1時間〜で読める青空文庫の長編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 生死卍巴 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
占われたる運命は? 「お侍様え、お買いなすって。どうぞあなた様のご運命を」 こういう女の声のしたのは享保十五年六月中旬の、後夜を過ごした頃であった。 | |||
| 話の種 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
一 給仕人は電気 今春米国モンタナの工科大学で卒業生のために祝宴を開いた時、ボーイの代りに電気を使って御馳走した。 | |||
| 十二神貝十郎手柄話 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
ままごと狂女 一 「うん、あの女があれなんだな」 大髻に黒紋付き、袴なしの着流しにした、大兵の武士がこういうように云った。 | |||
| 雪の宿り | 神西清 | 1時間〜 | |
文明元年の二月なかばである。 | |||
| 紅毛傾城 | 小栗虫太郎 | 1時間〜 | |
序 ベーリング黄金郷の所在を知ること ならびに千島ラショワ島の海賊砦のこと 四月このかた、薬餌から離れられず、そうでなくてさえも、夏には人一倍弱いのであるが、この夏私は、暑気が募るにしたがって、折りふし奇怪な感覚に悩まされることが多くなった。 | |||
| 潜航艇「鷹の城」 | 小栗虫太郎 | 1時間〜 | |
第一編 海底の惨劇 一、海―武人の墓 それは、夜暁までに幾ばくもない頃であった。 | |||
| NIELS BOHR | 仁科芳雄 | 1時間〜 | |
§1.Bohr の地位. 今日の純物理學界に於て,最も重きをなす世界人は Niels Bohr である.Planck 老い Einstein 衰へた今日,其右に出づるものは見當たらない.勿論各國共その國内に於ては色々の意味に於て權威者はある.又各專門に於てそれぞれの第一人者は存在する.然しこれ等の人々を一堂に集めた時,名實共に備はつた碩學を選んだとすれば,Bohr はその首位に推される人である. | |||
| 大鵬のゆくえ | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
吉備彦来訪 読者諸君よ、しばらくの間、過去の事件について語らしめよ。 | |||
| 銅銭会事変 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
女から切り出された別れ話 天明六年のことであった。 | |||
| 経済学及び課税の諸原理 | デイヴィッド・リカード | 1時間〜 | |
訳序 本書はデイヴィド・リカアドウ David Ricardo の主著『経済学及び課税の諸原理』"Principles of Political Economy and Taxation." の全訳である。 | |||
| 婚姻の媒酌 | 榊亮三郎 | 1時間〜 | |
(一)毎々聞くことではあるが、世の中に、何がつまらぬ役目と云つても、祝言の仲人ほど、つまらぬものはない、祝言すんで、新婦新郎仲好く行けば、仲人には用事はない、善く行かずに苦情が出來たときは雙方の家の間に立つて、あちら立てれば、こつちが立たず、こちらの申條を立てやうとすると、あちらの申條を潰すことになり、心配なものである、だから、仲人するやうな愚者は、またと世の中にないと云ふ樣な述懷を、ときどき、耳 | |||
| 俊寛 | 倉田百三 | 1時間〜 | |
人 法勝寺執行俊寛 丹波少将成経 平判官康頼 有王(俊寛の昔の家僮) 漁夫(男、女、童子ら数人) 丹左衛門尉基康(清盛の使者) その従者 数人 船頭 数人 時 平氏全盛時代 所 鬼界が島 [#改ページ] 第一幕 鬼界が島の海岸。 | |||
| 閉戸閑詠 | 河上肇 | 1時間〜 | |
閉戸閑詠 第一集 起丁丑七月 尽辛巳十月 [#改ページ] 〔昭和十二年(一九三七)〕 野翁憐稚孫 余この歳六月十五日初めて小菅刑務所より放たる 膝にだく孫の寝顔に見入りつつ庭の葉陰に呼吸ついてをり七月七日 花田比露思氏の来訪を受く 有りがたや七年ぶりに相見ればふるさとに似し君のおもかげ七月七日 獄をいでて 三首 獄をいでて街を歩きつ夏の夜の行きかふ人を美しと見し 獄を | |||
| 大捕物仙人壺 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
1 女軽業の大一座が、高島の城下へ小屋掛けをした。 | |||
| 南蛮秘話森右近丸 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
1 「将軍義輝が弑された。三好長慶が殺された、松永弾正も殺された。今は下克上の世の中だ。信長が義昭を将軍に立てた。しかし間もなく追って了った。その信長も弑されるだろう。恐ろしい下克上の世の中だ……明智光秀には反骨がある。羽柴秀吉は猿智慧に過ぎない。柴田勝家は思量に乏しい。世は容易に治まるまい……武田家は間もなく亡びるだろう。波多野秀治は滅亡した。尼子勝久は自刃した。上杉景勝は兄を追った。荒木村重 | |||
| 前記天満焼 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
1 ここは大阪天満通の大塩中斎の塾である。 | |||
| 血ぬられた懐刀 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
別るる恋 「相手の権勢に酔わされたか! ないしは美貌に魅せられたか! よくも某を欺むかれたな!」 こう罵ったのは若い武士で、その名を北畠秋安と云って、年は二十三であった。 | |||
| 仇討姉妹笠 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
袖の中には? 舞台には季節にふさわしい、夜桜の景がかざられてあった。 | |||
| 銀三十枚 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
1 「おいおいマリア、どうしたものだ。そう嫌うにもあたるまい。まんざらの男振りでもない意だ。いう事を聞きな、いう事を聞きな」 ユダはこう云って抱き介えようとした。 | |||
| 次郎物語 | 下村湖人 | 1時間〜 | |
一 それから 母に死別してからの次郎の生活は、見ちがえるほどしっとりと落ちついていた。 | |||
| 次郎物語 | 下村湖人 | 1時間〜 | |
一 血書 「次郎さん、いらっしゃる?」 階段のすぐ下から、道江の声がした。 | |||
| 次郎物語 | 下村湖人 | 1時間〜 | |
一 友愛塾・空林庵 ちゅんと雀が鳴いた。 | |||
| 死者の書 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
死者の書 戊寅、天子東狃二于沢中一。 | |||
| 光り合ういのち | 倉田百三 | 1時間〜 | |
幼きころ 1 幼きいのちは他者の手にある。 | |||
| 火の扉 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
冬を待つ山河 一 もう、その年の秋も暮れようとしていた。 | |||
| 光は影を | 岸田国士 | 1時間〜 | |
彼を待つもの 一 長い戦争をはさんで、まる七年目に、京野等志は、変りはてた祖国の土を踏み、漠然と父母兄弟がそのまゝ以前のところに住んでいるなら、という期待だけで、自然に東京へ向つて二昼夜の汽車の旅をつづけて来たのである。 | |||
| 荒天吉日 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
まへがき 「荒天吉日」とは、別にたしかな出典のある言葉ではなく、ふと思ひついて、こんな標題にしたのである。 | |||
| 誰でもない……自分でもない | 岸田国士 | 1時間〜 | |
人は自分で自分をどうすることもできないことがあります。 | |||
| ある夫婦の歴史 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 愛するものよ、おんみもしわれを裏切りてわれこれをゆるさんとおもへど、その力なきとき、おんみその力をわれに与へうるや ――ある時代の悲喜劇から [#改ページ] 一 内海達郎は、近頃あまり経験したことのない胸騒ぎを感じた。 | |||
| 演劇一般講話 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
演劇の芸術的純化 演劇は最も低級な芸術であるといふ言葉には、一面の真理があります。 | |||
| 名人地獄 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
消えた提灯、女の悲鳴 「……雪の夜半、雪の夜半……どうも上の句が出ないわい」 寮のあるじはつぶやいた。 | |||
| 北支物情 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
旅行前記 今度文芸春秋社が私に北支戦線を見学する機会を与へてくれたことを何よりもうれしく思ふ。 | |||
| 近代劇論 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
一 近代劇とは この名称は元来、あまりはつきりしない名称で、恐らく「近代」といふ言葉は、moderne の訳に相違なく、してみると、普通使はれてゐる「新時代」といふ意味もあると同時に、歴史上の「近世」を指すことにもなるのである。 | |||
| 従軍五十日 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
前記 この記録は昨年九月から十月にかけて、いはゆる「従軍作家」の一人として中支戦線のところどころを視察した結果、生れたものであるが、もともとこの種のノートを発表することによつてわれわれの任が果されたとは毛頭考へてゐない。 | |||
| 戦争と文化 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
一 昭和十六年の一月、即ちまる二年前、私はラジオを通じて「国防と文化」といふ題の講演をしました。 | |||
| 青年の矜りと嗜み | 岸田国士 | 1時間〜 | |
一 矜りとは自ら恃むところがあることであります。 | |||
| 落葉日記(三場) | 岸田国士 | 1時間〜 | |
一 東京の近郊―― 雑木林を背にしたヴイラのテラス 老婦人 収 アンリエツト 弘 秋の午後―― [#改ページ] 長椅子が二つ、その一方に老婦人、もう一方に青年が倚りかかつてゐる。 | |||
| 対話 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
これは雑誌「悲劇喜劇」が、現在の演劇に対する種々の質問を読者から蒐め、 同誌編集部がそれを要約して提出した問題に対して感想を述べたものである。 | |||
| あるニュウ・フェイスへの手紙 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
昭和二十五年秋、いわゆる「演劇の立体化運動」のために文壇、劇壇の有志数十名により「雲の会」が作られ、その活動の一つとして翌年五月、月刊雑誌「演劇」が創刊された。 | |||
| 支那の孝道殊に法律上より観たる支那の孝道 | 桑原隲蔵 | 1時間〜 | |
一 孝道は支那の國本で、又その國粹である。 | |||
| 純粋経済学要論 | マリー・エスプリ・レオン・ワルラス | 1時間〜 | |
訳者序 一九〇九年、レオン・ワルラスの七十五歳の齢を記念して、ローザンヌ大学は m※daillon を作った。 | |||
| 血曼陀羅紙帳武士 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
腰の物拝見 「お武家お待ち」 という声が聞こえたので、伊東頼母は足を止めた。 | |||
| 沙漠の古都 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
第一回 獣人 一 「マドリッド日刊新聞」の記事…… 怪獣再び市中を騒がす。 | |||
| 剣侠 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
木剣試合 1 文政×年の初夏のことであった。 | |||
| 心象風景(続篇) | 牧野信一 | 1時間〜 | |
岡といふ彫刻家のモデルを務めて私がそのアトリヱへ通ひ、日が延びる程の遅々たるおもむきで、その等身胸像の原型が造られてゆくありさまを緯となし、その間に巻き起る多様なる人事を経として、そしてその胸像が完成される日までを同時に本篇の完結と目指して、これには凡そ四五十枚の前篇がありますが、それはそれとして、新たに稿をすゝめます。 | |||
| 南風譜 | 牧野信一 | 1時間〜 | |
一 卓子に頬杖をして滝本が、置額に容れたローラの写真を眺めながら、ぼんやりと物思ひに耽つてゐた時、 「守夫さん、いらつしやるの?」 と、稍激した調子の声が、窓の外から聞えてきた。 | |||
| サクラの花びら | 牧野信一 | 1時間〜 | |
一 テオドル・ルーズベルトが、一九〇二年に大統領の覇権を獲得して、九年までの二期、その前後に於けるW・マツキンレイ及びW・H・タフト――彼等三者の数年間にわたる激しい争覇戦は、北米政戦史の花吹雪と謳はれて、今尚機会のあるごとに多くの人々に噂をのこしてゐるものであるが、――丁度その時代に恰もそれらの三代表の鼎立に伴れて、ワシントン、フイラデルヒア、ハーバードの三大学蹴球争覇戦が、中部地方の人気を | |||
| 行乞記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
死をまへの木の葉そよぐなり 陽を吸ふ 死ぬる夜の雪ふりつもる 生死のなかの雪ふりしきる 十二月廿二日 晴、汽車で五里、味取、星子宅。 | |||
| 行乞記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
鶏肋抄 □霰、鉢の子にも(改作) □山へ空へ摩訶般若波羅密多心経(再録) □旅の法衣は吹きまくる風にまかす(〃) 雪中行乞 □雪の法衣の重うなる(〃) □このいたゞきのしぐれにたゝずむ(〃) □ふりかへる山はぐれて(〃) ―――― □水は澄みわたるいもりいもりをいだき □住みなれて筧あふれる 鶏肋集(追加) □青草に寝ころべば青空がある □人の子竹の子ぐいぐい伸びろ(酒壺洞君 | |||
| 娘煙術師 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
楽書きをする女 京都所司代の番士のお長屋の、茶色の土塀へ墨黒々と、楽書きをしている女があった。 | |||