5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 午前一時に | シャルル・ピエール・ボードレール | 5分以内 | |
やつと独りになれた! 聞えるものはのろくさい疲れきつた辻馬車の響ばかり。 | |||
| 芸術家の告白祈祷 | シャルル・ピエール・ボードレール | 5分以内 | |
秋の日の暮方は何と身に沁み入ることだ。 | |||
| 計画 | シャルル・ピエール・ボードレール | 5分以内 | |
彼は淋しい大きな公園を散歩しながら独言つた、「あの女が襞の一杯ついてゐる贅を尽した宮廷服を着て、美しい黄昏の中を、広い芝生と泉水に向つた宮殿の大理石の石段を降りて来たらどんなに美しいだらう! なぜといつて、あの女は生れつき王女の風があるからな。」 少し経つて或る街を通りかゝつたとき、彼は一軒の版画店の前に立止まつた。 | |||
| 或るまどんなに | シャルル・ピエール・ボードレール | 5分以内 | |
わたくしのつかへまつる聖母さま、おんみの為に、わたくしの悲しみの奥深く、地下の神壇を建立したい心願にござります。 | |||
| 私の見た大学 | 戸坂潤 | 5分以内 | |
私小説というものがあって、その評判は好悪相半ばしているようだが、それは私という自分であるものにしか判らない小説、自分だけが面白がるための小説、を意味する心算ではないらしい。 | |||
| 春夜 | アルフレッド・ミュッセ | 5分以内 | |
詩神 うたびとよ、こといだけ、くちふれよ。 | |||
| 「黒瞳」より | ペドロ・アントニオ・アラルコン | 5分以内 | |
おくつきに跪き わが父の墳塋に とこしへの愛を われにちかひぬ。 | |||
| さかほがひ | 上田敏 | 5分以内 | |
一 阿古屋の珠を 溶きたる酒は のこさで酌まむ。 | |||
| 夕づつの清光を歌ひて | ・サッフォ | 5分以内 | |
汝は晨朝の蒔き散したるものをあつむ。 | |||
| 君のねがひ | ・サッフォ | 5分以内 | |
君のねがひ望みたまふもの、 もし道にかなひて尊きことならば、 または、 くちに正しからぬ言葉をたくみたまはずとならば、 いかでか羞は君の眼を蓋ふべき、 あからさまにいひいでたまふべきに。 | |||
| 忘れたるにあらねども | ・サッフォ | 5分以内 | |
たかき樹の枝にかかり、 梢にかかり、 果實とるひとが忘れてゆきたる、 いな、 忘れたるにあらねども、 えがたくて、 のこしたる紅き林檎の果のやうに。 | |||
| びるぜん祈祷 | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
母なるをとめ、わが子のむすめ、 賤しくして、また、なによりも尊く、 永遠の謀のさだかなるめあて、 君こそは人性を尊からしむれ、 物みなの造りぬしも、 其造りなるを卑まざりき。 | |||
| あはれ今 | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
あはれ、今、「愛」の路行く君たちよ、 止りても見よ、世の中に、 われのに似たる悲をする人ありや。 | |||
| 泣けよ恋人 | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
泣けよ、戀人、神の身の「愛」の君だに、 愁歎のいはれを識りて泣き入りぬ。 | |||
| 忌々しき「死」の大君は | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
忌々しき「死」の大君は慈悲の敵なり、 昔より悲の母、 かたくなに、言向けがたき司かな。 | |||
| きその日は | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
きその日は思むすぼれ、とぼとぼと 馬を進むる憂き旅路、これも旅かや まのあたり、路のもなかに「愛」の神、 巡禮姿、しほたれて、衣手輕し。 | |||
| 歌よ、ねがふは | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
「歌」よ、ねがふは「愛」の神さがし求めて かの君の前に伴ひ歌はなむ。 | |||
| ありとあらゆるわが思 | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
ありとあらゆるわが思、「愛」と語りて弛なく その種々の語の數いと繁きひといろは、 勢猛にわれをしも力の下に壓さむとし、 またひといろは勢を誇り語りて、らうがはし。 | |||
| よそ人のあざむが如く | アリギエリ・ダンテ | 5分以内 | |
よそ人のあざむが如く、君も亦あざみ給ふか 我君よ、君はた知らじ、覺りえじ、世に不思議にも 俤のかくは移ろひ、變りたる深きいはれを、 そは君がたへなる色を仰ぎ見し惑ひ心地ぞ。 | |||
| 一僧 | イワン・ツルゲーネフ | 5分以内 | |
わが知己に一人の僧ありき――世を遁れ、行ひすましぬ。 | |||
| あすは、明日は、 | イワン・ツルゲーネフ | 5分以内 | |
いかに、わが世の、あだなるや、空なるや、うつろなるや。 | |||
| 露西亜の言葉 | イワン・ツルゲーネフ | 5分以内 | |
疑ひ惑ふけふこのごろ、國運を思ひて、心病みぬるけふこのごろ、なれこそは、杖なれ、より木なれ、噫、大なるかな、忠なるかな、自由なるかな、露西亞の言葉よ。 | |||
| ITALIA | アウグスト・プラーテン | 5分以内 | |
Konata ni wa Abruzzi no yama, kanata Pontini no numa, Geijutsu no kuni wo idete z※ka rakuyen ni iru. | |||
| LEONARDO DA VINCI | アウグスト・プラーテン | 5分以内 | |
Urbino no wak※do kosowa edakumi no ichi to tat※re, Leonardo, Yo ni suguretaru kimi ga zae ni to wa kudarazi. | |||
| ハルレム | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
アムステルダムに金の雄鷄鳴けばハルレムに金の雌鷄卵を生む ノストラダムス百首。 | |||
| 石工 | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
石工の長曰く、見よ、この稜堡を、この支柱を。 | |||
| 欝金草売 | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
花のなかなる欝金草は鳥のなかなる孔雀の如し。 | |||
| 五本の指 | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
これまでに誰一人身代限やお仕置になつたことの無い正しい家柄 「ジアン・ド・ニ※ルの家」 親指は肉付豐かな弗羅曼の酒屋の亭主、根が瓢輕な巫山戯もの、三月釀造極上麥酒の招牌を出した戸口のとこで煙草をのんでる。 | |||
| 胡弓 | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
こはいかに、紛ふ無き親友ジァン・ガスパル・ドビュロオ、綱渡の一座中世に隱れ無き道化ものゝ蒼ざめ窶れたる姿にあらずや。 | |||
| 錬金道士 | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
吾徒の術を修する法二あり。 | |||
| サバトの門立 | ルイ・ベルトラン | 5分以内 | |
女は夜半に起きて燭を點じ泥を取つて身に塗り、さて呪文を唱ふれば、身たちどころにサバトの集會に向ふ。 | |||
| エロディヤッド | ステファヌ・マラルメ | 5分以内 | |
ヒュイスマンスの小説『さかしま』の主人公ジァン・デ・ゼッセントが愛吟、マラルメ作『エロディヤッド』の斷章 一 ……………………噫なんぢ、鏡よ、 愁によつてその縁の中に凍りたる水よ、 いくたびも、いく時も、我が夢を悲み痛みて、 なんぢが底深き氷の下に沈みたる 落葉に似たるわが思出を求めつゝ、 われは汝の奧にはるかなる影とあらはる。 | |||
| 白鳥 | ステファヌ・マラルメ | 5分以内 | |
純潔にして生氣あり、はた美はしき「けふ」の日よ、 勢猛き鼓翼の一搏に碎き裂くべきか、 かの無慈悲なる湖水の厚氷、 飛び去りえざりける羽影の透きて見ゆるその厚氷を。 | |||
| 薄紗の帳 | ステファヌ・マラルメ | 5分以内 | |
薄紗の帳たれてあれど、 こよなき「あそび」は思ふらく、 げにもゆゆしき涜かな、 徒なりや床は無し。 | |||
| ソネット | ステファヌ・マラルメ | 5分以内 | |
絹には「時」の薫ずれど 「妄執」の色褪せにたり、 鏡のそとに溢れたる 雲の御髮に如めやも。 | |||
| 虱とるひと | ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー | 5分以内 | |
むづがゆき額を赤めをさな兒は それとなき夢の白き巣立をねがふ時、 爪しろがねに指細きふたりの姉は たをやかに寢臺近く歩みよる。 | |||
| カンタタ | ポール・クローデル | 5分以内 | |
L※TA………悦子 FAUSTA………幸子 BEATA………福子 悦。 | |||
| 椰子の樹 | ポール・クローデル | 5分以内 | |
われらが故里の國の樹木は、すべて人間のやうに直立してゐて、しかも不動である。 | |||
| 母 | アダ・ネグリ | 5分以内 | |
わが生の奧深く、微かなる聲のわれを呼ぶを感ず。 | |||
| 暴風への郷愁 | 山之口貘 | 5分以内 | |
郷里の沖縄から、上京したのは大正十一年の秋のことであったがその年の冬に、はじめて、ぼくは雪を見た。 | |||
| 装幀の悩み | 山之口貘 | 5分以内 | |
ぼくの最初の詩集『思弁の苑』を出版したのは、昭和十三年の八月である。 | |||
| 自伝 | 山之口貘 | 5分以内 | |
本名山口重三郎。 | |||
| 声をあげて泣く | 山之口貘 | 5分以内 | |
かつて、「むらさき」という雑誌があった。 | |||
| おきなわやまとぐち | 山之口貘 | 5分以内 | |
おんなじ沖縄出身である旧知の男に出会したところ、かれはぼくに「あなたの放送を聞きましたよ」と言ったが、「しかしあなたの日本語はひどいもんですな、まるでおきなわやまとぐちのまる出しじゃありませんか」と来たのである。 | |||
| 沖縄帰郷始末記 | 山之口貘 | 5分以内 | |
三十五年ぶりで郷里に帰り、ついこのごろになって帰京した。 | |||
| 小島の春 | 光田健輔 | 5分以内 | |
女医が癩救療に一地歩を築きたるは日本医学史に特筆すべき事実である。 | |||
| 牛込館 | 渡辺温 | 5分以内 | |
夕方の神楽坂通りは散歩の学生や帰りがけの勤め人なぞでいつもいっぱいである。 | |||
| 魂を刳る美 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
陶器だけで美はわからぬ。 | |||
| 南浦紹明墨蹟 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
南浦紹明(大応国師)は、宋の虚堂の法嗣で大燈国師のお師匠さん、建長寺の蘭渓道隆の門に参じたことがあり、宋から帰って後に筑前の崇福寺におること三十年、関西を風靡した。 | |||
| 某 | 仲村渠 | 5分以内 | |
初夏ともなれば百円ぐらゐのパナマ帽がいたについて見ばえのある風格をみよ ちと遊びに来給へと名刺をくれるのだ 名刺といへばかれもまた一流の名士にして普く 八方に疎通してあますところは無いのである さつそく鄭重な御供物をおくり盛大な葬儀に列してゐるを見る 門札をうつて居を構へてゐる その収入の道その収入のほどは 否 税務署の吏員氏さへ難渋するのだから 今 これを窺ふべくもないのである 午後かれを訪問す | |||