岡本かの子の全作品
青空文庫で公開されている岡本かの子の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
51-100件 / 全134件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 東海道五十三次 | 岡本かの子 | 60分以内 | |
風俗史専攻の主人が、殊に昔の旅行の風俗や習慣に興味を向けて、東海道に探査の足を踏み出したのはまだ大正も初めの一高の生徒時代だったという。 | |||
| 狂童女の恋 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
――きちがひの女の兒に惚れられた話をしませう。 | |||
| 食魔 | 岡本かの子 | 1時間〜 | |
菊萵苣と和名はついているが、原名のアンディーヴと呼ぶ方が食通の間には通りがよいようである。 | |||
| 母子叙情 | 岡本かの子 | 1時間〜 | |
かの女は、一足さきに玄関まえの庭に出て、主人逸作の出て来るのを待ち受けていた。 | |||
| 鶴は病みき | 岡本かの子 | 1時間〜 | |
白梅の咲く頃となると、葉子はどうも麻川荘之介氏を想い出していけない。 | |||
| 河明り | 岡本かの子 | 1時間〜 | |
私が、いま書き続けている物語の中の主要人物の娘の性格に、何か物足りないものがあるので、これはいっそのこと環境を移して、雰囲気でも変えたらと思いつくと、大川の満ち干の潮がひたひたと窓近く感じられる河沿いの家を、私の心は頻りに望んで来るのであった。 | |||
| 雛妓 | 岡本かの子 | 1時間〜 | |
なに事も夢のようである。 | |||
| 英国メーデーの記 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
倫敦に於ける五月一日は新聞の所謂「赤」一党のみが辛うじてメーデーを維持する。 | |||
| 雑煮 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
維新前江戸、諸大名の御用商人であつた私の實家は、維新後東京近郊の地主と變つたのちまでも、まへの遺風を墨守して居る部分があつた。 | |||
| 朧 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
早春を脱け切らない寒さが、思ひの外にまだ肩や肘を掠める。 | |||
| 新茶 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
それほど茶好きでなくとも、新茶には心ひかれる。 | |||
| ダミア | 岡本かの子 | 5分以内 | |
うめき出す、といふのがダミアの唄ひ方の本当の感じであらう。 | |||
| 星 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
晴れた秋の夜は星の瞬きが、いつもより、ずつとヴイヴイツトである。 | |||
| 一平氏に | 岡本かの子 | 10分以内 | |
そちらのお座敷にはもうそろそろ西陽が射す頃で御座いませう? 鋭い斜光線の直射があなたのお机のわきの磨りガラスの窓障子へ光の閃端をうちあてると万遍なくお部屋の内部がオレンヂ色にあかるくなりますのね、そしてにわかに蒸暑くなるのでせう、あなたは急に汗を余計お出しになる。 | |||
| 男心とはかうしたもの | 岡本かの子 | 5分以内 | |
尊敬したい気持 結婚前は、男子に対する観察などいつても、甚だ漠然としたもので、寧ろこの時代には、男とも、女とも意識しなかつた位です。 | |||
| 女性と庭 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
女性と庭 岡本かの子 出入りの植木屋さんが廻つて来て、手が明いてますから仕事をさして欲しいと言ふ。 | |||
| 私の書に就ての追憶 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
東京の西郊に私の実家が在つた。 | |||
| 小町の芍薬 | 岡本かの子 | 30分以内 | |
根はかち/\の石のやうに朽ち固つてゐながら幹からは新枝を出し、食べたいやうな柔かい切れ込みのある葉は萌黄色のへりにうす紅をさしてゐた。 | |||
| 或る男の恋文書式 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
お別れしてから、あの煙草屋の角のポストの処まで、無我夢中で私が走つたのを御存じですか。 | |||
| 小学生のとき与へられた教訓 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
或る晴れた秋の日、尋常科の三年生であつた私は学校の運動場に高く立つてゐる校旗棒を両手で握つて身をそらし、頭を後へ下げて、丁度逆立したやうになつて空を眺めてみた。 | |||
| 処女時代の追憶 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
○ 処女時代の私は、兄と非常に密接して居ました。 | |||
| 過去世 | 岡本かの子 | 30分以内 | |
池は雨中の夕陽の加減で、水銀のやうに縁だけ盛り上つて光つた。 | |||
| 老主の一時期 | 岡本かの子 | 60分以内 | |
「お旦那の眼の色が、このごろめつきり鈍つて来たぞ。」 店の小僧や番頭が、主人宗右衛門のこんな陰口を囁き合ふやうになつた。 | |||
| 上田秋成の晩年 | 岡本かの子 | 60分以内 | |
文化三年の春、全く孤独になつた七十三の翁、上田秋成は京都南禅寺内の元の庵居の跡に間に合せの小庵を作つて、老残の身を投げ込んだ。 | |||
| 秋の夜がたり | 岡本かの子 | 30分以内 | |
中年のおとうさんと、おかあさんと、二十歳前後のむすこと、むすめの旅でありました。 | |||
| 川 | 岡本かの子 | 30分以内 | |
かの女の耳のほとりに川が一筋流れてゐる。 | |||
| 雪 | 岡本かの子 | 30分以内 | |
遅い朝日が白み初めた。 | |||
| 巴里祭 | 岡本かの子 | 1時間〜 | |
彼等自らうら淋しく追放人といっている巴里幾年もの滞在外国人がある。 | |||
| 現代若き女性気質集 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
これは現代の若き女性気質の描写であり、諷刺であり、概観であり、逆説である。 | |||
| 女性の不平とよろこび | 岡本かの子 | 5分以内 | |
女が、男より行儀をよくしなければならないということ。 | |||
| 時代色 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
センチメンタルな気風はセンチと呼んで唾棄軽蔑されるようになったが、世上一般にロマンチックな気持ちには随分憧れを持ち、この傾向は追々強くなりそうである。 | |||
| 異性に対する感覚を洗練せよ | 岡本かの子 | 5分以内 | |
現代の女性の感覚は色調とか形式美とか音とかに就いて著るしく発達して来た。 | |||
| 女性崇拝 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
西洋人は一体に女性尊重と見做されているが、一概にそうも言い切れない。 | |||
| 山茶花 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
ひとの世の男女の 行ひを捨てて五年 夫ならぬ夫と共棲み 今年また庭のさざんくわ 夫ならぬ夫とならびて 眺め居る庭のさざんくわ 夫ならぬ夫にしあれど ひとたびは夫にてありし つまなりしその昔より つまならぬ今の語らひ 浄くしてあはれはふかし 今年また庭のさざんくわ ならび居て二人はながむる。 | |||
| 桃のある風景 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
食欲でもないし、情欲でもない。 | |||
| 病房にたわむ花 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
春は私がともすれば神経衰弱になる季節であります。 | |||
| 異国食餌抄 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
夕食前の小半時、巴里のキャフェのテラスは特別に混雑する。 | |||
| 巴里の秋 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
セーヌの河波の上かわが、白ちゃけて来る。 | |||
| 新時代女性問答 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
一平 兎に角、近代の女性は型がなくなった様だね。 | |||
| 家庭愛増進術 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
わたくしは自分達を夫とか妻とか考えません。 | |||
| 良人教育十四種 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
(1) 気むずかしい夫 何が気に入らないのか、黙りこくってむっつりしている。 | |||
| 岡本一平論 | 岡本かの子 | 30分以内 | |
「あなたのお宅の御主人は、面白い画をお描きになりますね。嘸おうちのなかも、いつもおにぎやかで面白くいらっしゃいましょう。」 この様なことを私に向って云う人が時々あります。 | |||
| 愛よ愛 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
この人のうえをおもうときにおもわず力が入る。 | |||
| かの女の朝 | 岡本かの子 | 60分以内 | |
K雑誌先月号に載ったあなたの小説を見ました。 | |||
| 初夏に座す | 岡本かの子 | 5分以内 | |
人生の甘酸を味はひ分けて来るほど、季節の有難味が判つて来る。 | |||
| 花は勁し | 岡本かの子 | 60分以内 | |
青みどろを溜めた大硝子箱の澱んだ水が、鉛色に曇つて来た。 | |||
| 街頭 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
二列に並んで百貨店ギャラレ・ラファイエットのある町の一席を群集は取巻いた。 | |||
| 巴里の唄うたい | 岡本かの子 | 10分以内 | |
彼等の決議 市会議員のムッシュウ・ドュフランははやり唄は嫌いだ。 | |||
| 巴里のキャフェ | 岡本かの子 | 10分以内 | |
旅人のカクテール 旅人は先ず大通のオペラの角のキャフェ・ド・ラ・ペーイで巴里の椅子の腰の落付き加減を試みる。 | |||
| 伯林の落葉 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
彼が公園内に一歩をいれた時、彼はまだ正気だった。 | |||
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