60分以内で読める室生犀星の中編作品

青空文庫で公開されている室生犀星の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1–17件 / 全17件

青空文庫の作品を人気順に表示
作品名著者読了時間文字数人気書き出し
抒情小曲集室生犀星60分以内15,685

序曲 芽がつつ立つ ナイフのやうな芽が たつた一本 すつきりと蒼空につつ立つ 抒情詩の精神には音楽が有つ微妙な恍惚と情熱とがこもつてゐて人心に囁く。

序曲 芽がつつ立つ ナイフのやうな芽が たつた一本 すつきりと蒼空につつ立つ 抒情詩の精神には音楽が有つ微妙な恍惚と情熱とがこもつてゐて人心に囁く。

みずうみ室生犀星60分以内17,982

これは何となく人間の老境にかんじられるものを童話でも小説でも散文でもない姿であらわそうとしたものである。

これは何となく人間の老境にかんじられるものを童話でも小説でも散文でもない姿であらわそうとしたものである。

星より来れる者室生犀星60分以内20,213

「星より來れる者」序  このごろ詩はぽつりぽつりとしかできない。

「星より來れる者」序  このごろ詩はぽつりぽつりとしかできない。

帆の世界室生犀星60分以内14,382

私は女の裸體といふものをつねに怖れた。

私は女の裸體といふものをつねに怖れた。

渚室生犀星60分以内15,883

齒醫者への出がけに、ななえが來た。

齒醫者への出がけに、ななえが來た。

命室生犀星60分以内14,423

お咲は庖丁をとぎ、淺吉は屋根の上をつたひながら※し茅を施してゐる。

お咲は庖丁をとぎ、淺吉は屋根の上をつたひながら※し茅を施してゐる。

末野女室生犀星60分以内13,952

一人の吃りの男に、道順を尋ねる二人づれの男がゐて、道すぢのことで、三人が烈しく吃り合ひながら、あちらの道を曲るのだとか、こちらの小路からはいつて行くのだとか言つて、ちんぷん、かんぷん言葉が亂れて譯が判らなくなつて了つた。

一人の吃りの男に、道順を尋ねる二人づれの男がゐて、道すぢのことで、三人が烈しく吃り合ひながら、あちらの道を曲るのだとか、こちらの小路からはいつて行くのだとか言つて、ちんぷん、かんぷん言葉が亂れて譯が判らなくなつて了つた。

香爐を盗む室生犀星60分以内20,358

男が出かけようとすると、何時の間にか女が音もなく玄関に立っていて、茶色の帽子をさし出した。

男が出かけようとすると、何時の間にか女が音もなく玄関に立っていて、茶色の帽子をさし出した。

野に臥す者室生犀星60分以内12,710

経之の母御は朝のあいさつを交したあとに、ふしぎそうな面持でいった。

経之の母御は朝のあいさつを交したあとに、ふしぎそうな面持でいった。

忘春詩集室生犀星60分以内13,424

[#ページの左右中央] 佐藤惣之助兄におくる [#改ページ] 忘春詩集序言  この詩集がはしなく忘春と名づけられたのも、今から考へると何となく相応しいやうな気がする。

[#ページの左右中央] 佐藤惣之助兄におくる [#改ページ] 忘春詩集序言  この詩集がはしなく忘春と名づけられたのも、今から考へると何となく相応しいやうな気がする。

京洛日記室生犀星60分以内23,447

前書  十年前に金澤にゐて京都の寺を見に出かけようとして、芥川龍之介君に手紙を出してその話をすると、簡單な京案内のやうなものを書いて呉れた。

前書  十年前に金澤にゐて京都の寺を見に出かけようとして、芥川龍之介君に手紙を出してその話をすると、簡單な京案内のやうなものを書いて呉れた。

めたん子伝室生犀星60分以内13,841

めたん子はしぜん町の片側に寄り切られ、皮紐とか棒切れとかで、肩先や手で小突かれ、惡い日は馬ふんを蹶とばして、ぶつかけられてゐた。

めたん子はしぜん町の片側に寄り切られ、皮紐とか棒切れとかで、肩先や手で小突かれ、惡い日は馬ふんを蹶とばして、ぶつかけられてゐた。

後の日の童子室生犀星60分以内15,957

一  夕方になると、一人の童子が門の前の、表札の剥げ落ちた文字を読み上げていた。

一  夕方になると、一人の童子が門の前の、表札の剥げ落ちた文字を読み上げていた。

はるあはれ室生犀星60分以内18,966

むかし男がゐた。

むかし男がゐた。

故郷を辞す室生犀星60分以内14,731

家のものが留守なんで一人で風呂の水汲をして、火を焚きつけいい塩梅にからだに温かさを感じた。

家のものが留守なんで一人で風呂の水汲をして、火を焚きつけいい塩梅にからだに温かさを感じた。

鞄室生犀星60分以内12,370

朝の九時に鐵のくぐりを出た打木田は、それでも、しばらく立つて誰か迎へに來てゐるだらうかと、あちこち見※したが、やはりさとえは來てゐなかつた。

朝の九時に鐵のくぐりを出た打木田は、それでも、しばらく立つて誰か迎へに來てゐるだらうかと、あちこち見※したが、やはりさとえは來てゐなかつた。

姫たちばな室生犀星60分以内19,455

はじめのほどは橘も何か嬉しかった。

はじめのほどは橘も何か嬉しかった。