60分以内で読める山本周五郎の中編作品

青空文庫で公開されている山本周五郎の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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青空文庫の作品を人気順に表示
作品名著者読了時間文字数人気書き出し
だだら団兵衛山本周五郎60分以内12,637

一  雨もよいの生温い風が吹いている。

一  雨もよいの生温い風が吹いている。

土佐の国柱山本周五郎60分以内17,847

一 「高閑さま、召されます」 「…………」 「高閑さま、高閑さま」  連日のお伽の疲れで、坐ったまま仮睡をしていた高閑斧兵衛は、二度めの呼声ではっと眼をさました。

一 「高閑さま、召されます」 「…………」 「高閑さま、高閑さま」  連日のお伽の疲れで、坐ったまま仮睡をしていた高閑斧兵衛は、二度めの呼声ではっと眼をさました。

壺山本周五郎60分以内16,320

一  寛永十二年十一月の或る日、紀伊のくに新宮の町の万字屋という宿に、木村外記となのる中年の武士が来て草鞋をぬいだ。

一  寛永十二年十一月の或る日、紀伊のくに新宮の町の万字屋という宿に、木村外記となのる中年の武士が来て草鞋をぬいだ。

夏草戦記山本周五郎60分以内21,274

一  慶長五年(一六〇〇)六月のある日の昏れがたに、岩代のくに白河郡の東をはしる山峡のけわしい道を越えてきた一隊百二十余人のみしらぬ武者たちが竹置という小さな谷あいの部落へはいって野営をした。

一  慶長五年(一六〇〇)六月のある日の昏れがたに、岩代のくに白河郡の東をはしる山峡のけわしい道を越えてきた一隊百二十余人のみしらぬ武者たちが竹置という小さな谷あいの部落へはいって野営をした。

抜打ち獅子兵衛山本周五郎60分以内12,244

一 賭け勝負(木剣真剣望み次第)  試合は一本  申込みは金一枚  うち勝つ者には金十枚呈上  中国浪人天下無敵  ぬきうち獅子兵衛  横二尺に縦五尺ほどの杉板へ、墨も黒々と筆太に書いた高札が立っている。

一 賭け勝負(木剣真剣望み次第)  試合は一本  申込みは金一枚  うち勝つ者には金十枚呈上  中国浪人天下無敵  ぬきうち獅子兵衛  横二尺に縦五尺ほどの杉板へ、墨も黒々と筆太に書いた高札が立っている。

鉢の木山本周五郎60分以内13,256

一  そのような運命が一夜のうちにめぐって来ようとは思いも及ばぬことであった。

一  そのような運命が一夜のうちにめぐって来ようとは思いも及ばぬことであった。

武家草鞋山本周五郎60分以内18,009

一 「あの方はたいそう疲れていらっしゃるのですね、お祖父さま、きっとずいぶんお辛い旅が続いたのでしょう、わたくしあの方のお顔を拝見したときすぐにそう思いました」若いむすめの艶やかな声が、秋の午後のひっそりとした庭のほうから聞えてくる、「……並なみのご苦労ではないのですよ、あのお眼の色でしんそこ疲れきっていらっしゃるのがわかります、わたくし胸が痛くなりました、本当にここのところが痛くなりましたの、

一 「あの方はたいそう疲れていらっしゃるのですね、お祖父さま、きっとずいぶんお辛い旅が続いたのでしょう、わたくしあの方のお顔を拝見したときすぐにそう思いました」若いむすめの艶やかな声が、秋の午後のひっそりとした庭のほうから聞えてくる、「……並なみのご苦労ではないのですよ、あのお眼の色でしんそこ疲れきっていらっしゃるのがわかります、わたくし胸が痛くなりました、本当にここのところが痛くなりましたの、

武道無門山本周五郎60分以内12,283

一  宮部小弥太は臆病者であった。

一  宮部小弥太は臆病者であった。

孫七とずんど山本周五郎60分以内15,276

一  烈風と豪雨の夜だった。

一  烈風と豪雨の夜だった。

水戸梅譜山本周五郎60分以内12,709

一  寛文五年の秋のある日、徳川光圀の水戸の館へ、貧しげなひとりの浪人ものが、仕官をたのむためにおとずれた。

一  寛文五年の秋のある日、徳川光圀の水戸の館へ、貧しげなひとりの浪人ものが、仕官をたのむためにおとずれた。

蜜柑山本周五郎60分以内12,528

一 「大夫がお呼びなさる?」  源四郎はいぶかしげに問いかえした。

一 「大夫がお呼びなさる?」  源四郎はいぶかしげに問いかえした。

水の下の石山本周五郎60分以内13,497

一 「おそろしく暗いな……如法闇夜とはこんな晩のことをいうのだろうな」列の五六人さきでそう云うこえがした、だがそれに答える者はなかった。

一 「おそろしく暗いな……如法闇夜とはこんな晩のことをいうのだろうな」列の五六人さきでそう云うこえがした、だがそれに答える者はなかった。

めおと鎧山本周五郎60分以内12,194

一  香田孫兵衛が飛竜を斬ったのは、「犬」といういきものが嫌いだったからではない。

一  香田孫兵衛が飛竜を斬ったのは、「犬」といういきものが嫌いだったからではない。

ゆだん大敵山本周五郎60分以内21,121

一  老田久之助が殿の御秘蔵人だということは、長岡藩で知らぬ者はなかった。

一  老田久之助が殿の御秘蔵人だということは、長岡藩で知らぬ者はなかった。

歔欷く仁王像山本周五郎60分以内14,313

一  ――まあ、なんて清吉は色が白いのだろう。

一  ――まあ、なんて清吉は色が白いのだろう。

矢押の樋山本周五郎60分以内14,745

一 「あれはなんだ、衣類のようではないか」  外村重太夫は扇子で陽を除けながら、立停って顎をしゃくった。

一 「あれはなんだ、衣類のようではないか」  外村重太夫は扇子で陽を除けながら、立停って顎をしゃくった。

竜と虎山本周五郎60分以内13,771

一  性が合わぬというのはふしぎなものである。

一  性が合わぬというのはふしぎなものである。