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60分以内で読める青空文庫の中編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
ごろつきの話折口信夫
60分以内
一 ごろつきの意味 無頼漢などゝいへば、社会の瘤のやうなものとしか考へて居られぬ。
南京六月祭犬養健
60分以内
ひどく東邦風なジャンクを模様にした切手を四枚も貼つて――北京から私のところへ小包が来た。
妖影田中貢太郎
60分以内
※  私はこの四五年、欲しい欲しいと思っていた「子不語」を手に入れた。
番町皿屋敷岡本綺堂
60分以内
登場人物  青山播磨  用人 柴田十太夫  奴 權次 權六  青山の腰元 お菊 お仙  澁川の後室 眞弓  放駒四郎兵衞  並木の長吉  橋場の仁助  聖天の萬藏  田町の彌作  ほかに若党 陸尺 茶屋の娘など    第一場 麹町、山王下。
黒岩山を探る沼井鉄太郎
60分以内
これは岩代國南會津郡の檜枝岐村から實川の溪谷を遡り、岩野上三國の國境なる黒岩山(二一六三米)を越えて、鬼怒川上流の一支流ヨイチ澤(コダ池澤)を下つた時の旅日記である。
ノンシャラン道中記久生十蘭
60分以内
一九二九年の夏、大西洋に面した西仏蘭西の沿岸にある離れ小島に、二人の東洋人がやって来た。
観画談幸田露伴
60分以内
ずっと前の事であるが、或人から気味合の妙な談を聞いたことがある。
行乞記種田山頭火
60分以内
六月廿日 (伊佐行乞) 朝あけの道は山の青葉のあざやかさだ、昇る日と共に歩いた。
妖魔の辻占泉鏡花
60分以内
一  伝へ聞く……文政初年の事である。
震災後記喜田貞吉
60分以内
九月一日来の関東の大震については、自分の親しく見聞関知したところをいささか書きとめて、その混乱の最も烈しかった六日までの分を「震災日誌」と題して『社会史研究』拾壱月号〔(第一〇巻第三号)〕に掲載したのであったが、七日以後にもかなりひどい余震が繰り返され、世間はそわそわとして震災気分は相変らず濃厚だ。
白羊宮薄田泣菫
60分以内
[#ページの左右中央] この書を後藤寅之助氏にささぐ [#改ページ] [#改ページ] わがゆく海 わがゆくかたは、月明りさし入るなべに、 さはら木は腕だるげに伏し沈み、 赤目柏はしのび音に葉ぞ泣きそぼち、 石楠花は息づく深山、――『寂靜』と、 『沈默』のあぐむ森ならじ。
東亜の平和を論ず大隈重信
60分以内
〔今日の世界と東アジア〕  諸君、近来支那朝鮮という問題がよほど世間の注意を惹くことになった。
大導寺信輔の半生芥川竜之介
60分以内
一 本所  大導寺信輔の生まれたのは本所の回向院の近所だつた。
心のアンテナ佐々木邦
60分以内
学校出の内弟子 「四から芸引く、零残る。斯ういう算術を御存じですか?」  と銀太夫君が師匠の令嬢美代子さんに訊いた。
科学と国境中谷宇吉郎
60分以内
はしがき  科学と国境という問題は、以前から論議されてきた課題であるが、原子力の解放にまで到達した今日の新しい時代になってみると、急激にその切実さを増してきた感がある。
黒髪近松秋江
60分以内
一  ……その女は、私の、これまでに数知れぬほど見た女の中で一番気に入った女であった。
われから樋口一葉
60分以内
※一※ 霜夜ふけたる枕もとに吹くと無き風つま戸の隙より入りて障子の紙のかさこそと音するも哀れに淋しき旦那樣の御留守、寢間の時計の十二を打つまで奧方はいかにするとも睡る事の無くて幾そ度の寢がへり少しは肝の氣味にもなれば、入らぬ浮世のさま/″\より、旦那樣が去歳の今頃は紅葉舘にひたと通ひつめて、御自分はかくし給へども、他所行着のお袂より縫とりべりの手巾を見つけ出したる時の憎くさ、散々といぢめていぢめ
半七捕物帳岡本綺堂
60分以内
一  明治廿五年の春ごろの新聞をみたことのある人たちは記憶しているであろう。
半七捕物帳岡本綺堂
60分以内
一 「いつか向島でお約束をしたことがありましたっけね」 「お約束……。なんでしたっけ」と、半七老人は笑いながら首をかしげていた。
正義浜尾四郎
60分以内
「ほう、すると君は今日あの公判廷に来て居たのか。……そうだったのか」 「ええ、あの事件の初めから終りまで傍聴して居ました。あの、あなたが弁護してやってる森木国松っていう被告人ですね、あれが松村子爵を殺したとは僕にも一寸考えられませんよ。……あの事件当時、僕はずい分詳しく新聞を読んで居たんですがね」 「そうかね、僕は君のような芸術家があんな殺伐な犯罪事件に興味をもってるとは思わなかった」  衣川柳太
化鳥泉鏡花
60分以内
一  愉快いな、愉快いな、お天気が悪くって外へ出て遊べなくっても可いや、笠を着て、蓑を着て、雨の降るなかをびしょびしょ濡れながら、橋の上を渡って行くのは猪だ。
アラスカ通信中谷宇吉郎
60分以内
アリューシャンを越えて  七月六日の午後、ノース・ウェスト機で羽田を立った時は、雨の中であった。
半七捕物帳岡本綺堂
60分以内
一  安政と年号のあらたまった年の三月十八日であった。
犬は鎖に繋ぐべからず岸田国士
60分以内
人物 今里念吉 同 二見 同 甲吉 黒林家の女中ため 酒屋の御用聞 大串葉絵 片倉州蔵の妻まつの 女の子 百瀬鬼骨 郵便配達 男の子 歩兵大尉島貫 片倉州蔵 平大野球部選手越水 同 クマソ 同 ヤモリ 近所の人櫛谷 同 尾畑 同 黒林 同 両角 同 岩城 同 藤巻 隠居多胡鵺人 近所の人A 同 B 同 C 時  現代 所  東京の郊外――最近水田を埋立てた第七流住宅地。
落語・教祖列伝坂口安吾
60分以内
目明の鼻介は十手の名人日本一だという大そうな気取りを持っていた。
癩を病む青年達北条民雄
60分以内
序章  他の慢性病もやはりさうであらうが、癩といへども、罹つたが最後全治不可能とはいへ、忽ちのうちに病み重るといふことはなく、波のやうに一進一退の長い月日を過しつつ、しかし満ちて来る潮のやうに、波の穂先は進んでは退き進んでは退きしつつやがて白い砂地を波の下にしてしまふ。
指導物語上田広
60分以内
鉄道聯隊の兵隊さんを指導することになった。
琉球史の趨勢伊波普猷
60分以内
私は今日郷土史に就いて鄙見を述べたいと存じます。
見えざる力フレッド・M・ホワイト
60分以内
[#ページの左右中央] 来たるべき事故物語――ロンドンの地下にトンネルが縦横に張り巡らされ、電気鉄道に使用された時、地下鉄で爆発が起こったら [#改ページ] 一  ようやくロンドン最大の問題が解決したようだ。
キャラコさん久生十蘭
60分以内
一  風がまだ冷たいが、もう、すっかり春の気候で、湖水は青い空をうつして、ゆったりとくつろいでいる。
駱駝の瘤にまたがつて三好達治
60分以内
間人斷章 秋風に われはうたふ 越路のはての艸の戸に またこの秋の蟲のこゑ 波の音 落日 かくてわれ 秋風に ただ一つ わが身の影を うながすよ 馬おひむし 馬おひむしは馬をおふ うたのあはれや ものの端に さるすべり さるすべり くさのいほりの戸に咲きて ふたつなき日のはるかなる ながたまづさも灰となる 時雨 四章 花木槿 人に面も見すまじき けふの心のかたく
日記宮本百合子
60分以内
一月一日 木曜日  なかなか寒いと思ったらチラチラ雪がふって来た。
火つけ彦七伊藤野枝
60分以内
一  今から廿年ばかり前に、北九州の或村はづれに一人の年老つた乞食が、行き倒れてゐました。
千里駒後日譚川田瑞穂
60分以内
川田雪山、聞書 「土陽新聞」連載、明治三十二年十一月 (一回) 御一新前土佐藩から出て天下を横行した海援隊の隊長に阪本龍馬と云ふ豪傑が有つて、又其妻に楢崎お龍と云ふ美人で才女で、加之に豪胆不敵な女のあつた事は諸君善く御承知でせう、其お龍が今猶ほ健固で相州横須賀に住んで居る。
亡び行く国土中谷宇吉郎
60分以内
一 洪水か電力危機か  昭和二十六年の秋は、電力の危機が全国的に叫ばれ、その中でも関西地方の電力危機は、文字通りの危機であったらしい。
海異記泉鏡花
60分以内
一  砂山を細く開いた、両方の裾が向いあって、あたかも二頭の恐しき獣の踞ったような、もうちっとで荒海へ出ようとする、路の傍に、崖に添うて、一軒漁師の小家がある。
諜報部秘話フレッド・M・ホワイト
60分以内
[#改ページ] 一  ニュートン・ムーアが緊張して指でまさぐった一片の艶紙は自分のパスポート、拝謁するのはほかでもない首相本人である。
八犬伝談余内田魯庵
60分以内
一 『八犬伝』と私  昔は今ほど忙しくなくて、誰でも多少の閑があったものと見える。
運命論者国木田独歩
60分以内
一  秋の中過、冬近くなると何れの海浜を問ず、大方は淋れて来る、鎌倉も其通りで、自分のように年中住んで居る者の外は、浜へ出て見ても、里の子、浦の子、地曳網の男、或は浜づたいに往通う行商を見るばかり、都人士らしい者の姿を見るのは稀なのである。
南京虫殺人事件坂口安吾
60分以内
消えた男 「ここの女主人は何者だろうな」  この家の前を通る時、波川巡査は習慣的にふとそう思う。
安吾人生案内坂口安吾
60分以内
まえがき  仕事の用で旅にでることが多いので、その期間の新聞を読み損うことが少くない。
歴史の学に於ける「人」の回復津田左右吉
60分以内
一 歴史とは何か  世界の文化民族の多くは、その文化が或る程度に発達して文字が用いられて来ると、今日常識的に歴史的記録といわれるようなものを何らかの形において作り、そうしてそれを後世に伝えた。
いづこへ坂口安吾
60分以内
私はそのころ耳を澄ますやうにして生きてゐた。
和解徳田秋声
60分以内
一  奥の六畳に、私はM―子と火鉢の間に対坐してゐた。
落語・教祖列伝坂口安吾
60分以内
彼は子供の時から、ホラブンとよばれていた。
売色鴨南蛮泉鏡花
60分以内
一  はじめ、目に着いたのは――ちと申兼ねるが、――とにかく、緋縮緬であった。
澄江堂雑記芥川竜之介
60分以内
一 大雅の画  僕は日頃大雅の画を欲しいと思つてゐる。
臨終の田中正造木下尚江
60分以内
直訴の日  君よ。
食堂島崎藤村
60分以内
お三輪が東京の方にいる伜の新七からの便りを受取って、浦和の町からちょっと上京しようと思い立つ頃は、震災後満一年にあたる九月一日がまためぐって来た頃であった。
素人製陶本窯を築くべからず北大路魯山人
60分以内
(一)  私は日頃の心がけとして、後悔になるようなことは決してせんつもりでいるが、事実は、どうしてどうして大いに後悔することが次から次へ湧いて出て当惑することが少なくない。
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