30分以内で読める内藤湖南の短編作品
青空文庫で公開されている内藤湖南の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-16件 / 全16件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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聖徳太子 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
聖徳太子に關して徳川時代の儒者で之を作者の聖と稱せし人があつたが、之は最も善く當つて居つて、殆んど其の人格の全體を悉して居ると思ふ。 | |||
概括的唐宋時代観 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
唐宋時代といふことは普通に用ふる語なるが、歴史特に文化史的に考察すると、實は意味をなさぬ語である。 | |||
章学誠の史学 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
清朝の乾隆嘉慶の時代は考據の學が全盛を極めた時であつて、經學は勿論史學に於ても考據の大家たる錢大※・王鳴盛などといふ人が出て、史學の風潮を全く考據に傾けたのであつた。 | |||
支那古典学の研究法に就きて | 内藤湖南 | 30分以内 | |
支那を解釋するには、支那人が是迄積み上げた事業と云ふ者を十分に研究して見なければならぬ。 | |||
禹貢製作の時代 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
支那古代の經濟事情を研究するに就いて、尚書の禹貢が重要なる史料であることは勿論のことである。 | |||
日本文化とは何ぞや(其一) | 内藤湖南 | 30分以内 | |
文化と云ふ語は、近頃流行し、何ものにでも此の二字が附せられると景氣好く見えるかのやうであるが、しかし、一般世人が文化其の物をどれだけ理解して居るか。 | |||
日本文化とは何ぞや(其二) | 内藤湖南 | 30分以内 | |
もう時間がありませぬので、私が御話申したいと考へました事の眞の骨組だけを、二十分ばかりにザツと御話してしまひたいと思ひます。 | |||
日本上古の状態 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
從來日本史の研究は、何れの時代を問はず、本國の側から觀察するが常であつた。 | |||
易疑 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
易に關する疑問は古くは宋の歐陽修に易童子問の著あり、我邦に於ても伊藤東涯などからして新らしく研究する學者があつて、最近には我が本田成之君が、本誌上に於て作易年代考を發表せられた。 | |||
大阪の町人と学問 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
大阪の町人の學問については、豫て私の友人幸田成友君などが隨分精細な調べをされて、大阪市史にも載せられて居るから、私が茲に語らんとする所は、大阪の町人と學問との關係について、私一個の考察を申述べるに過ぎない。 | |||
維新史の資料に就て | 内藤湖南 | 30分以内 | |
いづれの世でも革命の際は必ず陰謀がこれに伴ふ。 | |||
日本の肖像画と鎌倉時代 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
我國の繪畫が主として支那に起原せる事は勿論にして、支那の繪畫が時代によりて變遷ある毎に我國にも影響せし事は疑なし。 | |||
寧楽 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
寧樂浪華三十日の旅寢、このたびは二度目の觀風なれば、さまでに目新らしくも思へず、東とはかはれる風俗など前よりは委しく知れる節もあれど、六十年の前に人の物せる「浪華の風」といふ一書、温知叢書の中に收められしといたく異なれりと見えざるは、世の移りかはり、疾しといへば、疾きが若きものから、又遲しといへば遲くもあるかな、面白かりしは此の間兩度の寧樂行なり。 | |||
平安朝時代の漢文学 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
平安朝の前半期には專ら漢文學が行はれ、後半期には國文學が興つたが、此の國文學が興つたのは漢文學の刺激に依るのである。 | |||
染織に関する文献の研究 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
織物の發達は、世界の古い國々に於ても、支那は其の最も勝れた國であつて、殊に蠶絲の發達が古代からあつて、之を西洋の方にも輸出したのは前漢頃からでもあらうかと思はれ、日本に輸出されたのは後漢頃からではあるまいかと思はれる。 | |||
北派の書論 | 内藤湖南 | 30分以内 | |
清朝の近代即ち道光頃からして、書に南北兩派と云ふことが唱へられて、殊に北派の書が漸々流行し掛けて來た。 |
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