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1時間〜で読める青空文庫の長編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
一九二八年三月十五日小林多喜二
1時間〜
一  お惠には、それはさう仲々慣れきることの出來ない事だつた。
おばけの正体井上円了
1時間〜
緒言  明治三十一年のむかし、『妖怪百談』を著し、つぎにその「続編」を作りしが、望外にも世間より歓迎せられ、再三再四、版を重ぬるに至りたるも、数年前に残本全く尽き、久しく購読を謝絶しきたれり。
竹柏記山本周五郎
1時間〜
一の一  城からさがった孝之助が、父の病間へ挨拶にいって、着替えをしに居間へはいると、家扶の伊部文吾が来て、北畠から使いがあったと低い声で云った。
飛騨の怪談岡本綺堂
1時間〜
(一)  綺堂君、足下。
菊千代抄山本周五郎
1時間〜
一  菊千代は巻野越後守貞良の第一子として生れた。
かんかん虫は唄う吉川英治
1時間〜
木靴 「食えない者は、誰でもおれに尾いて来な。晩には十銭銀貨二ツと白銅の五銭玉一ツ、みんなのポケットに悪くねえ音をさせてやるぜ」  かんかん虫のトム公は、領土の人民を見廻るように、時々、自分の住んでいるイロハ長屋の飢餓をさがし歩いた。
猫と庄造と二人のおんな谷崎潤一郎
1時間〜
福子さんどうぞゆるして下さいこの手紙雪ちゃんの名借りましたけどほんとうは雪ちゃんではありません、そう云うたら無論貴女は私が誰だかお分りになったでしょうね、いえいえ貴女はこの手紙の封切って開けたしゅん間「さてはあの女か」ともうちゃんと気がおつきになるでしょう、そしてきっと腹立てて、まあ失礼な、………友達の名前無断で使って、私に手紙よこすとは何と云う厚かましい人と、お思いになるでしょう、でも福子さん察
戦争史大観石原莞爾
1時間〜
序文  昨年の末感ずるところあり、京都で御世話になった方々及び部下の希望者に「戦争史大観」を説明したい気持になり、年末年始の休みに要旨を書くつもりであったが果さなかった。
人外魔境小栗虫太郎
1時間〜
大魔境「悪魔の尿溜」  フランスの自動車会社シトロエンの探検隊――。
現代語訳 平家物語作者不詳
1時間〜
首渡し  一の谷の合戦で討たれた平家一門の首が都に帰ってきたのは、寿永三年二月七日である。
大岡政談作者不詳
1時間〜
解題 法學博士 尾佐竹 猛  古來名判官といへば大岡越前守にとゞめをさすが、その事蹟といへば講談物や芝居で喧傳せられて居るのに過ぎないので、眞の事蹟としては反つて傳はつて居るものは少いのである。
万葉集研究折口信夫
1時間〜
一 万葉詞章と踏歌章曲と 万葉集の名は、平安朝の初め頃に固定したものと見てよいと思ふ。
枡落し山本周五郎
1時間〜
一  ――ねえ、死にましょうよ、とおうめが思いつめたように云った。
雪の上の霜山本周五郎
1時間〜
一  その仕事は簡単なものであった。
幼年時代室生犀星
1時間〜
[#ページの左右中央] 大正八年八月 [#改ページ] 一  私はよく実家へ遊びに行った。
三人の双生児海野十三
1時間〜
1  あの一見奇妙に見える新聞広告を出したのは、なにを隠そう、この妾なのである。
世界怪談名作集エドワード・ジョージ・アール・ブルワー・リットン
1時間〜
一  わたしの友達――著述家で哲学者である男が、ある日、冗談と真面目と半分まじりな調子で、わたしに話した。
滝口山本周五郎
1時間〜
一  益村安宅が釣りをしていると、畠中辰樹が来て「釣れたか」と云った。
青べか日記山本周五郎
1時間〜
しっかりしろ三十六、貴様は挫けるのか、世間の奴等に万歳を叫ばし度いのか、元気を出せ、貴様は選ばれた男だぞ、そして確りとその両の足で立上って困苦や窮乏を迎えろ、貴様にはその力があるんだぞ、忘れるな、自分を尚べ大事にしろ。
金狼久生十蘭
1時間〜
1  市電をおりた一人の男が、時計を出してちょっと機械的に眺めると、はげしい太陽に照りつけられながら越中島から枝川町のほうへ歩いて行った。
百足ちがい山本周五郎
1時間〜
一  江戸の上邸へ着任した秋成又四郎は、その当座かなり迷惑なおもいをさせられた。
しじみ河岸山本周五郎
1時間〜
一  花房律之助はその口書の写しを持って、高木新左衛門のところへいった。
現代語訳 平家物語作者不詳
1時間〜
逆櫓  元暦二年の正月が来た。
ハムレット久生十蘭
1時間〜
敗戦後一年目のこの夏、三千七百尺の高地の避暑地の、ホテルのヴェランダや霧の夜の別荘の炉辺でよく話題にのぼる老人があった。
島崎藤村
1時間〜
一  橋本の家の台所では昼飯の仕度に忙しかった。
幾何学と空間戸坂潤
1時間〜
幾何学とは何であるか、之が私の問題である。
能とは何か夢野久作
1時間〜
二三年前の事、或る若いエスペランチストが私の処へ遊びに来ました序に、瑞西とかのエスペラントの雑誌へ「能」の事を投稿したいから、話してくれないかと頼みました。
契りきぬ山本周五郎
1時間〜
一の一 「また酔っちまったのかい、しようのないこだねえ、お客さんはどうしたの」 「いま菊ちゃんが出てるわ、こうなっちゃだめよかあさん、このひとにはお侍はいけないって、あたしそ云ってあるじゃないの」 「お侍ばかりじゃないじゃないか、お客ってお客を振るんじゃないか、それあ今のうちはいいさ、稼ぐことは稼いで呉れるんだから、こっちはまあいいけどさ、こんなこっちゃおまえ、いまにお客が黙っちゃいないよ、さん
愛と認識との出発倉田百三
1時間〜
[#ページの左右中央]   この書を後れて来たる青年に贈る [#改ページ] 兄弟よ、われなんじらに新しき誡を書き贈るにあらず。
悪魔の弟子浜尾四郎
1時間〜
一  ××地方裁判所検事土田八郎殿。
美学入門中井正一
1時間〜
第1部   ――美学とは―― 1 美とは何であるか 自然の中に  美学とは何を学ぶ学問であろうか。
銭形平次捕物控野村胡堂
1時間〜
六人斑男 第一人目磔 「親分、良い心持じゃありませんか。腹は一ぺえだし、酔い心地も申し分なし、陽気が春で、女の子が大騒ぎをすると来ちゃ――」  ガラッ八の八五郎は、長んがい顔を撫でて、舌嘗ずりしながら、銭形平次の後に追いすがるのでした。
上海横光利一
1時間〜
序  この作品は私の最初の長篇である。
現代語訳 平家物語作者不詳
1時間〜
小朝拝  寿永三年正月一日、法皇の御所は大膳大夫成忠の宿所、六条西洞院であるから御所としての体裁は整っていない。
亡霊怪猫屋敷橘外男
1時間〜
怪しき老婆  この物語は、昨年の秋の末、九州のごく西のはずれの大村という城下町の、その侍小路のふるい屋敷町におこったできごとです。
旗岡巡査吉川英治
1時間〜
雲雀も啼かぬ日 一  河が吼えるように河の底から、船頭の大きな声が、 「――船止めだとようっ」 「六刻かぎりで、川筋も陸も往来止めだぞうっ」  船から船へ、呶鳴り交わしてから触れ合っていた。
半七捕物帳岡本綺堂
1時間〜
一  秋の宵であった。
瞼の母長谷川伸
1時間〜
〔序幕〕第一場 金町瓦焼の家(春)     第二場 夏の夜の街(引返)     第三場 冬の夜の街 〔大詰〕第一場 柳橋水熊横丁     第二場 おはまの居間     第三場 荒川堤(引返) 番場の忠太郎  夜鷹おとら  洗い方藤八 水熊のおはま  素盲の金五郎  煮方子之吉 その娘お登世  鳥羽田要助  出前持孫助 金町の半次郎  突き膝喜八   女中おふみ 半次母おむら  宮の七五郎  
盗まれた手紙の話坂口安吾
1時間〜
あの人間は気違だから精神病院へぶちこめなんて、とんでもない。
地底獣国久生十蘭
1時間〜
プロローグ  モスクワの科学翰林院は、第二次五カ年計画期間中における文化的国家事業として、三つの企画をあげ、国民教育省および国家計画委員会を通じて中央委員会に提出し、第八回連邦ソヴィエト大会で承認された。
つゆじも斎藤茂吉
1時間〜
大正七年 大正八年 大正七年漫吟 斎藤茂吉送別歌会 大正六年十二月二十五日東京青山茂吉宅に於て わが住める家のいらかの白霜を見ずて行かむ日近づきにけり 長崎著任後折にふれたる うつり来しいへの畳のにほひさへ心がなしく起臥しにけり 据風呂を買ひに行きつつこよひまた買はず帰り来て寂しく眠る 東京にのこし来しをさなごの茂太もおほきくなりにつらむか かりずみのねむりは浅くさめし
仏教人生読本岡本かの子
1時間〜
この書を世に贈るについての言葉  二十年近くも、私が心に感じ身に行って来た経験をふりかえり、また、批判してみたことを偽りなく書き集めたのが、この書物となりました。
お蝶夫人三浦環
1時間〜
[#ページの左右中央] 第一部 [#改丁] 一 リリー・レーマンに憧れて  ドイツへ行ってリリー・レーマンについて歌の勉強をしようと思って三浦政太郎と一緒に横浜を出帆したのは、一九一四年(大正三年)五月二十日のことでした。
幾度目かの最期久坂葉子
1時間〜
熊野の小母さんへ。
平将門幸田露伴
1時間〜
千鍾の酒も少く、一句の言も多いといふことがある。
陰獣トリステサ橘外男
1時間〜
殺人者の手記 「被告! 被告は自己のために、何か最後の陳述をしたいという意志はないか?」と裁判長は紙とペンをくれて、私に最後の陳述の機会を与えてくれた。
散文詩・詩的散文萩原朔太郎
1時間〜
SENTIMENTALISM  センチメンタリズムの極致は、ゴーガンだ、ゴツホだ、ビアゼレだ、グリークだ、狂氣だ、ラヂウムだ、螢だ、太陽だ、奇蹟だ、耶蘇だ、死だ。
食道楽村井弦斎
1時間〜
緒言  小説なお食品のごとし。
植物記牧野富太郎
1時間〜
序  これまで発行せられたいろいろの雑誌に私の書いた小品文はそう鮮くなかった。
野槌の百吉川英治
1時間〜
一  チチ、チチ、と沢千禽の声に、春はまだ、峠はまだ、寒かった。
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