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5分以内で読める青空文庫の短編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
樹木とその葉若山牧水
5分以内
光を含んだ綿雲が、軒端に見える空いつぱいに輝いて、庭木といふ庭木は葉先ひとつ動かさず、それぞれに雲の光を宿して濡れた樣に靜まつてゐる。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
○ 乾きたる 落葉のなかに栗の實を 濕りたる 朽葉がしたに橡の實を とりどりに 拾ふともなく拾ひもちて 今日の山路を越えて來ぬ 長かりしけふの山路 樂しかりしけふの山路 殘りたる紅葉は照りて 餌に餓うる鷹もぞ啼きし 上野の草津の湯より 澤渡の湯に越ゆる路 名も寂し暮坂峠    ○ 朝ごとに つまみとりて いただきつ ひとつづつ食ふ くれなゐの 酸ぱき梅干 これ食へば 水にあたらず 濃
樹木とその葉若山牧水
5分以内
冷たさよ わが身をつゝめ わが書齋の窓より見ゆる 遠き岡、岡のうへの木立 一帶に黝み靜もり 岡を掩ひ木立を照し わが窓さきにそゝぐ 夏の日の光に冷たさあれ わが凭る椅子 腕を投げし卓子 脚重くとどける疊 部屋をこめて動かぬ空氣 すべてみな氷のごとくなれ わがまなこ冷かに澄み あるとなきおもひを湛へ 勞れはてしこゝろは 森の奧に 古びたる池の如くにあれ あゝねがふ わが日の安らかさ わが日の
樹木とその葉若山牧水
5分以内
底深い群青色の、表ほのかに燻りて弓形に張り渡したる眞晝の空、其處には力の滿ち極まつた靜寂の光輝があり、悲哀がある。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
ソレ、君と通つて 此處なら屹度釣れると云つた あの淀み 富士からと天城からとの 二つの川の出合つた 大きな淀みに たうとう出かけて行つて釣つて見ました かなり重い錘でしたが 沈むのによほどかゝる 四尋からの深さがありました とろりとした水面に すれ/\に釣竿が影を落す それだけで私の心は大滿足でした 山の根はいゝが 惜しいことに 釣つてゐる上に道がある なるたけ身體を 小松の蔭にかくしてゐるのだが
樹木とその葉若山牧水
5分以内
噴火口のあとともいふべき、山のいただきの、さまで大きからぬ湖。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
私は日向國耳川(川口は神武天皇御東征の砌其處から初めて船を出されたといふ美々津港になつてゐます)の上流にあたる長細い峽谷の村に生れました。
ロシアの旅より宮本百合子
5分以内
一  九月十四日の夜モスク※ァを立ち今日(十六日)はヴォルガ河を下って居ります。
ソヴェト・ロシアの現状勢と芸術宮本百合子
5分以内
現代のソヴェト・ロシア一般の社会現象及び芸術について話す場合、当然現在第三年目に入ったソヴェト生産拡張五ヵ年計画を根柢に於て見なければならない。
岡本一平著並画『探訪画趣』序夏目漱石
5分以内
私は朝日新聞に出るあなたの描いた漫画に多大な興味を有っている一人であります。
長塚節氏の小説「土」夏目漱石
5分以内
一方に斯んな考えがあった。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
著者 書くとなく書きてたまりし文章を一册にする時し到りぬ おほくこれたのまれて書きし文章にほのかに己が心動きをる 眞心のこもらぬにあらず金に代ふる見えぬにあらずわが文章に 幼く且つ拙しとおもふわが文を讀み選みつつ捨てられぬかも 自がこころ寂び古びなばこのごときをさなき文はまた書かざらむ 書きながら肱をちぢめしわがすがたわが文章になしといはなくに ちひさきは小さきままに伸びて張れる木の葉のすがたわ
樹木とその葉若山牧水
5分以内
大正十年の春から同十三年の秋までに書いた隨筆を輯めてこの一册を編んだ。
小林多喜二
5分以内
「モップル」(赤色救援会)が、「班」組織によって、地域別に工場の中に直接に根を下し、大衆的基礎の上にその拡大強化をはかっている。
級長の願い小林多喜二
5分以内
先生。
とも喰い本庄陸男
5分以内
雪まびれになった阿母は、精根枯らした顔で帰って来た。
前夜本庄陸男
5分以内
音のしないように板戸を開けた、親爺は煙管を横ぐわえにしてじろっと此方を見た。
お菜のない弁当本庄陸男
5分以内
誰でもその口実をはっきり知っていた。
組合旗を折る永崎貢
5分以内
職場の汚れた窓硝子越しに、その時、作業中の従業員達は見たのだ。
チチハルまで黒島伝治
5分以内
一  十一月に入ると、北満は、大地が凍結を始める。
名勝地帯黒島伝治
5分以内
そこは、南に富士山を背負い、北に湖水をひかえた名勝地帯だった。
なぜソヴェト同盟に失業がないか?宮本百合子
5分以内
革命の当時から、ソヴェト同盟について悪い逆宣伝ばっかり企らんでいたブルジョア帝国主義者どもも、今では一つの、驚くべき事実を認めないわけにはいかなくなって来た。
ソヴェト同盟の芝居・キネマ・ラジオ宮本百合子
5分以内
ソヴェト同盟では革命から今日まで社会主義建設には婦人労働者は男子労働者と同じ様に、職場で活動して来た。
モスクワの姿宮本百合子
5分以内
モスクワに着いてやっと十日めだ。
ソヴェト同盟の音楽サークルの話宮本百合子
5分以内
この頃、日本でもあっちこっちで文化サークルや音楽サークルが出来てプロレタリヤ文化の高まりがわかり、実に愉快です。
『文芸評論』出版について宮本百合子
5分以内
ここに集められている宮本顕治の諸評論は、凡そ一九二九年頃から一九三二年三月頃まで、略三年間に書かれたものである。
長篇作家としてのマクシム・ゴーリキイ宮本百合子
5分以内
作品をよんだ上での感想として、ゴーリキイが中篇小説において長篇小説よりすぐれた技術、味いを示し得ていることを感じるのは恐らくすべての読者の感想ではないでしょうか。
鼓舞さるべき仕事宮本百合子
5分以内
「小説の書けぬ小説家」の後に、「汽車の罐焚き」を読むことが出来たのは、一つの心持よいことである。
不必要な誠実論宮本百合子
5分以内
『文芸春秋』四月号にのった文芸時評に対するあなたの御感想を拝見しました。
「愛怨峡」における映画的表現の問題宮本百合子
5分以内
「愛怨峡」では、物語の筋のありふれた運びかたについては云わず、そのありきたりの筋を、溝口健二がどんな風に肉づけし、描いて行ったかを観るべきなのだろう。
数言の補足宮本百合子
5分以内
八月七日の本紙に、伊藤整氏が同氏の作「幽鬼の町」に就て書いた私の月評に反駁した文章を発表された。
「揚子江」宮本百合子
5分以内
パール・バック夫人が主として中国人の生活を描いているのに対して、アリス・ホバード夫人は「揚子江」で、中国における白人の生活と闘争とを描いている。
「土」と当時の写実文学宮本百合子
5分以内
ありふれた従来の日本文学史をみると、明治三十年代に写生文学というものをはじめて提唱した文学者として正岡子規、高浜虚子や『ホトトギス』派のことは出て来るが、長塚節のことはとりたてて触れられていない。
はるかな道宮本百合子
5分以内
今わたしの机の上に二冊の本が置かれている。
次が待たれるおくりもの宮本百合子
5分以内
「チボー家の人々」第一巻「灰色のノート」と第二巻「少年園」とを、ひきいれられる興味と文学における真面目な労作の快よさをもって読んだ。
作家の死宮本百合子
5分以内
暑気にあたって、くず湯をたべタオルで汗を拭きながら、本庄陸男さんの死について考えていた。
徳永直の「はたらく人々」宮本百合子
5分以内
生産的な場面での女の働きは益々範囲がひろがって来ているし、そこへの需要も急速に高まっているけれども、一応独立した一個の働き手として見られている勤労婦人の毎日の生活の細部についてみれば、それぞれ職場での専門技術上の制約があり、男対女の慣習からのむずかしさがあり、更に家庭内のいきさつで女はまだまだ実に重たい二重の息づきで暮している。
「建設の明暗」の印象宮本百合子
5分以内
新築地の「建設の明暗」はきっと誰にとっても終りまですらりと観られた芝居であったろうと思う。
作品のよろこび宮本百合子
5分以内
生粋の芸術的な作品が私たちに与える深い精神の慰安はどこから来るものなのだろうか。
文学と婦人宮本百合子
5分以内
この頃はともかく婦人作家の活動が目に立って来たけれども、婦人の評論家が出ないうちは、文学への全面的な進出として語ることは出来ないという意味の文章が、先頃某紙の文芸欄にあって、いろいろ面白く思った。
新女性のルポルタージュより宮本百合子
5分以内
集った原稿をよんで、生活のルポルタージュというものは案外むずかしいものであることを深く感じました。
女流作家として私は何を求むるか宮本百合子
5分以内
なぜ女性の中から良い芸術家が生れないか、或いはそれが生れたにしてもなぜ完成の域にまで成長しないのか、その質疑に対して私は第一に女性教育の欠陥を挙げたいと思います。
こういう月評が欲しい宮本百合子
5分以内
毎月いくつかのプロレタリア小説、ブルジョア小説が、いろいろな雑誌に発表される。
婦人と文学の話宮本百合子
5分以内
われわれの『文学新聞』が、今度「婦人欄」を特別に設け、そこへ面白いためになる婦人と文学とに関する種々な記事を精力的にのせることになったのは、実にうれしい。
同志小林多喜二の業績宮本百合子
5分以内
同志小林多喜二は、日本のプロレタリア文学運動において、実に類のすくない一人の傑出した世界的作家であった。
防備隊黒島伝治
5分以内
九月二十五日――撫順  今度の事変で、君は、俺の一家がどうなったか、早速手紙を呉れた。
小説の読みどころ宮本百合子
5分以内
同志小林多喜二がボルシェヴィキの作家として実に偉かったところは、うむことないその前進性である。
小説の選を終えて宮本百合子
5分以内
私のところへ送付された十数篇の応募原稿の中から、左の四篇を予選にのこして回覧した。
二つの場合宮本百合子
5分以内
先頃、山川氏の『朱実作品集』を、いろいろの点から興味ふかく読んだ。
『地上に待つもの』に寄せて宮本百合子
5分以内
此度山田さんの自伝的小説『地上に待つもの』が出版されるに当って、何人かの友人らに混って短い感想を書く因縁に立ち到ったことを私は一種の感動をもって考えるのである。
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