愚かな男の話
岡本かの子
『愚かな男の話』は青空文庫で公開されている岡本かの子の短編作品。1,408文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 1,408文字 |
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| 書き出し書出 | ○ 「或る田舎に二人の農夫があった。両方共農作自慢の男であった。或る時、二人は自慢の鼻突き合せて喋べり争った末、それでは実際の成績の上で証拠を見せ合おうという事になった。それには互に甘蔗を栽培して、どっちが甘いのが出来るか、それによって勝負を決しようと約束した。 ところで一方の男が考えた。甘蔗は元来甘いものであるが、その甘いものへもって来て砂糖の汁を肥料としてかけたら一層甘い甘蔗が出来るに相違 |
| 初出 | 「キング」講談社、1936(昭和11)年5月号 |
| 底本 | 岡本かの子全集2 |
| 表記 |
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