5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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雨夜の駅 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
雨のしとしと降っている夜であった。 | |||
垣隣り | 宮城道雄 | 5分以内 | |
普通の目の見える人が、自分の家のあたりの景色に親しみを持って見るのと同様に、私には自分の住んでいる近所の音が、私の生活の中に入っているわけである。 | |||
声と食物 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
私の経験から歌についていうと、言葉と節とが調和する時と、しない時とがある。 | |||
声と人柄 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
或時、横須賀から東京に向う省線に逗子駅から乗ったことがあった。 | |||
心の調べ | 宮城道雄 | 5分以内 | |
どんな美しい人にお会いしても、私はその姿を見ることはできませんが、その方の性格はよく知ることができます。 | |||
純粋の声 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
私が上野の音楽学校に奉職することになった時、色々話があるからというので、或る日学校に呼ばれて行ったことがある。 | |||
春雨 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
家の者が、「座右寶」に梅原氏の絵が出ていると言うので、私はさわらせて貰った。 | |||
昔の盲人と外国の盲人 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
昔は盲人に特別の位を与えたものである。 | |||
私のすきな人 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
私のすきな人はたくさんあるので、みな書くことは出来ないが、最近倒れた印度のガンジー翁などはすきである。 | |||
レコード夜話 | 宮城道雄 | 5分以内 | |
メニューヒンの演奏会を日比谷の公会堂へ聴きに行って、あとで楽屋へ挨拶に行くと、握手をしながら how do you do と言われた。 | |||
慶応義塾新議 | 福沢諭吉 | 5分以内 | |
去年の春、我が慶応義塾を開きしに、有志の輩、四方より集り、数月を出でずして、塾舎百余人の定員すでに満ちて、今年初夏のころよりは、通いに来学せんとする人までも、講堂の狭きゆえをもって断りおれり。 | |||
慶応義塾の記 | 福沢諭吉 | 5分以内 | |
今ここに会社を立てて義塾を創め、同志諸子、相ともに講究切磋し、もって洋学に従事するや、事、もと私にあらず、広くこれを世に公にし、士民を問わずいやしくも志あるものをして来学せしめんを欲するなり。 | |||
中元祝酒の記 | 福沢諭吉 | 5分以内 | |
『西洋事情外篇』の初巻にいえることあり。 | |||
赤ちやん | 平山千代子 | 5分以内 | |
七月十四日、私は丁度西生田の勤労奉仕でクタ/\だつたが、とにかくお母様をお見舞することとした。 | |||
石 | 平山千代子 | 5分以内 | |
私の家に門から玄関まで、ずつと石が敷いてある。 | |||
小説 | 平山千代子 | 5分以内 | |
私つて、まあ、一体どういふんだらう。 | |||
カイダイ | 平山千代子 | 5分以内 | |
四年の三学期であつた。 | |||
短歌様式の発生に絡んだある疑念 | 折口信夫 | 5分以内 | |
今の世の学者が、あらゆる現象を、単純から複雑に展開してゆくものときめてかゝる考へ方は、多くの場合まちがつた結論に安住することになつてゐる。 | |||
家のあるじとして気になること | フランツ・カフカ | 5分以内 | |
第一の説。 | |||
化粧 | 神西清 | 5分以内 | |
これは昔ばなしである。 | |||
風に飜へる梧桐の実 | 牧野富太郎 | 5分以内 | |
秋風起つて白雲飛ぶと云ふ時節ともなると、アヲギリ(幹、枝が緑色ながら云ふ)即ち梧桐の種子を着けた其舟状の殻片が、其母枝を離れ翩々として風に乗じ遠近の地に墜ちる、是れは何も珍らしい事ではないが、其れが眼前に落ち散らばつてゐる処を見ると、其殻片が頗る大きな丈けに何となく今更ながら其認識を新たにすることを禁じ得ない私の庭に一本のアヲギリがあつてアヲニョロリの名の如くニョロリと緑の直幹を立て、車輻の様に枝椏を張り傘蓋の如く大形の緑葉を着け、亭々として空高く聳立してゐて其れに房々と多くの... | |||
火の玉を見たこと | 牧野富太郎 | 5分以内 | |
時は、明治十五、六年頃、私はまだ二十一、二才頃のときであったろうと思っているが、その時分にときどき、高知(土佐)から七里ほどの夜道を踏んで西方の郷里、佐川町へ帰ったことがあった。 | |||
「五階の窓」執筆に就いて | 国枝史郎 | 5分以内 | |
二回目平林氏の作中、舟木新太郎と想像される人間が、貼紙をして立ち去った件は、どうにも解釈に苦しみました。 | |||
印象に残った新作家 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
本誌五月号の探偵創作の中、小舟勝二氏の作「昇降機」を面白く――というよりも夫れ以上に敬服して読みました。 | |||
印度の詩人 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
印度独立運動が活溌になりガンジーの名が国際舞台へ大きくうつしだされてきた。 | |||
思ったままを! | 国枝史郎 | 5分以内 | |
文学成長の道程の中に外国文学模倣時代という時期がある。 | |||
孔雀の樹に就いて | 国枝史郎 | 5分以内 | |
最近読んだ内外の作で、最も感銘の深かったのは、小酒井不木氏翻訳のチェスタアトンの「孔雀の樹」です。 | |||
御存与太話 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
新青年の五月号平林初之輔氏の「犠牲者」は、感銘の深い作でした。 | |||
支那の思出 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
私が支那へ行ったのは満洲事変の始まった年の、まだ始まらない頃であった。 | |||
社会主義者に非ず | 国枝史郎 | 5分以内 | |
兄は「探偵趣味」第五集で、僕の言論のやり方を社会主義的と云ったが是は少々妥当を欠く。 | |||
全体主義 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
全体主義とか全体主義国家とかいうことが盛んに云われている。 | |||
前兆? | 国枝史郎 | 5分以内 | |
小酒井不木さんが長逝された。 | |||
他界の味其他 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
マーテルリンクの諸作、わけても「群盲」や「侵入者」や「タンタジールの死」などには、運命的、象徴的、等々々の味があり、それが凝って、他界的の味となっている。 | |||
探偵小説を作って貰い度い人々 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
平林初之輔氏が探偵小説を書いた。 | |||
独逸の範とすべき点 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
第一次世界戦争での戦敗国といえば、いうまでもなく独逸であるが、その独逸から表現主義文学という、破天荒の形式の文学が産れて、世界の芸術界を驚倒させた。 | |||
二つの作品 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
小酒井さんの「肉腫」という作(新青年掲載)依然として結構な作品です。 | |||
又復与太話 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
日本の新興探偵小説界、宝石などは扱わないと云われる。 | |||
妖異むだ言 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
幽霊の中で好いものは、牡丹燈籠のお米である。 | |||
わかりきった話 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
探偵小説が一時より衰えたことは争われない。 | |||
ヒトラーの健全性 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
ヒトラーが、未来派の絵画を罵倒した記事を見て、ヒトラーらしいなと思った。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
啓蒙的描写論、そういう物だって必要である。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
△小酒井不木氏の作では新青年の「恋愛曲線」大衆文芸の「人工心臓」を挙げる。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
惣太物をはじめとして甲賀氏は近来の作にユーモアを織り込もうとし然うして織り込んで居りますが、私見を以てすればこのユーモアまだまだ洗練されて居りません。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
作者は大方「型」を持っています。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
岡本綺堂氏推薦、デイピング原作といったような形式で訳されてあった五篇の翻訳は面白かった。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
小酒井不木氏の「見得ぬ顔」は単なる探偵小説のための探偵小説で無い処が私には嬉しいと思われました。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
久しぶりの大下宇陀児の発表「画家の娘」を読んだ。 | |||
マイクロフォン | 国枝史郎 | 5分以内 | |
新青年四月増大号一瞥。 | |||
マイクロフォン―雑感― | 国枝史郎 | 5分以内 | |
「新青年」はすべからく「探偵小説新青年」と斯(こ)う改題する必要がある。 | |||
マイクロフォン―八月増刊『陰獣』を中心にして― | 国枝史郎 | 5分以内 | |
久しぶりで江戸川氏の力作を発表したので、しっかりした第一義の拙評をしたいと思って居りますがまだ準備が出来て居りませんので、他日にゆずる事にします。 |