内 | |
久しぶりで、神戸の町を歩いた。 | |||
| 博多にて | 小泉八雲 | 30分以内 | |
1 人力車で旅行していて、できるのはあたりを眺めることと夢見ることくらいである。 | |||
| 第二海豹と雲 | 北原白秋 | 30分以内 | |
古代新頌 懸巣 飛べよ、深山懸巣、 神神はまた目ざめぬ。 | |||
| 海浜日誌 | 牧野信一 | 30分以内 | |
一 ――日。 | |||
| 余の倅に就いて | 牧野信一 | 30分以内 | |
試みに、余の三歳になる一子をとらへて、――葛西をぢちやんに如何されたか? と訊ねて見給へ! 彼は、忽ち武張つた表情をして、次のやうな動作をするであらう。 | |||
| エハガキの激賞文 | 牧野信一 | 30分以内 | |
友を訪ねて 僕は一ト頃外国製のエハガキを集めたことがある、その頃は、集めた数々のものを酷く大切にして、夫々のアルバムを「科学篇」とか「歴史篇」とか「物語篇」とか「考古篇」とか「美術篇」とか「地理篇」とかといふ風に分類して悦に入つた。 | |||
| 川蒸気は昔のまゝ | 牧野信一 | 30分以内 | |
さあ、これから宿へ帰つて「東京見物記」といふ記事を書くのだ――おいおい、タキシイを呼び止めて呉れ、何方側だ? 何方側だ? 俺には見当がつかぬ――などゝ僕は同伴の妻に云ひ寄るのであつたが、妻君は、前の晩に友達と別れてから、夫と手を携へて怖る/\訪れた赤坂辺のダンスホールを訪れたところが、そこで、案外にも平気で踊ることが出来たので、自信を得てしまつて、やつぱり村の野天やアバラ屋で古風な蓄音機に合せて村 | |||
| 新興芸術派に就ての雑談 | 牧野信一 | 30分以内 | |
S・S・F倶楽部員の座談会。 | |||
| 喜劇考 | 牧野信一 | 30分以内 | |
KATA-KOMAS ドリアン――彼女は私達の愛馬の名前である。 | |||
| 卓上演説 | 牧野信一 | 30分以内 | |
おゝ皆さん、今宵、この真夏の夜の夢の、いとも花やかなる私達の円卓子にお集りになつた学識に富み夢に恵まれ、且つまたゲルマン系の「冒険の歌」より他に歌らしい歌も弁へぬ南方の蛮人(私)を指命して一場の演説を所望なさるゝといふ最も趣味拡き紳士よ、淑女よ、私は立ち上りました、私はマルテン・ルーテルの祈りを口吟みながら立ち上りました――。 | |||
| 「学生警鐘」と風 | 牧野信一 | 30分以内 | |
氷嚢の下 旅まくら 熱になやみて風を聴く とり落した手鏡の 破片にうつる いくつものわが顔 湖はひかりて ふるさとは遠い * 夜をこめて吹き荒んだ風が、次の日もまたその次の日も絶え間もなく鳴りつづけてゐるといふ――そのやうな風に私はこの町ではぢめて出遇つた。 | |||
| 〔婦人手紙範例文〕 | 牧野信一 | 30分以内 | |
転地してゐる義妹へ 何や彼やと毎日のことばかりに追はれて、ついついお手紙さへも書きおくれて居りましたこと、どうぞおゆるし下さい。 | |||
| その村を憶ひて | 牧野信一 | 30分以内 | |
怒田村のこと 鬼涙、寄生木、夜見、五郎丸、鬼柳、深堀、怒田、竜巻、惣領、赤松、金棒、鍋川――足柄の奥地に、昔ながらのさゝやかな巣を営んでゐるそれらの村々を私は渡り歩いて、昆虫採集に没頭してゐた。 | |||
| 喧嘩咄 | 牧野信一 | 30分以内 | |
ちかごろ或る日、十何年も他所にあづけ放してあるトランクをあけて見ると昔のエハガキブックや本や手帳にまぢって、二十歳前後の写真を二束見つけた。 | |||
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