5分以内で読める北大路魯山人の短編作品
青空文庫で公開されている北大路魯山人の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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昆布とろの吸い物 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
関西では「昆布とろの椀」で通ずるようになっているので、ここではそうしておこう。 | |||
塩鮭・塩鱒の茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
さけとますとは、素人目には一見似たものではあるが、味から言えば、さけよりますの方がはるかに優る。 | |||
知らずや肝の美味 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
魚類の肝にはなかなか美味いのがある。 | |||
茶碗蒸し | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
茶碗蒸しのことは、みなさんよくご存じのことでしょう。 | |||
てんぷらの茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
てんぷらの茶漬けは油っ濃いもので、油っ濃いものの好きな方に好かれるのは無論である。 | |||
納豆の茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
納豆の茶漬けは意想外に美味いものである。 | |||
海苔の茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
のりの茶漬けは至極簡単だが、やっている人は少ない。 | |||
美食多産期の腹構え | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
心のおもむくままに、いつも美味いものを食って、心の底から楽しんでみたい。 | |||
美食と人生 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
今さら事新しく問題にするのも、チトおかしいようだが、料理も考え方によっては、こんなことが言えるかも知れない。 | |||
持ち味を生かす | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
生かすことは殺さないことである。 | |||
料理の妙味 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
美味い料理をしようと思ったら、その根本は食品材料を生かせばよい、それだけのことである。 | |||
料理は道理を料るもの | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
日本料理の革新を叫んで星岡を始めたころ、私が板場へ降りて仕事をしだすと、料理材料のゴミが三分の一しか出ないと、ある料理人から言われた。 | |||
料理も創作である | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
料理屋の料理にせよ、あるいは家庭の料理にせよ、それがうまくできるもできないも、要するに料理をする人の舌次第なのである。 | |||
鑑賞力なくして習字する勿れ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
芸術の中でも、絵画は努力次第で一寸楽しめる境地までは漕ぎつけることが出来るものであるが、書道となるとなかなかに至難である。 | |||
書道習学の道 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
世間、書を説く者は多いが、それは必ず技巧的にのみ観察したものであり、かつ、外見にのみ凝視することに殆ど決定的に偏している。 | |||
書道を誤らせる書道奨励会 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
書道展覧会など殆ど全部がといって差支えない今の書家風の書、すなわち手先の器用で作り上げる「書」形態は、筆調は体裁上、一寸見に本当の能書と変るところなきものかに見える。 | |||
一茶の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
われと来て遊べや親のない雀痩蛙まけるな一茶是に有り一茶自身の運命にも、なにかそうしたところがありはしなかっただろうか。 | |||
遠州の墨蹟 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
小堀遠州といえば、先ず第一に京都の桂離宮を思い出す人も多いことであろう。 | |||
覚々斎原叟の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
これは旨い字か、拙い字か、おとなか、子どもか、手の字か、心の字か、はた人格の賜物か、それとも、学者の書か、高僧の筆か、あるいは書家の字か……。 | |||
春屋の書について | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
春屋は大徳寺の名僧で、慶長十六年示寂している。 | |||
陶磁印六顆を紹介する | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
磁印、陶印取り混ぜ六顆をご紹介する。 | |||
南浦紹明墨蹟 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
南浦紹明(大応国師)は、宋の虚堂の法嗣で大燈国師のお師匠さん、建長寺の蘭渓道隆の門に参じたことがあり、宋から帰って後に筑前の崇福寺におること三十年、関西を風靡した。 | |||
人と書相 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
書相は、よくその人の価値を表現する。 | |||
牧渓の書の妙諦 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
これは有名な大徳寺蔵の牧渓「竜虎」の双幅に見られるその題語款識である(但し「蜀僧法常識製」の分は「観音」の三幅対のもの)。 | |||
良寛の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
良寛の書には、不肖ながら私も心の底から惚れこんで、一通り見られるだけのものは、百点位見た積りである。 | |||
織部という陶器 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
私の独断によると、織部という陶器は、古田織部という茶人の意匠及び発明に始まるものではない。 | |||
古唐津 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
古唐津というものの良さは、日本陶器として古瀬戸、古備前、古萩、古伊賀、古信楽等の類品と共にいずれを姉とし、いずれを妹とすべくもないまでに、著しく他に優れた良さと日本趣味に富む野趣を存する。 | |||
瀬戸黒の話 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
瀬戸黒だね、俺が茶碗を作るとしたら。 | |||
魂を刳る美 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
陶器だけで美はわからぬ。 | |||
備前焼 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
陶器は絵の描かれたものが大部分である。 | |||
料理と器物 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
中国料理の食器を使っている日本料理日本料理に使っている上手物の陶器の食器は、多く中国で出来たものである。 | |||
河井寛次郎近作展の感想 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
河井寛次郎氏の製陶もとうとう世の末になってしまった。 | |||
雅美ということ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
獣は「人」のように「美」というものの世界を知らない。 | |||
坐辺師友 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
益友と交わることの有益を説き聞かせた者は孔子である。 | |||
青年よ師を無数に択べ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
美術面に於て、現存者から師を仰ぐことはなかなかむつかしい。 | |||
掘出しは病気の元 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
古美術界では、とかく掘出しが流行する。 | |||
余が近業として陶磁器製作を試みる所以 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
古来貴重視せらるる陶磁器は東洋に於て特に発達を遂げ西邦に及ぼす所ありたるは言ふまでも無い。 | |||
魯山人家蔵百選 序 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
私が鎌倉の山崎に窯を築き、製陶の事に懸命に係り出してからといふものは、勢の赴くところとでも云はうか、参考品としての古陶磁の蒐集が余儀なく一箇の大事になつた。 | |||
魯山人作陶百影 序 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
私が陶器を自分で作る気になり、窯を自分の家に築き始めたのは昭和二年四月であり、窯が出来て第一回の製作を了り、初窯を試みたのはその年の十月の七日であるから、まだ至つて日の浅いことである。 | |||
薄口醤油 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
今日は簡単に薄口醤油の話をしてみたいと思う。 | |||
化学調味料 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
化学調味料は近来非常に宣伝されているが、わたしは化学調味料の味は気に入らない。 | |||
家畜食に甘んずる多くの人々 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
ひとは偉そうな顔はしていても、また自由、自由と、自由を叫んでみても、みながみな、家畜に等しく、宛てがわれたままの食べ物を口にして、うまいとかまずいとかいってはいるが、日常の事務的行為として三度の食事の不自由に気がつかない。 | |||
山椒 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
この刺激食品は香味と辛味がすばらしい特色を持っているところから、成年以上の大人になると、たいがいはこれを好み、日常食膳に喜ばれていることはご承知の通りだ。 | |||
「春夏秋冬 料理王国」序にかえて | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
簡単に言って、料理とは単に舌先だけで味わうものではなく、また弄ぶものでもない。 | |||
不老長寿の秘訣 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
美味談も考えてみるとなかなか容易ではない。 |
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