末野女

室生犀星

『末野女』は青空文庫で公開されている室生犀星の中編作品。13,952文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。

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60分以内13,952文字
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書き出し

一人の吃りの男に、道順を尋ねる二人づれの男がゐて、道すぢのことで、三人が烈しく吃り合ひながら、あちらの道を曲るのだとか、こちらの小路からはいつて行くのだとか言つて、ちんぷん、かんぷん言葉が亂れて譯が判らなくなつて了つた。

初出「小説新潮」新潮社、1960(昭和35)年9月1日
底本はるあはれ
表記
旧字旧仮名