1時間〜で読める青空文庫の長編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 星座 | 有島武郎 | 1時間〜 | |
その日も、明けがたまでは雨になるらしく見えた空が、爽やかな秋の朝の光となっていた。 | |||
| ノア | 久生十蘭 | 1時間〜 | |
第一回 交換船 霧のなかで夜が明けかけていた。 | |||
| 古句を観る | 柴田宵曲 | 1時間〜 | |
はじめに ケーベル博士の常に心を去らなかった著作上の仕事は「文学における、特に哲学における看過されたる者及忘れられたる者」であったという。 | |||
| 江戸前の釣り | 三遊亭金馬 | 1時間〜 | |
はじめに 魚釣りと人生は実によく似かよったところがある。 | |||
| 泡鳴五部作 | 岩野泡鳴 | 1時間〜 | |
一 麻布の我善坊にある田村と云ふ下宿屋で、二十年來物堅いので近所の信用を得てゐた主人が近頃病死して、その息子義雄の代になつた。 | |||
| 黴 | 徳田秋声 | 1時間〜 | |
一 笹村が妻の入籍を済ましたのは、二人のなかに産れた幼児の出産届と、ようやく同時くらいであった。 | |||
| 道化者 | パウル・トーマス・マン | 1時間〜 | |
いっさいの結末として、かつ立派な大詰として、いや、あのことの全体として、今残っているものは、生活――おれの生活――が「そのいっさい」、「その全体」がおれの心に注ぎ込む、あの嫌厭ばかりである。 | |||
| 手早い奴 | ギルバート・キース・チェスタートン | 1時間〜 | |
不調和な二人連れの不思議な男たちの不思議な話がいまだにサセックスのあのせまい海岸附近で語り伝えられている。 | |||
| 俳諧大要 | 正岡子規 | 1時間〜 | |
ここに花山といへる盲目の俳士あり。 | |||
| 玉手箱 | フレッド・M・ホワイト | 1時間〜 | |
第一章 夜十一時。 | |||
| 鮪に鰯 | 山之口貘 | 1時間〜 | |
野次馬 これはおどろいたこの家にも テレビがあったのかいと来たのだが 食うのがやっとの家にだって テレビはあって結構じゃないかと言うと 貰ったのかいそれとも 買ったのかいと首をかしげるのだ どちらにしても勝手じゃないかと言うと 買ったのではないだろう 貰ったのだろうと言うわけなのだが いかにもそれは真実その通りなのだが おしつけられては腹立たしくて 余計なお世話をするものだと言うと またしてもど | |||
| UV | 石塚浩之 | 1時間〜 | |
このごろくり返し見る夢がある。 | |||
| 古川ロッパ昭和日記 | 古川緑波 | 1時間〜 | |
昭和十三年一月 一月一日(土曜) 有楽座初日。 | |||
| 自警録 | 新渡戸稲造 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 芭蕉ハ無クシテレ耳聞イテレ雷ヲ開キ 葵花ハ無クシテレ眼随イテレ日ニ転ズ そめ色の山もなき世におのづから 柳はみどり花はくれなゐ [#改ページ] 序 とかく道徳とか仁義とかいえば、高尚遠大にして、通常人の及ばざるところ、たまたま及ぶことあれば、生涯に一度か二度あって、専門的に修むる者にあらざれば、単に茶話の料か、講義の題として聞くものの | |||
| 茶話 | 薄田泣菫 | 1時間〜 | |
風ぐすり4・12(夕) 蚯蚓が風邪の妙薬だといひ出してから、彼方此方の垣根や塀外を穿くり荒すのを職業にする人達が出来て来た。 | |||
| 黄金薔薇 | フレッド・M・ホワイト | 1時間〜 | |
第一章 育種家 ジョン・レスブリッジの眼の前には、様々な色が点々と踊っていた。 | |||
| 雪之丞変化 | 三上於菟吉 | 1時間〜 | |
女がた 一 晩秋の晴れた一日が、いつか黄昏れて、ほんのりと空を染めていた夕映[#ルビの「ゆうばえ」は底本では「ゆえばえ」]も、だんだんに淡れて行く頃だ。 | |||
| 平民の娘 | 三島霜川 | 1時間〜 | |
一 此の日も周三は、畫架に向ツて、何やらボンヤリ考込むでゐた。 | |||
| 渡良瀬川 | 大鹿卓 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 第一篇 [#改ページ] [#ページの左右中央] 那須ヶ峰にのぼる煙りのこころあらば 雲井につげよ民の心を (明治十七年) 正造 [#改ページ] 第一章 乞う、陸地測量部二十万分ノ一の地図「日光」及び「宇都宮」をひろげてみよ。 | |||
| 石狩川 | 本庄陸男 | 1時間〜 | |
第一章 一 もはや日暮れであった。 | |||
| 食道楽 | 村井弦斎 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 秋の巻 [#改ページ] [#改ページ] ○天長節夜会食卓の真景(口絵参照) 巻頭の口絵は明治三十六年十一月三日帝国ホテルに開かれし天長節夜会の食卓を写せしなり。 | |||
| 食道楽 | 村井弦斎 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 冬の巻 [#改ページ] [#改ページ] ○大隈伯爵家温室内の食卓(口絵参照) 我邦に来遊する外国の貴紳が日本一の御馳走と称し帰国後第一の土産話となすは東京牛込早稲田なる大隈伯爵家温室内の食卓にて巻頭に掲ぐるは画伯水野年方氏が丹青を凝して描写せし所なり。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
一 「親分は、戀の病ひといふのをやつたことがありますか」 ガラツ八の八五郎は、たいして極りを惡がりもせずに、人樣にこんなことを訊く人間だつたのです。 | |||
| 番町皿屋敷 | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
一 「桜はよく咲いたのう」 二十四五歳かとも見える若い侍が麹町の山王の社頭の石段に立って、自分の頭の上に落ちかかって来るような花の雲を仰いだ。 | |||
| 山岳美観 | 吉江喬松 | 1時間〜 | |
岩膚 [#改丁] 雷鳥 [#改丁] [#ページの左右中央] 序 [#改丁] 序 今度協和書院から吉江、武井兩氏の山岳美觀が出る事になつたと云ふ。 | |||
| 虎狩 | 中島敦 | 1時間〜 | |
一 私は虎狩の話をしようと思う。 | |||
| 木曽駒と甲斐駒 | 木暮理太郎 | 1時間〜 | |
木曽駒 矧川志賀先生の『日本風景論』(第三版)を読まれた人は、日本には火山岩の多々なる事という章の終りに、附録として「登山の気風を興作すべし」という一文が添えてあることを記憶されているであろう。 | |||
| 散柳窓夕栄 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 天保十三壬寅の年の六月も半を過ぎた。 | |||
| 現代忍術伝 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
その一 正宗菊松先生就職発奮のこと 戦乱破壊のあとゝいうものは、若い者の天下なのである。 | |||
| 古代之少女 | 伊藤左千夫 | 1時間〜 | |
一 かこひ内の、砂地の桑畑は、其畝々に溜つてる桑の落葉が未だ落ちた許りに黄に潤うて居るのである。 | |||
| 大正東京錦絵 | 正岡容 | 1時間〜 | |
「カチューシャ」前後 木下杢太郎氏が名詩集『食後の唄』の中の「薄荷酒」と云ふ詩の序の一節を、ちよつと読んで見て呉れないか。 | |||
| 古川ロッパ昭和日記 | 古川緑波 | 1時間〜 | |
前年記 昭和十年は、浅草から丸の内へといふ、僕にとっての一大転機の年として記念すべき年であった。 | |||
| 小坂部姫 | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
双ヶ岡 一 「物申う、案内申う。あるじの御坊おわすか。」 うす物の被衣の上に檜木笠を深くした上※ふうの若い女が草ぶかい庵の前にたたずんで、低い優しい声で案内を求めた。 | |||
| 炎の人――ゴッホ小伝―― | 三好十郎 | 1時間〜 | |
■登場人物 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ テオドール・ヴァン・ゴッホ アンリ ヴェルネ デニス 老婆 ハンナ ヨング牧師 シィヌ ワイセンブルーフ モーヴ ルノウ ペール・タンギイ その妻 ゴーガン エミール・ベルナール ロートレック ベルト・モリソウ シニャック 学生 夫婦のお客 ルーラン ラシェル 看護婦 [#改ページ] 1 プチ・ワスムの小屋 ドス黒く、貧寒なガラ | |||
| モンテーニュ随想録 | 関根秀雄 | 1時間〜 | |
※ モンテーニュの『随想録』を理解する上に、先ず第一に知っていなければならないことは、彼がどのように相対主義者であったかということであろう。 | |||
| ロザリオの鎖 | 永井隆 | 1時間〜 | |
自序 長崎の野に廃人の身を横たえてから二年余り、知る人知らぬお方のお祈りと励ましの力によって細々ながら生命をつないで来たが、その間に書いたり口述したりした短文を式場博士がまとめて出版してくださることになった。 | |||
| 雪柳 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 小石川白山のあたりに家がある。 | |||
| 風 | 壺井栄 | 1時間〜 | |
一 ふたりが世の常の男女らしく動けば、ことは平凡に運んだろうに、おたがいになにかしら少し足りないものがあって、なかなかそこまでゆかなかった。 | |||
| ユダヤ人のブナの木 | アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ | 1時間〜 | |
*2愚かな心の縺れを、誤りなく解きほぐす そんな纎細な手がどこにあろうか。 | |||
| 海阪 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 道のべの春 [#改ページ] 半島の早春 三浦三崎 大正十二年二月一日午後、何処といふあてもなくアルスの牧野君と小田原駅から汽車に乗つた。 | |||
| 大根の葉 | 壺井栄 | 1時間〜 | |
一 健のお母さんは、今夜また赤ん坊の克子をつれて神戸の病院へ行くことになっている。 | |||
| 街衢の戦死者 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
戦災死と言ふ語は、侘しい語である。 | |||
| 嫁取婿取 | 佐々木邦 | 1時間〜 | |
子供の多い家庭 「これ/\、俊一、二郎、じゃあなかった。英彦、いや、雅男、一寸その新聞を取っておくれ。そのお前の側にあるのを」 と、山下さんはこれを能くやる。 | |||
| 科学方法論 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
序 科学方法論を私は、学問論乃至科学論の一つの特殊な形態として取り扱うべきであると考える。 | |||
| 山の霜月舞 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
まだあの時のひそかな感動は、消されないでゐます。 | |||
| 妻の座 | 壺井栄 | 1時間〜 | |
一 広いアスファルトの道路をへだてて、戦災をのがれた向う方には大きな建物が並び、街路樹も青々と繁っている。 | |||
| 好人物 | 佐々木邦 | 1時間〜 | |
子供のない家庭 「安子や、一寸見ておくれ」 と千吉君は家へ帰って和服に着替えると直ぐに細君を呼んだ。 | |||
| 技術の哲学 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
私は今特に、文明批評又は文化批判の立場から、技術の問題を取り上げる。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
【第一回】 一 「親分、ありゃ何んです」 観音様にお詣りした帰り、雷門へ出ると、人混みの中に大変な騒ぎが始まって居りました。 | |||
| 青春物語 | 谷崎潤一郎 | 1時間〜 | |
大貫晶川、恒川陽一郎、並びに萬龍夫人のこと 十年たてば一と昔と云ふが、私が初めて文壇へ出てからもう彼れ此れ二十三四年になる。 | |||