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30分以内で読める青空文庫の短編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
暗い花林芙美子
30分以内
いつものやうに、ハンカチーフ一枚で朝湯に飛び込んだ。
妖怪報告井上円了
30分以内
本館にて、心理講究のかたわら妖怪事実を捜索研究し、その結果を館員に報告し、また、その事実を館員より通信せしむるについては、従来の通信中、妖怪、不思議にして解釈を付し難きものを掲載し、一は館員中事実報告の参考となし、一は館員よりこれに対する意見を報知せしめ、妖怪研究の一助となさんとす。
庭をつくる人室生犀星
30分以内
つくばい  つれづれ草に水は浅いほどよいと書いてある。
槍ガ岳松濤明
30分以内
荷上げ 昭和二十三年十二月十二日  五時松本着、ただちに島々へ行き、西糸屋にて干飯、餅各三升依頼。
散文詩石川啄木
30分以内
曠野  路に迷つたのだ! と氣のついた時は、此曠野に踏込んでから、もう彼是十哩も歩いてゐた。
スポーツ・文学・政治坂口安吾
30分以内
スポーツ談議  いま僕の書いている『スキヤキから一つの歴史がはじまる』は、はじめにスポーツマンが主人公になっているせいか、スポーツ精神といったものを書いているせいか、とにかくスポーツマンに評判がいゝ。
日本上代史の研究に関する二、三の傾向について津田左右吉
30分以内
近ごろ、いろいろな意味で世間の注意が国史の上に向けられ、上代史についても種々の方面において種々の考察が行われている。
日本料理の要点北大路魯山人
30分以内
持ち味を生かす  星岡茶寮において、料理人の補充を京都の地に求めたのは、単に茶寮の幹部がみな京都人であるからばかりでなく、日本料理というものが、京都を源流にして発達しているからであって、京都という土地は、言わば日本料理の家元なのである。
パーティ物語中谷宇吉郎
30分以内
アメリカの脊骨をなしている中堅階級は、案外に健全な生活をしている。
銀座永井荷風
30分以内
この一、二年何のかのと銀座界隈を通る事が多くなった。
ジャンの新盆山川方夫
30分以内
雲のなかで、ジャンはいらいらしながら待ちつづけた。
押しかけ女房伊藤永之介
30分以内
一  うす穢い兵隊服にズダ袋一つ背負つた恰好の佐太郎が、そこの丘の鼻を廻れば、もう生家が見えるという一本松の田圃路まで来たとき、フト足をとめた。
東洋文化、東洋思想、東洋史津田左右吉
30分以内
東洋文化とか東洋思想とかいう語が西洋文化または西洋思想と対立する意味において一部の人士に用いられるのは、かなり久しい前からのことであって、日本人の文化、日本人の思想がやはりその東洋のであり、従ってそれが西洋のに対立するものの如く説かれるのである。
文章の一形式坂口安吾
30分以内
私は文章を書いていて、断定的な言い方をするのが甚だ気がかりの場合が多い。
小問題大問題佐々木邦
30分以内
津島君の子爵病は長いことだった。
頼朝の最後田中貢太郎
30分以内
※  建久九年十二月、右大将家には、相模川の橋供養の結縁に臨んだが、その帰途馬から落ちたので、供養の人びとに助け起されて館へ帰った。
生きているコタンの銅像知里真志保
30分以内
銅像が皆の手で作られた  白老のシュバイツァーとして、すでに貴重な存在になっている高橋房次氏が、今度白老町の住民一同から銅像をおくられることになったという。
所得人 室生犀星萩原朔太郎
30分以内
世には二種屬の人間がある。
沖縄の思い出柳宗悦
30分以内
尚昌侯は私の同級生でした。
久米正雄
30分以内
新派俳優の深井八輔は、例もの通り、正午近くになつて眼を覚した。
北村透谷詩集北村透谷
30分以内
夢中の夢 嗚呼かく弱き人ごゝろ、 嗚呼かく強き戀の情、 [#改ページ] 朝靄の歌 もらすなよあだうつくしの花、 消ゆる汝共に散るものを、 うつくしとても幾日經ぬべき、 盛りと見しははやすたり [#改ページ] 春駒    第一 門出 北風に窓閉されて朝夕の   伴となるもの書と爐火、 軒下の垂氷と共に心凍り   眺めて學ぶ雪達摩、    けふまでこそは梅櫻、    霜の惱みに默しけれ
女の首田中貢太郎
30分以内
新吉は公園の活動写真館の前を歩きながら、今のさき点いたばかりの白昼のような電燈の光に浮き出て見える群集の顔をじろじろ見ていたが、思い出したようにその眼を活動写真館の看板絵にやった。
和州地名談柳田国男
30分以内
一 「さらぎ考」という論文を、『大和』誌上に見出した時から、私はいつかは一度、大和の地名という問題を考えてみたいと思っていた。
蒼白い月徳田秋声
30分以内
ある晩私は桂三郎といっしょに、その海岸の山の手の方を少し散歩してみた。
庭の眺め梅崎春生
30分以内
庭というほどのものではない。
民族的記憶の名残中谷宇吉郎
30分以内
もう四年前のことになるが、考えて見れば、寺田先生の亡くなられた年の夏のことである。
百合子田山花袋
30分以内
一  百合子は雪解のあとのわるい路を拾ひながら、徐かに墓地から寺の門の方へと出て来た。
越後の冬小川未明
30分以内
小舎は山の上にあった。
銭形平次捕物控野村胡堂
30分以内
一 「フーム」  要屋の隠居山右衛門は、芝神明前のとある夜店の古道具屋の前に突っ立ったきり、しばらくは唸っておりました。
林の底宮沢賢治
30分以内
「わたしらの先祖やなんか、  鳥がはじめて、天から降って来たときは、  どいつもこいつも、みないち様に白でした。」 「黄金の鎌」が西のそらにかゝつて、風もないしづかな晩に、一ぴきのとしよりの梟が、林の中の低い松の枝から、斯う私に話しかけました。
探検実記 地中の秘密江見水蔭
30分以内
――初めての發掘――權現臺の歴史――貝層より石棒――把手にあらで土偶――元日の初掘り――朱の模樣ある土器――奇談――珍品――地主と駄菓子――鷄屋の跡――  太古遺跡の發掘に、初めて余が手を下したのは、武藏の權現臺である。
紅葉伊藤左千夫
30分以内
秀麗世にならひなき二荒の山に紅葉かりせはやと思ひたち木の芽の箱をは旅路の友と頼みつゝ丙申の秋神無月廿日の午の後二時半と云ふに上野の山のふもとより※車にこそうち乘りけれ いかはかり紅葉の色や深からん山また山のおくをわけなは 赤羽さわらひ浦和大宮なと夢の間に打過て上野の國宇都宮[#「上野の國宇都宮」はママ]にそ日は暮にける はる/\ときしやに訪へはや紅葉しゝ紅葉のかけの猶もまたるゝ しはしやすろふ暇も
西鶴小論田山花袋
30分以内
一  西鶴は大阪人ではあるけれども、それ以上に深い処を持つてゐると私は思ふ。
一人ぼっちのプレゼント山川方夫
30分以内
ホテルは海に面していた。
明治の地獄三遊亭円朝
30分以内
えゝ一席申上げます、明治の地獄も新作と申す程の事でもなく、円朝が先達て箱根に逗留中、宗蓮寺で地獄極楽の絵を見まして、それから案じ附きましたお短かい落語でございますが、まだ口慣れませんからお聞苦しうございませう。
書道と茶道北大路魯山人
30分以内
今日は茶の方の話を少し申し上げたいと思うのですが……、なぜ茶の話を申しますかといえば、それはいうまでもなく茶人の書がうまいからだということに帰するのであります。
シベリヤの三等列車林芙美子
30分以内
1信  満洲の長春へ着いたのが十一月十二日の夜でした。
野宿山之口貘
30分以内
あとになって、きいたことなのであるが、ずっと前にそこに住んでいたうちの娘さんが、毒をのんで便所のなかで死んでいたという噂のある家なのである。
北京と巴里(覚書)横光利一
30分以内
芥川龍之介氏は上海へ行くと政治のことばかりに頭が廻って困ると私にこぼしたことがある。
自からを信ぜよ田山花袋
30分以内
一  総て物が平等に見え出して来るといふことは、面白い人間の心理状態である。
暗い空小川未明
30分以内
一  太い、黒い烟突が二本空に、突立ていた。
雪の話中谷宇吉郎
30分以内
一  この頃新聞を見ていて気の付いたことは、スキーと雪の記事がこの数年来急に増してきたことである。
嫁泥棒譚伊藤野枝
30分以内
盗まれた祖母の実話 『ね、お祖母さん、うちぢや、Aにも親類があるのでせう?』  私は、祖母から彼方此方の親戚との関係を聞かされた時、ふと思ひ出してかう尋ねました。
流れ行く歴史の動力津田左右吉
30分以内
諸君、私は二ツの道と題して置きましたが、二ツの道とは何であるか、それはこの社会、世の中の進歩に就て確かに二ツの道があるというのであります。
太宰治
30分以内
イエス其の弟子たちとピリポ・カイザリヤの村々に出でゆき、途にて弟子たちに問ひて言ひたまふ「人々は我を誰と言ふか」答へて言ふ「バプテスマのヨハネ、或人はエリヤ、或人は預言者の一人」また問ひ給ふ「なんぢらは我を誰と言ふか」ペテロ答へて言ふ「なんぢはキリスト、神の子なり」(マルコ八章二七)  たいへん危いところである。
聖家族小山清
30分以内
ヨセフは牛の頸に繋ぐ軛をこしらえていた。
火の点いた煙草横光利一
30分以内
彼は恋愛を軽蔑した。
映画『人類の歴史』中谷宇吉郎
30分以内
前から私は、妙な夢を一つもっている。
斎藤緑雨と内田不知菴坪内逍遥
30分以内
緑雨が小説改良会設立案といふのを提げて、初めて私のとこへ来たのは明治十八年の秋頃であつたらうから、彼れとの交際は二葉亭とよりも古く、竹のや(饗庭篁村)とよりも少し早い。
迷い路小川未明
30分以内
二郎は昨夜見た夢が余り不思議なもんで、これを兄の太郎に話そうかと思っていましたが、まだいい折がありません。
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