グースベリーの熟れる頃

宮本百合子

『グースベリーの熟れる頃』は青空文庫で公開されている宮本百合子の短編作品。6,184文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。

文字数
30分以内6,184文字
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書き出し

小村をかこんだ山々の高い峯は夕日のさす毎に絵で見る様な美くしい色になりすぐその下の池は白い藻の花が夏のはじめから秋の来るまで咲きつづける東北には珍らしいほどかるい、色の美くしい景色の小さい村に仙二は住んで居た。

初出
底本宮本百合子全集 第三十巻
表記
新字新仮名