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5分以内で読める種田山頭火の短編作品

青空文庫で公開されている種田山頭火の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
赤い壺種田山頭火
5分以内
『あきらめ』ということほど言い易くして行い難いことはない。
赤い壺(三)種田山頭火
5分以内
物を弄ぶのはその物の真髄を知らないからである。
赤い壺(二)種田山頭火
5分以内
自分の道を歩む人に堕落はない。
片隅の幸福種田山頭火
5分以内
大の字に寝て涼しさよ淋しさよ一茶の句である。
草と虫とそして種田山頭火
5分以内
いつからともなく、どこからともなく、秋が来た。
鎖ペンを握って種田山頭火
5分以内
△春と共に白楊社が生れた。
砕けた瓦種田山頭火
5分以内
私は此頃自から省みて『私は砕けた瓦だ』としみじみ感ぜざるをえないようになった。
最近の感想種田山頭火
5分以内
現時の俳壇に対して望ましい事は多々あるが、最も望ましい事の一つは理解ある俳論の出現である。
雑記種田山頭火
5分以内
私には私らしい、庵には庵らしいお正月が来た。
雑信(一)種田山頭火
5分以内
新年句会には失敬しました、あれほど堅く約束していた事ですから、私自身は必ず出席するつもりでしたけれど、好事魔多しとやらで、飛んでもない邪魔が這入って、ああいうぐうたらを仕出来しました、何とも彼とも言訳の申上様もありません、ただただ恐縮の外ありません、新年早※ぐうたらの発揮なんぞは自分で自分に愛想が尽きます、といったところで、ぐうたらは何処まで行ってもぐうたら、何時になってもぐうたらで、それは私の皮膚の色が黒いのとおなじく、私の性であります、私自身さえ何うする事も出来ません、有体に白状しま...
白い花種田山頭火
5分以内
私は木花よりも草花を愛する。
白い路種田山頭火
5分以内
熟した果実がおのずから落ちるように、ほっかりと眼が覚めた。
述懐種田山頭火
5分以内
――私はその日その日の生活にも困っている。
草木塔種田山頭火
5分以内
茶の花庵のまわりには茶の木が多い。
漬物の味〔扉の言葉〕種田山頭火
5分以内
私は長いあいだ漬物の味を知らなかった。
鉄鉢と魚籃と種田山頭火
5分以内
九月三日。
独慎〔扉の言葉〕種田山頭火
5分以内
昭和八年一月一日、私はゆうぜんとしてひとり(いつもひとりだが)こここうしてかしこまっていた。
寝床〔扉の言葉〕種田山頭火
5分以内
ここへ移って来てから、ほんとうにのびやかな時間が流れてゆく。
俳句に於ける象徴的表現種田山頭火
5分以内
井泉水氏は印象詩乃至象徴詩としての俳句について屡々語られた。
故郷〔扉の言葉〕種田山頭火
5分以内
家郷忘じ難しという。
遍路の正月種田山頭火
5分以内
私もどうやら思い出を反芻する老いぼれになったらしい。
歩々到着種田山頭火
5分以内
禅門に「歩々到着」という言葉がある。
水〔扉の言葉〕種田山頭火
5分以内
禅門――洞家には『永平半杓の水』という遺訓がある。
道〔扉の言葉〕種田山頭火
5分以内
いつぞや、日向地方を行乞した時の出来事である。
物を大切にする心種田山頭火
5分以内
物を大切にする心はいのちをはぐくみそだてる温床である。
私の生活種田山頭火
5分以内
あんまり早く起きたところで仕方がないから、それに今でもよく徹夜するほど夜更しをする性分の私だから、自分ながら感心するほど悠然として朝寝をする。
私の生活(二)種田山頭火
5分以内
御飯ができ、お汁ができて、そして薬缶を沸くようにしておいて、私は湯屋へ出かける。
私を語る種田山頭火
5分以内
私もいつのまにやら五十歳になった。
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