宮本百合子の全作品

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「風知草」創作メモ宮本百合子5分以内444

重吉  ひろ子   富井   行雄       伸一 健吉   小枝   永田弁護士    村上さん(鈴)            清瀬さん(近) ┌───────┐ │ 山代弁護士 │ │ 上野駅   │  吉岡(佐) │ 事務所   │ └───────┘   十三日 十四日   電報   海よ早くしずまれ。

重吉  ひろ子   富井   行雄       伸一 健吉   小枝   永田弁護士    村上さん(鈴)            清瀬さん(近) ┌───────┐ │ 山代弁護士 │ │ 上野駅   │  吉岡(佐) │ 事務所   │ └───────┘   十三日 十四日   電報   海よ早くしずまれ。

生きるための恋愛宮本百合子5分以内1,398

こういう質問が出ることはわたしたちに深く考えさせるものがあります。

こういう質問が出ることはわたしたちに深く考えさせるものがあります。

選評宮本百合子5分以内1,386

予選をとおった十八篇の原稿が回されてきた。

予選をとおった十八篇の原稿が回されてきた。

“生れた権利”をうばうな宮本百合子5分以内651

今日の一般の人を心から考えさせた事件だと思います。

今日の一般の人を心から考えさせた事件だと思います。

私は何を読むか宮本百合子5分以内199

「デカブリストの妻」ネクラーソフ作谷耕平訳 新星社  最近深い感銘をもってよみました。

「デカブリストの妻」ネクラーソフ作谷耕平訳 新星社  最近深い感銘をもってよみました。

これでは囚人扱い宮本百合子5分以内169

逃げて行く子供達と、そしてそれをとりまく環境と両方に問題があると思います。

逃げて行く子供達と、そしてそれをとりまく環境と両方に問題があると思います。

平和を保つため宮本百合子5分以内790

日本女性の参政二年を記念して、去る十日にマッカーサー元帥が発したステートメントの言葉は大変に美しく、日本婦人の理想の姿を描き出していたと思います。

日本女性の参政二年を記念して、去る十日にマッカーサー元帥が発したステートメントの言葉は大変に美しく、日本婦人の理想の姿を描き出していたと思います。

東宝争議について宮本百合子5分以内335

一般文化の問題として多くの人が注目している。

一般文化の問題として多くの人が注目している。

心から送る拍手宮本百合子5分以内776

六十八歳になられた作家森田草平氏が入党されたということは、多くの人にいろいろと語りかけるいみを持っています。

六十八歳になられた作家森田草平氏が入党されたということは、多くの人にいろいろと語りかけるいみを持っています。

山崎富栄の日記をめぐって宮本百合子5分以内317

芥川龍之介が自分の才能とか学識を越えて社会と文学そのものの大きい変化と発展を見通して、そこから来る漠然とした不安を感じて死んだのと、太宰氏の生涯の終り方とは、まったく別種のものです。

芥川龍之介が自分の才能とか学識を越えて社会と文学そのものの大きい変化と発展を見通して、そこから来る漠然とした不安を感じて死んだのと、太宰氏の生涯の終り方とは、まったく別種のものです。

批評は解放の組織者である宮本百合子5分以内562

多喜二的みがまえということがいわれるとき、あの激しい弾圧の中で多喜二がひどくいびられ最後には殺されてしまったあのいさましい犠牲的な身がまえを要求されるように感じて、それを拒否しようとする動きがあるけれども、それには治安維持法という大きな恐しい影がつきまとっていて、その治安維持法への拒否が自分のあり方を歴史の上で生かそうとした多喜二的身がまえになっているので、この治安維持法へのびりびりした恐怖の根性

多喜二的みがまえということがいわれるとき、あの激しい弾圧の中で多喜二がひどくいびられ最後には殺されてしまったあのいさましい犠牲的な身がまえを要求されるように感じて、それを拒否しようとする動きがあるけれども、それには治安維持法という大きな恐しい影がつきまとっていて、その治安維持法への拒否が自分のあり方を歴史の上で生かそうとした多喜二的身がまえになっているので、この治安維持法へのびりびりした恐怖の根性

泉山問題について宮本百合子5分以内1,372

第一私どもの目からみると議会内の大蔵委員会という重要な新給与予算の委員会席上で、あんなに酔うほど酒がでるということがそもそもひどいことだと思います。

第一私どもの目からみると議会内の大蔵委員会という重要な新給与予算の委員会席上で、あんなに酔うほど酒がでるということがそもそもひどいことだと思います。

三つのばあい・未亡人はどう生きたらいいか宮本百合子10分以内2,406

一  このお手紙をよんで、わたしもほんとに「待つ」というのはどういうことなのだろうと、お手紙に書かれているとおりの疑問を感じました。

一  このお手紙をよんで、わたしもほんとに「待つ」というのはどういうことなのだろうと、お手紙に書かれているとおりの疑問を感じました。

「道標」創作メモ宮本百合子5分以内1,510

再びパリへ  九月十八日  午后六年パリ  十月二十四日 パリを親たち去る  〔欄外に〕青い手帖「フランス」  九月二十九日夜 三人 モンマルトルの赤馬で食事してかえったら下に速達      板倉鼎 朝六時死   板倉さんに泊る    三十日 夜ペルールにかえり入浴 泊る  十月一日  葬式 雨  十月二日  ひどい風 十二時まで眠る 夜八時すぎ板倉見まい  モンパルナスの角でコーヒー

再びパリへ  九月十八日  午后六年パリ  十月二十四日 パリを親たち去る  〔欄外に〕青い手帖「フランス」  九月二十九日夜 三人 モンマルトルの赤馬で食事してかえったら下に速達      板倉鼎 朝六時死   板倉さんに泊る    三十日 夜ペルールにかえり入浴 泊る  十月一日  葬式 雨  十月二日  ひどい風 十二時まで眠る 夜八時すぎ板倉見まい  モンパルナスの角でコーヒー

「広場」について宮本百合子5分以内576

「広場」は、一九三九年十二月にかかれた。

「広場」は、一九三九年十二月にかかれた。

はしがき(『十二年の手紙』その一)宮本百合子5分以内307

この往復書簡集三巻におさめられている宮本顕治・宮本百合子の手紙は、一九三四年十二月から一九四五年八月十五日、日本の無条件降伏後、治安維持法が撤廃されて、十月十日網走刑務所から顕治が解放されるまでにとりかわされた書簡、百合子凡そ千余通、顕治四百通ほどの手紙の中からえらび出されたものである。

この往復書簡集三巻におさめられている宮本顕治・宮本百合子の手紙は、一九三四年十二月から一九四五年八月十五日、日本の無条件降伏後、治安維持法が撤廃されて、十月十日網走刑務所から顕治が解放されるまでにとりかわされた書簡、百合子凡そ千余通、顕治四百通ほどの手紙の中からえらび出されたものである。

気になったこと宮本百合子5分以内199

二月号をひっくりかえして見ていて気になったことお耳にいれます。

二月号をひっくりかえして見ていて気になったことお耳にいれます。

戦争・平和・曲学阿世宮本百合子5分以内290

1、文筆の仕事の上で、可能なかぎり、戦争反対と平和の確保、原子兵器禁止の態度を明かにして居ります。

1、文筆の仕事の上で、可能なかぎり、戦争反対と平和の確保、原子兵器禁止の態度を明かにして居ります。

東大での話の原稿宮本百合子5分以内1,754

○一昨年十二月二十五日 新日本文学主催の文学者のファシズム反対講演会 東條 処刑 A級戦犯 釈放「安部源基」 1931年 満州侵略がはじまったころ、大泉、小畑をつかっていた男。

○一昨年十二月二十五日 新日本文学主催の文学者のファシズム反対講演会 東條 処刑 A級戦犯 釈放「安部源基」 1931年 満州侵略がはじまったころ、大泉、小畑をつかっていた男。

日記・書簡宮本百合子30分以内7,502

一九二〇年三月二十二日  郡山は市に成ろうとして居る。

一九二〇年三月二十二日  郡山は市に成ろうとして居る。

同じ娘でも宮本百合子5分以内1,829

「御隠居様よ、又お清が来ましたぞえ何なりと買ってやりなんしょ」と頬を赤くして火を吹いて居下女の正は台所から声をかけた。

「御隠居様よ、又お清が来ましたぞえ何なりと買ってやりなんしょ」と頬を赤くして火を吹いて居下女の正は台所から声をかけた。

心配宮本百合子5分以内1,029

静な町から来た私には駿河台と小川町の通はあんまりにぎやかすぎた。

静な町から来た私には駿河台と小川町の通はあんまりにぎやかすぎた。

大きい足袋宮本百合子5分以内1,436

私とじいやとは買物に家を出た。

私とじいやとは買物に家を出た。

砂丘宮本百合子10分以内3,189

こまかいかげろうは砂の間からぬけ出したようにもえて居て海の色は黒いまでに蒼い、水と空と空の色、そのさかえからポッカリういたような連山の姿、いかにも春らしい、たるんだような、なつかしいような景色である。

こまかいかげろうは砂の間からぬけ出したようにもえて居て海の色は黒いまでに蒼い、水と空と空の色、そのさかえからポッカリういたような連山の姿、いかにも春らしい、たるんだような、なつかしいような景色である。

死に対して宮本百合子5分以内1,342

「めんどくさい、死ぬんだ」  胸をしっかりおさえて居た手を椅子のひじかけの上になげ出して男は叫んだ。

「めんどくさい、死ぬんだ」  胸をしっかりおさえて居た手を椅子のひじかけの上になげ出して男は叫んだ。

ピッチの様に宮本百合子5分以内799

「どうもめっきりよわったもんだ」  男は枯木の様に血の色もなく、力もなく、只かすかに、自分の足と云うだけの感じは有る二本の足をつめながら一人ごとを云う。

「どうもめっきりよわったもんだ」  男は枯木の様に血の色もなく、力もなく、只かすかに、自分の足と云うだけの感じは有る二本の足をつめながら一人ごとを云う。

この頃宮本百合子5分以内387

「お前は好い子だネエ」とあたまをなでられたあとでポカリとげんこつをもらう。

「お前は好い子だネエ」とあたまをなでられたあとでポカリとげんこつをもらう。

短歌習作宮本百合子5分以内1,173

涙ぐみてうるむ瞳を足元に   なぐれば小石うち笑みてあり かんしやくを起しゝあとの淋しさに   澄む大空をツク/″\と見る ものたらぬ頬を舌にてふくらませ   瓦ころがる抜け歯の音きく うすらさむき秋の暮方なげやりに   氷をかめば悲の湧く 角砂糖のくずるゝ音をそときけば   若き心はうす笑する 首人形遠き京なるおもちや屋の   店より我にとつぎ出しかな はにかみてうす笑する我よめは   孔雀の羽

涙ぐみてうるむ瞳を足元に   なぐれば小石うち笑みてあり かんしやくを起しゝあとの淋しさに   澄む大空をツク/″\と見る ものたらぬ頬を舌にてふくらませ   瓦ころがる抜け歯の音きく うすらさむき秋の暮方なげやりに   氷をかめば悲の湧く 角砂糖のくずるゝ音をそときけば   若き心はうす笑する 首人形遠き京なるおもちや屋の   店より我にとつぎ出しかな はにかみてうす笑する我よめは   孔雀の羽

グースベリーの熟れる頃宮本百合子30分以内6,184

小村をかこんだ山々の高い峯は夕日のさす毎に絵で見る様な美くしい色になりすぐその下の池は白い藻の花が夏のはじめから秋の来るまで咲きつづける東北には珍らしいほどかるい、色の美くしい景色の小さい村に仙二は住んで居た。

小村をかこんだ山々の高い峯は夕日のさす毎に絵で見る様な美くしい色になりすぐその下の池は白い藻の花が夏のはじめから秋の来るまで咲きつづける東北には珍らしいほどかるい、色の美くしい景色の小さい村に仙二は住んで居た。

繊細な美の観賞と云う事について宮本百合子10分以内2,709

「春」と云う名のもたらした自然の賜物の中にすべての美がこめられて私達の目前に日毎に育って居る。

「春」と云う名のもたらした自然の賜物の中にすべての美がこめられて私達の目前に日毎に育って居る。

M子宮本百合子10分以内2,459

今消したばっかりの蝋燭の香りが高く室に満ちて居る。

今消したばっかりの蝋燭の香りが高く室に満ちて居る。

秋霧宮本百合子5分以内672

一面、かなり深い秋霧が降りて水を流した様なゆるい傾斜のトタン屋根に星がまたたく。

一面、かなり深い秋霧が降りて水を流した様なゆるい傾斜のトタン屋根に星がまたたく。

夜寒宮本百合子5分以内1,001

めっきり夜寒になった。

めっきり夜寒になった。

午後宮本百合子5分以内1,457

昨夜おそく帰ったので私は昼近くなるまで、何もしらずに赤坊の様によく寝込んで仕舞った。

昨夜おそく帰ったので私は昼近くなるまで、何もしらずに赤坊の様によく寝込んで仕舞った。

霜柱宮本百合子5分以内802

冬の日の静けさは何となく一種異った感じを人に与える。

冬の日の静けさは何となく一種異った感じを人に与える。

紅葉山人と一葉女史宮本百合子10分以内2,424

今まで、紅葉山人の全集をすっかり読んだ事がなかった。

今まで、紅葉山人の全集をすっかり読んだ事がなかった。

草の根元宮本百合子5分以内1,085

五時に近い日差しが、ガラス窓にうす黄色くまどろんで居る。

五時に近い日差しが、ガラス窓にうす黄色くまどろんで居る。

南風宮本百合子5分以内758

昨夜、ドッドと降って居た雨が朝になってすっかり上った。

昨夜、ドッドと降って居た雨が朝になってすっかり上った。

暁光宮本百合子10分以内2,380

去年の九月に、只一人の妹を失った事は、まことに私にとっては大打撃であって、今までに且つて経験した事のない悲しみと、厳かさを感じさせられた。

去年の九月に、只一人の妹を失った事は、まことに私にとっては大打撃であって、今までに且つて経験した事のない悲しみと、厳かさを感じさせられた。

偶感宮本百合子5分以内561

非常に愛らしい妹を得ると同時に、危ぶんで居た母の健康も廻復期に向って来たので、私は今又とない歓びに身を横えて居る。

非常に愛らしい妹を得ると同時に、危ぶんで居た母の健康も廻復期に向って来たので、私は今又とない歓びに身を横えて居る。

雨の日宮本百合子5分以内283

ねばねばした水気の多い風と、横ざまに降る居ぎたない雨がちゃんぽんに、荒れ廻って居る。

ねばねばした水気の多い風と、横ざまに降る居ぎたない雨がちゃんぽんに、荒れ廻って居る。

曇天宮本百合子5分以内1,574

此頃、癖になって仕舞ったと見えて、どうしても私は九時前には起きられない。

此頃、癖になって仕舞ったと見えて、どうしても私は九時前には起きられない。

雨滴宮本百合子5分以内1,338

此頃、自然美の讚美され出して来た事は、自然美崇拝の私にとってまことに嬉しく感じる事である。

此頃、自然美の讚美され出して来た事は、自然美崇拝の私にとってまことに嬉しく感じる事である。

一日宮本百合子5分以内1,303

降りたくても降れないと云う様な空模様で、蒸す事甚い。

降りたくても降れないと云う様な空模様で、蒸す事甚い。

たより宮本百合子5分以内1,966

いきなり斯うした手紙をさしあげるのを御許し下さいませ。

いきなり斯うした手紙をさしあげるのを御許し下さいませ。

ひととき宮本百合子10分以内3,426

はるかな森の梢に波立って居るうす紅い夕栄の雲の峯を見入りながら、私は花園の入口の柱によりかかって居る。

はるかな森の梢に波立って居るうす紅い夕栄の雲の峯を見入りながら、私は花園の入口の柱によりかかって居る。

後庭宮本百合子5分以内1,595

いつもの様に私は本を持って庭に出た。

いつもの様に私は本を持って庭に出た。

獄中への手紙宮本百合子60分以内20,032

一月五日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 上落合より(封書)〕  あけましてお目出度う。

一月五日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 上落合より(封書)〕  あけましてお目出度う。

獄中への手紙宮本百合子1時間〜50,810

四月十五日  今晩は。

四月十五日  今晩は。

獄中への手紙宮本百合子1時間〜114,304

一月八日午後 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕  一月八日  第二十六信  晴れ。

一月八日午後 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕  一月八日  第二十六信  晴れ。