作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている北大路魯山人の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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食器は料理のきもの | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
私はどうして陶磁器ならびに漆器などをつくるようになったか――みなさま大方はご存じのことと思いますが、私は料理を始めてから、ここにこうして窯を築き、陶磁器ならびに漆器類を、みずからつくっています。 | |||
日本料理の要点 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
持ち味を生かす星岡茶寮において、料理人の補充を京都の地に求めたのは、単に茶寮の幹部がみな京都人であるからばかりでなく、日本料理というものが、京都を源流にして発達しているからであって、京都という土地は、言わば日本料理の家元なのである。 | |||
美食多産期の腹構え | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
心のおもむくままに、いつも美味いものを食って、心の底から楽しんでみたい。 | |||
美食と人生 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
今さら事新しく問題にするのも、チトおかしいようだが、料理も考え方によっては、こんなことが言えるかも知れない。 | |||
味覚の美と芸術の美 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
すべての物は天が造る。 | |||
道は次第に狭し | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
先日、ある雑誌記者来訪、「ものを美味く食うにはどうすればいいか」とたずねた。 | |||
持ち味を生かす | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
生かすことは殺さないことである。 | |||
料理一夕話 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
料理の話?君、料理の話をしたってムダだよ。 | |||
料理する心 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
料理と食器の話などいう、こんな平凡な事柄は、今さら私がおしゃべりしませんでも、みなさんは毎日のことでありますから、疾うにこれに関心をお持ちになり、研究もお出来になっておりますことと思いますが、この平凡事も、興味を持って向かってみますと、際限なく面白いものでありまして、私どもは毎日のようにこれを楽しみ、これをよろこびまして、時には踊り上らんばかりに、食事を摂ることも珍しいことではないのです。 | |||
料理の秘訣 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
美味い料理を拵える秘訣――美味いものを食う秘訣――この秘訣を知ることが一番大事なことだ。 | |||
料理の妙味 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
美味い料理をしようと思ったら、その根本は食品材料を生かせばよい、それだけのことである。 | |||
料理は道理を料るもの | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
日本料理の革新を叫んで星岡を始めたころ、私が板場へ降りて仕事をしだすと、料理材料のゴミが三分の一しか出ないと、ある料理人から言われた。 | |||
料理も創作である | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
料理屋の料理にせよ、あるいは家庭の料理にせよ、それがうまくできるもできないも、要するに料理をする人の舌次第なのである。 | |||
鑑賞力なくして習字する勿れ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
芸術の中でも、絵画は努力次第で一寸楽しめる境地までは漕ぎつけることが出来るものであるが、書道となるとなかなかに至難である。 | |||
芸術的な書と非芸術的な書 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
いかなる書を芸術といい、いかなる書を非芸術というか。 | |||
習書要訣 | 北大路魯山人 | 60分以内 | |
普通習書と申しますと、ご承知の通り筆をもって習うことが主なんでございますが、実は筆をもって習うということもさることながら、書を分ろう、書というものはどういう「質」のものであるかということが分りたい、分らなくてはならない、そういう「書性」とでもいうことをお互いに分っていこうということが主でありまして、書く方が第二なんであります。 | |||
書道習学の道 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
世間、書を説く者は多いが、それは必ず技巧的にのみ観察したものであり、かつ、外見にのみ凝視することに殆ど決定的に偏している。 | |||
書道と茶道 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
今日は茶の方の話を少し申し上げたいと思うのですが……、なぜ茶の話を申しますかといえば、それはいうまでもなく茶人の書がうまいからだということに帰するのであります。 | |||
書道を誤らせる書道奨励会 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
書道展覧会など殆ど全部がといって差支えない今の書家風の書、すなわち手先の器用で作り上げる「書」形態は、筆調は体裁上、一寸見に本当の能書と変るところなきものかに見える。 | |||
美術芸術としての生命の書道 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
書のこと、すなわち字のうまいまずいを最も明白に率直に説明しようとするときは、大体次のような甲乙二つの色別が出来るかと思う。 | |||
よい書とうまい書 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
古来世間でいう「うまい書」というものには、例えば夏の夕、裸であぐらをかいて、夕顔棚の下で涼しい顔をしているようなのがある。 | |||
一茶の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
われと来て遊べや親のない雀痩蛙まけるな一茶是に有り一茶自身の運命にも、なにかそうしたところがありはしなかっただろうか。 | |||
遠州の墨蹟 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
小堀遠州といえば、先ず第一に京都の桂離宮を思い出す人も多いことであろう。 | |||
覚々斎原叟の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
これは旨い字か、拙い字か、おとなか、子どもか、手の字か、心の字か、はた人格の賜物か、それとも、学者の書か、高僧の筆か、あるいは書家の字か……。 | |||
現代能書批評 | 北大路魯山人 | 60分以内 | |
まえがき人の価値は、厳密にいえば、棺を覆うて始めて決まる。 | |||
春屋の書について | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
春屋は大徳寺の名僧で、慶長十六年示寂している。 | |||
高橋箒庵氏の書道観 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
私はかつて『星岡』誌上に高橋箒庵氏の千慮の一失ともいうべき、音羽護国寺境内における名燈籠写し物に属する碑文を見て、その撰もその書も実は高橋義雄氏のものに非ざるを不可として、どうしてそんな偽り事をやられるものかを高橋氏に質すところあった。 | |||
陶磁印六顆を紹介する | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
磁印、陶印取り混ぜ六顆をご紹介する。 | |||
南浦紹明墨蹟 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
南浦紹明(大応国師)は、宋の虚堂の法嗣で大燈国師のお師匠さん、建長寺の蘭渓道隆の門に参じたことがあり、宋から帰って後に筑前の崇福寺におること三十年、関西を風靡した。 | |||
能書を語る | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
今日は「料理と陶器」の話を致すということでありましたが、そういうことになりますと、ここに三百点ぐらいの陶器を並べなければなりません。 | |||
人と書相 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
書相は、よくその人の価値を表現する。 | |||
墨蹟より見たる明治大正の文士 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
銀座松屋に十月中、明治大正の文士の墨蹟及び遺品の展観が催された。 | |||
魅力と親しみと美に優れた良寛の書 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
良寛様のようなずばぬけた書を、我々如きが濫りに批評するなどは、僭越に過ぎるかも知れぬが、常々良寛様に親しみと尊敬とを持っている一人として、感ずるところを、一応述べさせて貰うことにする。 | |||
牧渓の書の妙諦 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
これは有名な大徳寺蔵の牧渓「竜虎」の双幅に見られるその題語款識である(但し「蜀僧法常識製」の分は「観音」の三幅対のもの)。 | |||
良寛の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
良寛の書には、不肖ながら私も心の底から惚れこんで、一通り見られるだけのものは、百点位見た積りである。 | |||
織部という陶器 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
私の独断によると、織部という陶器は、古田織部という茶人の意匠及び発明に始まるものではない。 | |||
窯を築いて知り得たこと | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
もしそれ技術的の方面、製作上の道程などを子細に考えるならば、それは殆ど数知れぬまでに未知の世界を知ったと言うべきである。 | |||
乾山の陶器 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
一口に乾山と言えば、乾山の陶器を想い出すのが世間の通例である。 | |||
芸美革新 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
今後に望まれる工芸作陶界は、まずそれに相応しい可能の許す限りの高き教養を基礎に、自由思想を育成し、真の自由人と思想家の出現に努め、この作陶人をして思い切った自由を作陶の上に振舞わしめざるを得ない。 | |||
古唐津 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
古唐津というものの良さは、日本陶器として古瀬戸、古備前、古萩、古伊賀、古信楽等の類品と共にいずれを姉とし、いずれを妹とすべくもないまでに、著しく他に優れた良さと日本趣味に富む野趣を存する。 | |||
古九谷観 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
大聖寺の臣後藤才次郎なるもの徳川の万治年間、九州有田の製陶秘奥を探り、帰来所謂古九谷焼が創まる。 | |||
志野焼の価値 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
古伊賀、古志野は日本の生んだ純日本的作風を有することが先ず第一の権威に価いする。 | |||
瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
倉橋さんから先日彩壺会の講演の依頼を受けました。 | |||
瀬戸黒の話 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
瀬戸黒だね、俺が茶碗を作るとしたら。 | |||
魂を刳る美 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
陶器だけで美はわからぬ。 | |||
陶器鑑賞について | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
大正八、九年ごろという古い話になりますが、こういう話がありました。 | |||
陶芸家を志す者のために | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
私に陶器に関する講演をせよとのご依頼を受けましたが、何をどう申し上げてよいか困っております。 | |||
なぜ作陶を志したか | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
なぜあなたは陶器を作るようになったか、とよく人から訊ねられるが、自分は言下に、それは自分の有する食道楽からそもそもが起こっていると答える。 | |||
日本のやきもの | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
多くの文明諸国におけると同じ様に、日本でも、やきもの、つまり陶磁器が日常生活の什器として使用され始めた時期は、遠く紀元前数世紀に遡ることが出来る。 | |||
備前焼 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
陶器は絵の描かれたものが大部分である。 |