宮本百合子の全作品
青空文庫で公開されている宮本百合子の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
851–900件 / 全1,163件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 文字数 | 人気 | 書き出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 鼠と鳩麦 | 宮本百合子 | 10分以内 | 2,288 | 友達と火鉢に向いあって手をかざしていたら、その友達がふっと気づいたように、 「ああ、一寸、これ御覧なさい。こういうものがあなたの爪にあって?」 左の中指の爪のところをさすのを覗きこんで見ると、そこには薄赤い爪の中ごろに、すこし輪廓のぼやけた白い小花のような星が一つ出ているのであった。 | |
友達と火鉢に向いあって手をかざしていたら、その友達がふっと気づいたように、 「ああ、一寸、これ御覧なさい。こういうものがあなたの爪にあって?」 左の中指の爪のところをさすのを覗きこんで見ると、そこには薄赤い爪の中ごろに、すこし輪廓のぼやけた白い小花のような星が一つ出ているのであった。 | |||||
| 文学者として近衛内閣に要望す | 宮本百合子 | 5分以内 | 171 | 今度の内閣は、従来とかくものごとが厳秘主義であったの対して、「率直に現実をしらしめる」ことを表明し、一つの新しい態度と見られていると思います。 | |
今度の内閣は、従来とかくものごとが厳秘主義であったの対して、「率直に現実をしらしめる」ことを表明し、一つの新しい態度と見られていると思います。 | |||||
| このごろの人気 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,125 | 四五日前のある夜十時頃、机に向っていると外でうちの名を呼ぶ男の声がした。 | |
四五日前のある夜十時頃、机に向っていると外でうちの名を呼ぶ男の声がした。 | |||||
| 回覧板への注文 | 宮本百合子 | 5分以内 | 272 | 私のところは、割におうようなので、些細なことで何や彼と廻してくるようなことはありません。 | |
私のところは、割におうようなので、些細なことで何や彼と廻してくるようなことはありません。 | |||||
| 空に咲く花 | 宮本百合子 | 5分以内 | 641 | 空間をどこまで女性が自分の生活感情の中へ従えてゆくかということで、女の歴史の歩みが量られるのは何と面白いことだろう。 | |
空間をどこまで女性が自分の生活感情の中へ従えてゆくかということで、女の歴史の歩みが量られるのは何と面白いことだろう。 | |||||
| 村の三代 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,662 | 三春富士と安達太郎山などの見えるところに昔大きい草地があった。 | |
三春富士と安達太郎山などの見えるところに昔大きい草地があった。 | |||||
| 旭川から | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,318 | 十何年か前、友達が或る婦人団体の機関誌の編輯をしていたことがあった。 | |
十何年か前、友達が或る婦人団体の機関誌の編輯をしていたことがあった。 | |||||
| 小鈴 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,478 | 弟の家内が今年の正月で三十三を迎えた。 | |
弟の家内が今年の正月で三十三を迎えた。 | |||||
| 働くために | 宮本百合子 | 10分以内 | 3,613 | この頃は日本の女の服装について、簡単であること、働きよいこと、金をかけないことがどこででも云われている。 | |
この頃は日本の女の服装について、簡単であること、働きよいこと、金をかけないことがどこででも云われている。 | |||||
| 父の手紙 | 宮本百合子 | 10分以内 | 2,328 | ユリチャン、コレガオトーサマノ、ノッテイルフネデス。 | |
ユリチャン、コレガオトーサマノ、ノッテイルフネデス。 | |||||
| 私の科学知識 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,172 | 私の科学知識というような話題について何か語ろうとすると、真先に、貧弱という字が心に大写しになって浮んで来るのは、私ばかりのことだろうか。 | |
私の科学知識というような話題について何か語ろうとすると、真先に、貧弱という字が心に大写しになって浮んで来るのは、私ばかりのことだろうか。 | |||||
| 「うどんくい」 | 宮本百合子 | 10分以内 | 2,505 | いろいろと材料が不足して来ている台所でも、今日の私たちは心持も体もいくらか潤う食事をこしらえてゆくことに骨おしみしてはいまい。 | |
いろいろと材料が不足して来ている台所でも、今日の私たちは心持も体もいくらか潤う食事をこしらえてゆくことに骨おしみしてはいまい。 | |||||
| 想像力 | 宮本百合子 | 5分以内 | 778 | 派出婦さんが、だんだん顔をあげて私を見て、笑顔になってものを云うようになった。 | |
派出婦さんが、だんだん顔をあげて私を見て、笑顔になってものを云うようになった。 | |||||
| 諸物転身の抄 | 宮本百合子 | 5分以内 | 828 | これまで、今時分の東京の乾物屋の店先にこんなに種々様々にあしらわれて鰊が並んだことがあっただろうか。 | |
これまで、今時分の東京の乾物屋の店先にこんなに種々様々にあしらわれて鰊が並んだことがあっただろうか。 | |||||
| 顔を語る | 宮本百合子 | 5分以内 | 682 | どんなひとでも、はたからは、その人に似た人というものの話をきかされているだろうと思う。 | |
どんなひとでも、はたからは、その人に似た人というものの話をきかされているだろうと思う。 | |||||
| 生活的共感と文学 | 宮本百合子 | 5分以内 | 334 | 私の生活も随分夥しい或は根本的な変化をうけていますが、それはおそらく、この四年の間に成金になりもしなかった大多数の国民が、その日々で経て来ている、その変りかただと思います。 | |
私の生活も随分夥しい或は根本的な変化をうけていますが、それはおそらく、この四年の間に成金になりもしなかった大多数の国民が、その日々で経て来ている、その変りかただと思います。 | |||||
| 読み落した古典作品 | 宮本百合子 | 5分以内 | 109 | 私などは読みおとすというところまで参らず、土台読まないのや知らないのだらけであると思います。 | |
私などは読みおとすというところまで参らず、土台読まないのや知らないのだらけであると思います。 | |||||
| 積極な一生 | 宮本百合子 | 5分以内 | 587 | 長谷川時雨さんの御生涯を思うと、私たちは、やっぱり何よりも女性の多難な一生ということを考えずには居られなくて、最後までその道の上に居られた姿を、深く悼む心持です。 | |
長谷川時雨さんの御生涯を思うと、私たちは、やっぱり何よりも女性の多難な一生ということを考えずには居られなくて、最後までその道の上に居られた姿を、深く悼む心持です。 | |||||
| 本棚 | 宮本百合子 | 30分以内 | 4,036 | この間うちから引越しさわぎで、あっちの古本の山、こっちの古本のかたまりといじりまわしているうちに、一冊、黒い背布に模造紙の表紙をつけた『女学雑誌』の合本が出て来た。 | |
この間うちから引越しさわぎで、あっちの古本の山、こっちの古本のかたまりといじりまわしているうちに、一冊、黒い背布に模造紙の表紙をつけた『女学雑誌』の合本が出て来た。 | |||||
| 終刊に寄す | 宮本百合子 | 5分以内 | 136 | 用紙節約から廃刊になるということはさけがたいことながらやはりそれぞれにつながる編輯者のこれ迄の御骨折りや読者の好意について感想を新しくいたします。 | |
用紙節約から廃刊になるということはさけがたいことながらやはりそれぞれにつながる編輯者のこれ迄の御骨折りや読者の好意について感想を新しくいたします。 | |||||
| 近頃の商売 | 宮本百合子 | 5分以内 | 131 | 商売というものの性質がすっかり変って来て、それは時代の動きによるものだということをはっきり知ってほしいと思います。 | |
商売というものの性質がすっかり変って来て、それは時代の動きによるものだということをはっきり知ってほしいと思います。 | |||||
| わが母をおもう | 宮本百合子 | 10分以内 | 3,411 | 母中條葭江は、明治八年頃東京築地で生れ、五十九歳で没しました。 | |
母中條葭江は、明治八年頃東京築地で生れ、五十九歳で没しました。 | |||||
| ニイナ・フェドロヴァ「家族」 | 宮本百合子 | 5分以内 | 213 | ニイナ・フェドロヴァというロシア生れの女のひとの書いた小説「家族」は最近よんだ本の中で面白いものの一つでした。 | |
ニイナ・フェドロヴァというロシア生れの女のひとの書いた小説「家族」は最近よんだ本の中で面白いものの一つでした。 | |||||
| モスクワ | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,159 | 三時すぎるともう日が暮れかかって、並木道にアーク燈が燦きはじめ、家路をいそぐ勤め帰りの人々の姿が雪の上に黒く動く。 | |
三時すぎるともう日が暮れかかって、並木道にアーク燈が燦きはじめ、家路をいそぐ勤め帰りの人々の姿が雪の上に黒く動く。 | |||||
| 時代と人々 | 宮本百合子 | 30分以内 | 8,309 | わが師という響のなかには敬愛の思いがこもっていて、私としては忘られない一つの俤がそこに繁っている。 | |
わが師という響のなかには敬愛の思いがこもっていて、私としては忘られない一つの俤がそこに繁っている。 | |||||
| 白藤 | 宮本百合子 | 30分以内 | 7,889 | 夢で見たような一つの思い出がある。 | |
夢で見たような一つの思い出がある。 | |||||
| 熱き茶色 | 宮本百合子 | 5分以内 | 715 | もし私が肖像画家であったら、徳田球一氏を描くときどの点に一番苦心するだろうかと思う。 | |
もし私が肖像画家であったら、徳田球一氏を描くときどの点に一番苦心するだろうかと思う。 | |||||
| 家庭裁判 | 宮本百合子 | 5分以内 | 424 | (被告) 女慧しゅうして牛売りそこね (判決) こういった諺はみんな男が作ったものなんです、そしてまた女をこんな風にした社会を作ったのも男達なんです、ですけど「女の賢さはほんとうのものじゃない、小ざかしくて失敗や損ばかりする」といった男たちはほんとうに賢かったでしょうか、小慧しい男たちが政治や軍事を自由にし女も含めた国民の大部分がその小慧しさにたぶらかされていたためにとうとう牛どころか戦争に | |
(被告) 女慧しゅうして牛売りそこね (判決) こういった諺はみんな男が作ったものなんです、そしてまた女をこんな風にした社会を作ったのも男達なんです、ですけど「女の賢さはほんとうのものじゃない、小ざかしくて失敗や損ばかりする」といった男たちはほんとうに賢かったでしょうか、小慧しい男たちが政治や軍事を自由にし女も含めた国民の大部分がその小慧しさにたぶらかされていたためにとうとう牛どころか戦争に | |||||
| 結集 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,441 | これまで私たちは云いたいことを云えなかったし、聞きたい話もきかれなかった。 | |
これまで私たちは云いたいことを云えなかったし、聞きたい話もきかれなかった。 | |||||
| 婦人の皆さん | 宮本百合子 | 5分以内 | 722 | きょうは、うれしいニュースを、おつたえいたします。 | |
きょうは、うれしいニュースを、おつたえいたします。 | |||||
| 大町米子さんのこと | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,060 | はじめて大町米子さんにあったのは、いまから十年ばかりまえのことであった。 | |
はじめて大町米子さんにあったのは、いまから十年ばかりまえのことであった。 | |||||
| 私の愛読書 | 宮本百合子 | 5分以内 | 294 | 愛読という言葉の普通の使いかたとは違うけれども、非常に感銘をもってよみ、人類の歴史の精髄を学んだ二つの本をあげます。 | |
愛読という言葉の普通の使いかたとは違うけれども、非常に感銘をもってよみ、人類の歴史の精髄を学んだ二つの本をあげます。 | |||||
| よろこびの挨拶 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,936 | 人間が、人間らしく幸福に住むためには、どの位の空間がいるものでしょう。 | |
人間が、人間らしく幸福に住むためには、どの位の空間がいるものでしょう。 | |||||
| 青田は果なし | 宮本百合子 | 10分以内 | 2,005 | 用事があって、岩手県の盛岡と秋田市とへ数日出かけた。 | |
用事があって、岩手県の盛岡と秋田市とへ数日出かけた。 | |||||
| 人民のために捧げられた生涯 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,307 | 尾崎秀実氏が獄中から書かれた書簡集がまとめられることになった。 | |
尾崎秀実氏が獄中から書かれた書簡集がまとめられることになった。 | |||||
| 朝の話 | 宮本百合子 | 10分以内 | 2,462 | 一、今年は珍しく豊年の秋ということで、粉ばかりの食卓にも一すじの明るさがあります。 | |
一、今年は珍しく豊年の秋ということで、粉ばかりの食卓にも一すじの明るさがあります。 | |||||
| 琴平 | 宮本百合子 | 10分以内 | 3,676 | 朝、めをさまして、もう雨戸がくられている表廊下から外を見て私はびっくりしたし、面白くもなった。 | |
朝、めをさまして、もう雨戸がくられている表廊下から外を見て私はびっくりしたし、面白くもなった。 | |||||
| 女の学校 | 宮本百合子 | 10分以内 | 2,805 | 女学校しか出ていない日本の女性に、「学生生活」の思い出というようなものがあるだろうか。 | |
女学校しか出ていない日本の女性に、「学生生活」の思い出というようなものがあるだろうか。 | |||||
| いのちのある智慧 | 宮本百合子 | 5分以内 | 692 | 人類の祖先たちは、彼らの原始的な生活のもとで、どんなふうに自分たちの発見と智慧とをもちいてきたのだろう。 | |
人類の祖先たちは、彼らの原始的な生活のもとで、どんなふうに自分たちの発見と智慧とをもちいてきたのだろう。 | |||||
| 双葉山を手玉にとった“じこう様”について | 宮本百合子 | 5分以内 | 409 | 邪教の話はいままで沢山あったけれど、この璽光教の話は非常に面白いと思いました。 | |
邪教の話はいままで沢山あったけれど、この璽光教の話は非常に面白いと思いました。 | |||||
| 図書館 | 宮本百合子 | 30分以内 | 6,725 | あいそめ橋で電車をおりて、左手の坂をのぼり桜木町から美術学校の間にある通りへ出た。 | |
あいそめ橋で電車をおりて、左手の坂をのぼり桜木町から美術学校の間にある通りへ出た。 | |||||
| いのちの使われかた | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,871 | わたしたちが、ほんとに人間らしく生活したい、という希望を語るとき、誰がそんなことは生意気な望みだというだろう。 | |
わたしたちが、ほんとに人間らしく生活したい、という希望を語るとき、誰がそんなことは生意気な望みだというだろう。 | |||||
| 私の青春時代 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,952 | わたしの青春について語るとき、そこには所謂階級的なヒロイズムもないし、勤労者的な自誇もない。 | |
わたしの青春について語るとき、そこには所謂階級的なヒロイズムもないし、勤労者的な自誇もない。 | |||||
| 田端の汽車そのほか | 宮本百合子 | 30分以内 | 8,526 | 東京に対する空襲ということが段々まじめに考えられるようになってから、うちではよく夕飯後に東京地図をもち出した。 | |
東京に対する空襲ということが段々まじめに考えられるようになってから、うちではよく夕飯後に東京地図をもち出した。 | |||||
| 未来を築く力 | 宮本百合子 | 5分以内 | 684 | 女のひとというものは道理がわからないものだ、そう思われるのが常識であった時代はすぎた。 | |
女のひとというものは道理がわからないものだ、そう思われるのが常識であった時代はすぎた。 | |||||
| 相当読み応えのあったものは? | 宮本百合子 | 5分以内 | 263 | 最近よんだものの中で(一)「強制収容所の十三ケ月」ヴォルフガング・ラングホフ著・舟木重信、池宮秀意共訳(創芸社)(二)「巣の中の蜘蛛」千田九一訳(宝雲社)などからつよく印象づけられました。 | |
最近よんだものの中で(一)「強制収容所の十三ケ月」ヴォルフガング・ラングホフ著・舟木重信、池宮秀意共訳(創芸社)(二)「巣の中の蜘蛛」千田九一訳(宝雲社)などからつよく印象づけられました。 | |||||
| 一刻 | 宮本百合子 | 5分以内 | 1,133 | 制限時間はすぎているのに、電車が来なくて有楽町の駅の群集は、刻々つまって来た。 | |
制限時間はすぎているのに、電車が来なくて有楽町の駅の群集は、刻々つまって来た。 | |||||
| 兄と弟 | 宮本百合子 | 5分以内 | 890 | 魯迅伝から 小田嶽夫氏の「魯迅伝」を少しずつ読んでいる。 | |
魯迅伝から 小田嶽夫氏の「魯迅伝」を少しずつ読んでいる。 | |||||
| 書簡箋 | 宮本百合子 | 5分以内 | 590 | 中国の書簡箋というものには、いつもケイがある。 | |
中国の書簡箋というものには、いつもケイがある。 | |||||
| でんきアンケート | 宮本百合子 | 5分以内 | 251 | 一、文学者ではスタンダールというひとをこの頃おもしろく思って居ります。 | |
一、文学者ではスタンダールというひとをこの頃おもしろく思って居ります。 | |||||
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。詳しくは青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認ください。