1時間〜で読める青空文庫の長編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 人柱築島由来 | 藤野古白 | 1時間〜 | |
第一段 第一場 明石の浦 全面の平舞台、中央から左右に開いて屈曲した老松が生い茂る。 | |||
| 泣菫詩抄 | 薄田泣菫 | 1時間〜 | |
自序 書肆岩波氏の需めにより、岩波文庫の一篇として、ここに私の作詩撰集を出すことになつた。 | |||
| 栄養学小史 | ケニス・J・カーペンター | 1時間〜 | |
その一(1785-1885) はじめに この論文は、私たちの学問(栄養学)の簡潔な歴史入門書であり、教科書に使えるように計画された4編の招待論文の第1編である。 | |||
| 十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
明けまして子年となると、皆様一斉に鼠を連想する。 | |||
| 俳諧師 | 高浜虚子 | 1時間〜 | |
一 明治二十四年三月塀和三藏は伊豫尋常中學校を卒業した。 | |||
| 教師 | 長塚節 | 1時間〜 | |
此の中學へ轉任してからもう五年になる。 | |||
| 橘曙覧評伝 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
一 晩年の作物 天皇[#「天皇」の左に「オホキミ(?)」のルビ]は 神にしますぞ。 | |||
| 医師と旅行鞄の話 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 1時間〜 | |
サイラス・キュー・スカダモーア氏は、單純な、惡氣のない、若い亞米利加人だつた。 | |||
| 雀の卵 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
大序 一 「雀の卵」が完成した。 | |||
| A LETTER FROM PRISON | 石川啄木 | 1時間〜 | |
この一篇の文書は、幸徳秋水等二十六名の無政府主義者に關する特別裁判の公判進行中、事件の性質及びそれに對する自己の見解を辨明せむがために、明治四十三年十二月十八日、幸徳がその擔當辯護人たる磯部四郎、花井卓藏、今村力三郎の三氏に獄中から寄せたものである。 | |||
| 澪標 | 外村繁 | 1時間〜 | |
私が生れたところは滋賀県の五個荘である。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
【第一回】 一 江戸八百八町が、たった四半刻のうちに洗い流されるのではあるまいか――と思うほどの大夕立でした。 | |||
| 光の中に | 金史良 | 1時間〜 | |
一 私の語ろうとする山田春雄は実に不思議な子供であった。 | |||
| 歴史哲学 | 三木清 | 1時間〜 | |
序 今私の手から離れたばかりのこの書の内容そのものに就いて、私はここに特に語るべきことをもたない。 | |||
| 夢殿殺人事件 | 小栗虫太郎 | 1時間〜 | |
一、密室の孔雀明王 ――(前文略)違法とは存じましたけれども、貴方様がお越しになるまで、所轄署への報告を差控える事に致しました。 | |||
| 艶容万年若衆 | 三上於菟吉 | 1時間〜 | |
呉羽之介、露月と不忍池畔に奇遇の事 揺るぎ無い御代は枝を吹く風の音も静かに明け暮れて、徳川の深い流れに根をひたした江戸文明の巨木には、豪華艶美を極めた花房が、今をさかりに咲き盛かり、散って萎れる末の世のかなしみの気配をば、まだこればかりも見せぬ元禄時代の、さる年の晩春初夏に、この長物語ははじまります。 | |||
| 泡鳴五部作 | 岩野泡鳴 | 1時間〜 | |
一 「おい、あの婆アさんが靈感を得て來たやうだぜ。」 「れいかんツて――?」 「云つて見りやア、まア、神さまのお告げを感づく力、さ。」 「そんな阿呆らしいことツて、ない。」 「けれど、ね、さうでも云はなけりやア、お前達のやうな者にやア分らない。――どうせ、神なんて、耶蘇教で云ふやうな存在としてはあるものぢやアない。從つて、神のお告げなどもないのだから、さう云つたところで、人間がその奧ぶかいところ | |||
| 芥川竜之介論 | 堀辰雄 | 1時間〜 | |
1 芥川龍之介を論ずるのは僕にとつて困難であります。 | |||
| モンテーニュ随想録 | ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ | 1時間〜 | |
第一章 人さまざまの方法によって同じ結果に達すること このエッセーは開巻第一に置かれているけれども、それは決して最初期に属するからではない。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
一 「あ、錢形の兄さん」 平次は兩國橋の上で呼留められました。 | |||
| わが町 | 織田作之助 | 1時間〜 | |
壱、明治 マニラをバギオに結ぶベンゲット道路のうち、タグパン・バギオ山頂間八十粁の開鑿は、工事監督のケノン少佐が開通式と同時に将軍になったというくらいの難工事で、人夫たちはベンゲット山腹五千呎の絶壁をジグザグに登りながら作業しなければならず、スコールが来ると忽ち山崩れや地滑りが起って、谷底の岩の上へ家守のようにたたき潰された。 | |||
| 一貫章義(現代訳) | 幸田露伴 | 1時間〜 | |
昔、中国の詩人陶淵明は、書物を読むにあたっては甚解を求めないと云った。 | |||
| 早稲田大学 | 尾崎士郎 | 1時間〜 | |
1 新秋の一日、――私は大隈会館の庭園の中を歩いていた。 | |||
| 古川ロッパ昭和日記 | 古川緑波 | 1時間〜 | |
昭和十二年一月 一月一日(金曜) 雨かと思はれた天気も先づ元旦の薄陽ざし、十一時起き。 | |||
| 蒼白き巣窟 | 室生犀星 | 1時間〜 | |
私はいつも其處の路次へ這入ると、あちこちの暗い穴のやうな通り拔けや、墨汁のやうな泥寧の小路から吐き出される種々な階級の人々を見た。 | |||
| 十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
話の本文 この話は予の知るところでは、『太平記』十五巻に出たのが最も古い完全な物らしい、馬琴の『昔語質屋庫』二に、ある書にいわくと冒頭して引いた文も多分それから抄出したと見える。 | |||
| 可愛い山 | 石川欣一 | 1時間〜 | |
山へ入る日・山を出る日 山へ入る日の朝は、あわただしいものである。 | |||
| モンテーニュ随想録 | ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ | 1時間〜 | |
第一章 我々の行為の定めなさについて この章は第一巻第一章と、初版『随想録』においてはその最終章である第二巻第三十七章との、両極を結んでいるように見える。 | |||
| 青銅の基督 | 長与善郎 | 1時間〜 | |
はしがき 父秀忠と祖父家康の素志を継いで、一つにはまだ徳川の天下が織田や豊臣のように栄枯盛衰の例にもれず、一時的で、三代目あたりからそろそろくずれ出すのではないかという諸侯の肝を冷やすために、また自分自らも内心実はその危険を少なからず感じていたところから、さしあたり切支丹を槍玉にあげて、およそ残虐の限りを尽くした家光が死んで家綱が四代将軍となっていたころのことである。 | |||
| 奥秩父の山旅日記 | 木暮理太郎 | 1時間〜 | |
私が始めて秩父の山々から受けた最も強い印象は、其色彩の美しいこと及び其連嶺の長大なることであった。 | |||
| 母の手毬歌 | 柳田国男 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] この書を外国に在る人々に呈す [#改ページ] 母の手毬歌 一、正月の遊び 皆さんは村に入って、うちに静かに暮らしているような時間は無くなったけれども、その代りには今までまるで知らずにいた色々の珍らしいことを、見たり聞いたりする場合は多くなってきた。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
【第一回】 一 「親分は、恋の病というのをやったことがありますか」 ガラ八の八五郎は、大した極りを悪がりもせずに、人様にこんなことを訊く人間だったのです。 | |||
| 山を思う | 石川欣一 | 1時間〜 | |
アイスアックス 「私のアイスアックスはチューリッヒのフリッシ製」……と書き出すと、如何にも「マッターホーン征服の前日ツェルマットで買った」とか、「アルバータを下りて来た槇さんが記念として呉れた」とかいう事になりそうであるが、何もそんな大した物ではなく、実をいうと数年前の夏、大阪は淀屋橋筋の運動具店で、貰ったばかりのボーナス袋から十七円をぬき出して買ったという、甚だ不景気な、ロマンティックでない品 | |||
| 大阪の宿 | 水上滝太郎 | 1時間〜 | |
一の一 夥しい煤煙の爲めに、年中どんよりした感じのする大阪の空も、初夏の頃は藍の色を濃くして、浮雲も白く光り始めた。 | |||
| 氷島の漁夫 | ピエール・ロティ | 1時間〜 | |
第一編 一 恐ろしく肩幅の廣い五人の男が、鹹氣と海との臭ひのする或る薄暗い家のやうななかで、肱を突いて酒を飮んでゐた。 | |||
| みれん | アルツール・シュニッツレル | 1時間〜 | |
一 黄昏時がもう近くなった。 | |||
| 下谷叢話 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
鷲津毅堂肖像(部分) 西田春耕/筆 自序 『下谷叢話』ハ初下谷のはなしト題シテ大正甲子ノ初春ヨリ初稿ノ前半ヲ月刊ノ一雑誌ニ連載シタリシヲ同年ノ冬改竄スルニ当リテ斯クハ改題セシナリ。 | |||
| 彼が殺したか | 浜尾四郎 | 1時間〜 | |
一 若し私があなた方のような探偵小説作家だったら、之からお話しようとする事件を一篇の興味深い探偵小説に仕組んで発表するでしょう。 | |||
| 暦 | 壺井栄 | 1時間〜 | |
一 「実枝、年忌の手紙出しといたか」 奥の部屋で出勤前の身支度をしながらのクニ子の声がせかせかと聞えた。 | |||
| くちなしの花 | フレッド・M・ホワイト | 1時間〜 | |
主な登場人物 備考 ビートリス 姓はデアル、二十二歳 ボン奴隷 メアリ・グレイ チャールズ卿 ビートリスの父 リッチフォード ビートリスの結婚相手 マーク ビートリスの恋人 ベリントン大佐 東洋派遣の英国軍人 ラッシュブロウ 領主、デアル家の家長 令夫人 領主夫人、名はアデラ サトーリス カール・グレイ デラモリ伯爵夫人 コーラ ガスタング大将 | |||
| 法句経 | 作者不詳 | 1時間〜 | |
序 法句の語は大別して二種の義に解釋せらる、一は法は教の義にして法句とは釋尊の教の文句なり、又他の一は法は本體を詮し、一切萬象の終極の體即ち涅槃の義、而して句の原語は元來足跡の義にして、轉じて道或は句の義となりしものなれば、その原の意味にて道の義と解すれば法句は涅槃への道とも譯せらる、涅槃への道は換言せば覺らす教の意味なり、今は何れにても可なれども、古來漢譯されて人口に膾炙せるまゝ法句と稱へた | |||
| 鼻の表現 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
はしがき 「鼻の表現」なぞいう標題を掲げますと、人を馬鹿にしている――大方おしまいにお化粧品の効能書きでも出て来るのじゃないかと、初めから鼻であしらってしまわれる方が無いとも限りません。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
【第一回】 一 運座の帰り、吾妻屋永左衛門は、お弓町の淋しい通りを本郷三丁目の自分の家へ急いで居りました。 | |||
| 茶話 | 薄田泣菫 | 1時間〜 | |
木堂と剣1・7(夕) 犬養木堂の刀剣談は本紙に載つてゐる通り、なかなか通なものだが、その犬養氏を頭に戴いてゐる国民党が鈍刀揃ひの、加之に人少なであるのに比べて、犬養氏が秘蔵の刀剣は、いづれも名剣づくめで、数もなかなか少くなかつた。 | |||
| 漱石氏と私 | 高浜虚子 | 1時間〜 | |
序 漱石氏と私との交遊は疎きがごとくして親しく、親しきが如くして疎きものありたり。 | |||
| 脳細胞日記 | 太田健一 | 1時間〜 | |
一番ヶ瀬隼人が日記をつけ始めたのは半年前、大学の図書館で何気なく立ち読みしていた古い医学書の中に、二十歳を過ぎると人間の脳細胞は一日十万個ずつ死んでいき、一度死んだ脳細胞は決して再生することがないという恐るべき記述を見出した日からだった。 | |||
| 天馬 | 金史良 | 1時間〜 | |
一 ある重苦しい雲の垂れこめた日の朝、京城での有名な廓、新町裏小路のとある娼家から、みすぼらしい風采の小説家玄竜がごみごみした路地へ、投げ出されるように出て来た。 | |||
| 秩父の奥山 | 木暮理太郎 | 1時間〜 | |
何の為に山へ登るか。 | |||
| 俗臭 | 織田作之助 | 1時間〜 | |
一 最近児子政江はパアマネントウェーヴをかけた。 | |||
| 迷信解 | 井上円了 | 1時間〜 | |
緒言 今般文部省にて編纂せられたる『国定小学修身書』を一読するに、その中に迷信の課題ありて、懇切に迷信に関する注意を与えられしも、その文簡短にして、小学児童の了解し難きところなきにあらず。 | |||