ブンゴウサーチ

紫式部の全作品

青空文庫で公開されている紫式部の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。

51-56件 / 全56件
作品名著者読了時間人気
源氏物語紫式部
1時間〜
朝の月涙のごとくましろけれ御寺の鐘の水渡る時(晶子)二月の二十日過ぎに兵部卿の宮は大和の初瀬寺へ参詣をあそばされることになった。
源氏物語紫式部
30分以内
早蕨の歌を法師す君に似ずよき言葉をば知らぬめでたさ(晶子)「日の光林藪しわかねばいそのかみ古りにし里も花は咲きけり」と言われる春であったから、山荘のほとりのにおいやかになった光を見ても、宇治の中の君は、どうして自分は今まで生きていられたのであろうと、現在を夢のようにばかり思われた。
源氏物語紫式部
1時間〜
ありし世の霧来て袖を濡(ぬ)らしけりわりなけれども宇治近づけば(晶子)源右大将は常陸守の養女に興味は覚えながらも、しいて筑波の葉山繁山を分け入るのは軽々しいことと人の批議するのが思われ、自身でも恥ずかしい気のされる家であるために、はばかって手紙すら送りえずにいた。
源氏物語紫式部
1時間〜
姫たちは常少女にて春ごとに花あらそひをくり返せかし(晶子)ここに書くのは源氏の君一族とも離れた、最近に亡くなった関白太政大臣の家の話である。
源氏物語紫式部
1時間〜
心をば火の思ひもて焼かましと願ひき身をば煙にぞする(晶子)長い年月馴(な)れた河風の音も、今年の秋は耳騒がしく、悲しみを加重するものとばかり宇治の姫君たちは聞きながら、父宮の御一周忌の仏事の用意をしていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
あふけなく大御むすめをいにしへの人に似よとも思ひけるかな(晶子)そのころ後宮で藤壺と言われていたのは亡き左大臣の女の女御であった。
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。
Prev