60分以内で読める内藤湖南の中編作品
青空文庫で公開されている内藤湖南の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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支那史学史概要 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
史記が出來てから、その次の代に、史記の後を繼いで出來たものは漢書であるが、この兩者の間に出來た差異の一つは、史記が通史であるのに對して漢書が斷代史であるといふことである。 | |||
支那の書目に就いて | 内藤湖南 | 60分以内 | |
今日は支那の書目に就いて申上げるのでありますが、第一に申上げたいのは、支那の書目の分類の仕方の變遷でございます。 | |||
応仁の乱に就て | 内藤湖南 | 60分以内 | |
私は應仁の亂に就て申上げることになつて居りますが、私がこんな事をお話するのは一體他流試合と申すもので、一寸も私の專門に關係のないことであります、が大分若い時に本を何といふことなしに無暗に讀んだ時分に、いろいろ此時代のものを讀んだ事がありますので、それを思ひ出して少しばかり申上げることに致しました。 | |||
大阪の町人学者富永仲基 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
大阪毎日新聞が、一萬五千號のお祝で講演會を催されるといふことで、私にも出るやうにとのお話で出て參りました。 | |||
尚書稽疑 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
所謂先秦の古書は其の最初編成されてより以後、或は増竄を生じ、或は錯脱を生じ、今日現存せる篇帙が最初のものと異つて來てゐることは、何れの書にも通有の事實であつて、幾んど原形のまゝの者はないと謂ふも過言ではあるまいと思ふ。 | |||
支那歴史的思想の起源 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
近頃は私は田舍にばかり引つ込んで居りまして皆さんにお目に掛る機會が少いのでありますが、今度何か支那學會の大會でお話をしろといふことでございますので、段々老衰を致しまして、新しく何物かを調べてお話をするといふやうな大儀なことは叶ひませんから、何ぞ何も新しく調べんでもよいものが思ひ出せたらお引受けしませうと言つて居りました。 | |||
近畿地方に於ける神社 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
私のお話致しますのは、「近畿地方に於ける神社」と申します。 | |||
近代支那の文化生活 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
問題は如何にもハイカラに聞こえる問題でありまして、近頃の考へに向きさうでありますけれども、材料は私が考へて居る材料でありますから、至つて古臭いので、一向内容にハイカラな所はありませぬ。 | |||
支那に於ける史の起源 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
支那に於ける史の起源内藤湖南支那に於ける史の起源に就て述べようと思ふのですが、此の史といふ字には支那では二樣の意義を持つ事になります、一は歴史の書籍の方の意義で、一は歴史を掌る官吏、即ち史官の事になります、其の史籍の方の起源になりますと種々込入つて居りますので、今日は單に史官の起原の事に就てお話を致さうと思ひます。 | |||
爾雅の新研究 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
爾雅の研究に就いては余は嘗て之を二つの方面から考へたことがある。 | |||
日本文化の独立 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
私はお話致します前に、お斷はり致して置きたいのは、一體私は日本歴史の專攻者でありませんので、今までお話になつた三人の方のやうに、皆日本のことを專門に研究して居られるのとは一寸別だといふことであります。 | |||
日本国民の文化的素質 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
今日申します演題は「日本國民の文化的素質」斯う云ふ風な事を申上げることに致しましたのですが、私は此の問題は前から種々考へて居りますけれども、もう少し悠り考へを纏めようと思ひまして、今日迄何處でも之に就いて講演したこともありません。 |
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