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60分以内で読める岡本かの子の中編作品

青空文庫で公開されている岡本かの子の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
岡本かの子
60分以内
東京の下町と山の手の境い目といったような、ひどく坂や崖の多い街がある。
老妓抄岡本かの子
60分以内
平出園子というのが老妓の本名だが、これは歌舞伎俳優の戸籍名のように当人の感じになずまないところがある。
渾沌未分岡本かの子
60分以内
小初は、跳ね込み台の櫓の上板に立ち上った。
荘子岡本かの子
60分以内
紀元前三世紀のころ、支那では史家が戦国時代と名づけて居る時代のある年の秋、魏の都の郊外櫟社の附近に一人の壮年=荘子が、木の葉を敷いて休んでいた。
ある日の蓮月尼岡本かの子
60分以内
第一景 (六畳程の部屋。机一つと米櫃一つ置いてある。側は土間になって居る。土間には轆轤台と陶土、出来上った急須や茶碗も五つ六つ並んでいる。 部屋の方にて蓮月尼と無名の青年と対座。) 無名の青年 ――僕はとうとうこの短冊を見付けて来ました。
かやの生立岡本かの子
60分以内
一 「かやの顔は、眼と口ばかりだな。どうも持参金付きの嫁入でもせにあならねえかな」と云ったりしていつも茶の間の長火鉢の側に坐って、煙草管をぽかんぽかんとたたいてばかり居る癖の、いくら大笑いに笑っても、苦笑いの様な表情しか出ないこのお爺さんが、かやの本当の祖父でないことは、このお爺さんが、時々――半年に一度くらい――寒い季候には茶色のむくむくした襟巻と、同じ色のとぼけた様な(御隠居さん帽子)を冠っ
東海道五十三次岡本かの子
60分以内
風俗史専攻の主人が、殊に昔の旅行の風俗や習慣に興味を向けて、東海道に探査の足を踏み出したのはまだ大正も初めの一高の生徒時代だったという。
老主の一時期岡本かの子
60分以内
「お旦那の眼の色が、このごろめつきり鈍つて来たぞ。」  店の小僧や番頭が、主人宗右衛門のこんな陰口を囁き合ふやうになつた。
上田秋成の晩年岡本かの子
60分以内
文化三年の春、全く孤独になつた七十三の翁、上田秋成は京都南禅寺内の元の庵居の跡に間に合せの小庵を作つて、老残の身を投げ込んだ。
かの女の朝岡本かの子
60分以内
K雑誌先月号に載ったあなたの小説を見ました。
花は勁し岡本かの子
60分以内
青みどろを溜めた大硝子箱の澱んだ水が、鉛色に曇つて来た。
豆腐買い岡本かの子
60分以内
おもて門の潜戸を勇んで開けた。
取返し物語岡本かの子
60分以内
前がき  いつぞやだいぶ前に、比叡の山登りして阪本へ下り、琵琶湖の岸を彼方此方見めぐるうち、両願寺と言ったか長等寺と言ったか、一つの寺に『源兵衛の髑髏』なるものがあって、説明者が殉教の因縁を語った。
ドーヴィル物語岡本かの子
60分以内
一  日本留学生小田島春作は女友イベットに呼び寄せられ、前夜晩く巴里を発ち、未明にドーヴィル、ノルマンジーホテルに着いた。
美少年岡本かの子
60分以内
「とく子、お地蔵さまの縁日へ連れてってやろう。早く支度をしな」  美少年が古い乾き切った物干台の上で手を振った。
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