青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 新奇談クラブ | 野村胡堂 | 60分以内 | |
大名生活の一断面 「エロとかグロとか言ったところで、今の人の嗜好や経験は多寡が知れて居ますが、昔の専制的な大名には、随分飛び離れた生活をした人があったようですね。これは私の大伯父から聞いた話で、掛値の無い事実談ですが、荒淫な大名生活の一断面を知る為には、持って来いの恰好な物語でしょう。時は士気も綱紀も頽廃し切った天保の末、大名は小身乍ら、維新にかけて鳴らした人物ですが、旧藩関係で差し障りあるといけ | |||
| 厳島合戦 | 菊池寛 | 30分以内 | |
陶晴賢が主君大内義隆を殺した遠因は、義隆が相良遠江守武任を寵遇したからである。 | |||
| トリスタン | パウル・トーマス・マン | 1時間〜 | |
ここは療養院「アインフリイト」である。 | |||
| 二重心臓 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
不明の兇漢に 探偵劇王刺殺さる 孤児となった女優天川呉羽哭いて復讐を誓う 秘密を孕む怪悲劇 市内大森区山王×××番地轟九蔵氏(四四)は帝都呉服橋電車通、目貫の十字路に聳立する分離派式五層モダン建築、呉服橋劇場の所有主、兼、日本最初の探偵恐怖劇興行者、兼、現代稀有の邪妖劇名女優、天川呉羽嬢の保護者として有名であったが、昨三日(昭和×年八月)諾威公使館に於ける同国皇帝誕辰の祝賀 | |||
| 劒の教義 | マハトマ・ガンジー | 10分以内 | |
暴力支配の現代では、暴力の終局の至上權の法則を誰かが拒否し得やうとは、何人も考へることが出來ないであらう。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 30分以内 | |
一 「ね、親分、こいつは珍しいでしょう」 ガラッ八の八五郎は、旋風のように飛込んで来ると、いきなり自分の鼻を撫で上げるのでした。 | |||
| 日本芥子 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
西洋料理、中国料理に添えてあるあのからしを見るたびに、どうも気になってしようがない。 | |||
| 風が吹いている | マルーシャ・チュラーイ | 5分以内 | |
風が吹いている 風がうなる 木々もしなる わたしの心は痛むのに もう涙も流れない えんえん嘆き悲しんできたけれど 終わりは見えない いっそ泣き叫んでも 気持ちが楽になるだけ 涙は幸せを取り戻してくれない 気休めになるだけのこと つかのま幸いだった人は 死ぬまでそれが忘れられない わたしのめぐりあわせを うらやむ人たちもいる 野に生える草がそれだけで 幸せだとでもいうの? しずくもなく陽にさ | |||
| 思い出 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
二十代の時鴎外先生には五、六回お目にかかった。 | |||
| 御馳走の話 | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
一 正月の御馳走 正月の御馳走というと、いつでも思い出す話がある。 | |||
| 氷島 | 萩原朔太郎 | 30分以内 | |
自序 近代の抒情詩、概ね皆感覺に偏重し、イマヂズムに走り、或は理智の意匠的構成に耽つて、詩的情熱の單一な原質的表現を忘れて居る。 | |||
| かたくり | 水野葉舟 | 10分以内 | |
私が――これは私たちがと言つた方がいいのだ。 | |||
| 良寛の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
良寛の書には、不肖ながら私も心の底から惚れこんで、一通り見られるだけのものは、百点位見た積りである。 | |||
| 怪物取組画譜 | 岡本一平 | 5分以内 | |
一 第一図 つまらなくて、だれた国技館の中にたゞ一つ、つまつて吃驚するものがある。 | |||
| 老人と孤独な娘 | 小山清 | 10分以内 | |
小さな川を隔てて、少し遠い処に墓地があった。 | |||
| 木乃伊の耳飾 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 まだ若い英国の考古学者の、ドイルス博士は其日の午後に、目的地のギゼーへ到着した。 | |||
| 海底の散歩 | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
今日の地球上で、人間の生活と縁が近いようで、その実いちばんかけはなれた世界は、水中の世界、すなわち水界である。 | |||
| 雨を降らす話 | 中谷宇吉郎 | 60分以内 | |
人間の力で雨を降らそうという願望は、昔からどの国にもあった。 | |||
| ふつくりとした人柄 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
北原氏は、私の知つてゐる範圍で、最もよい感じをもつた人です。 | |||
| 孔雀船 | 伊良子清白 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 故郷の山に眠れる母の靈に [#改丁] 岩波文庫本のはしに 阿古屋の珠は年古りて其うるみいよいよ深くその色ますます美はしといへり。 | |||
| わか紫 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] みつぎもの 裏関所 丁か半か 室咲 日金颪 神妙候 御曹子 黒影白気 梅柳 [#改ページ] みつぎもの 一 伊豆のヒガネ山は日金と書いて、三島峠、弦巻山、十国峠と峰を重ね、翠の雲は深からねど、冬は満山の枯尾花、虚空に立ったる猪見るよう、蓑毛を乱して聳えたり。 | |||
| 湖畔手記 | 葛西善蔵 | 60分以内 | |
たうとうこゝまで逃げて來たと云ふ譯だが――それは實際悲鳴を揚げながら――の氣持だつた。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 30分以内 | |
一 飯田町の地主、朝田屋勘兵衞が死んで間もなく、その豪勢な家が、自火を出して一ぺんに燒けてしまつたことがあります。 | |||
| 新奇談クラブ | 野村胡堂 | 60分以内 | |
名人大六雲鼎 「人形の首を梟した、――という話、気味は悪いが、充分に面白い積りです」 第六番目に立った話の選手大滝左馬太は、奇談クラブの談話室で、斯う話し始めました。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 1時間〜 | |
【第一回】 一 「親分、世の中にこの綺麗なものを見ると痛めつけたくなるというのは、一番悪い量見じゃありませんか、ね」 八五郎が入って来ると、いきなりお先煙草を五、六服、さて、感に堪えたように、こんなことを言い出すのです。 | |||
| 国語学と国語教育 | 時枝誠記 | 30分以内 | |
総督府の森田編修官から、国語教育について国語学の立場から何か書けと云ふ依頼を受けたのであるが、元来朝鮮に於ける国語教育の実践的な仕事に全然携つて居ない私は、国語教育それ自体に就いて云々する資格を持ち合せて居ない。 | |||
| 三右衛門の罪 | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
文政四年の師走である。 | |||
| 山の手小景 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
矢來町 「お美津、おい、一寸、あれ見い。」と肩を擦合はせて居る細君を呼んだ。 | |||
| いたずら小僧日記 | 佐々木邦 | 1時間〜 | |
乃公は昨日で満十一になった。 | |||
| 死刑 | 上司小剣 | 60分以内 | |
一 今日も千日前へ首が七つかゝつたさうな。 | |||
| 猿の演説 | 山本宣治 | 5分以内 | |
――昭和四年三月五日、政獲労農同盟の市会議員候補者中村高一氏の応援演説、同時に最後の演説となったもの。 | |||
| 測量船拾遺 | 三好達治 | 60分以内 | |
玻璃盤の胎児 生れないのに死んでしまつた 玻璃盤の胎児は 酒精のとばりの中に 昼もなほ昏々と睡る 昼もなほ昏々と睡る やるせない胎児の睡眠は 酒精の銀の夢に どんよりと曇る亜剌比亜数字の3だ 生れないのに死んでしまつた 胎児よお前の瞑想は 今日もなほ玻璃を破らず 青白い花の形に咲いてゐる [#改ページ] 祖母 祖母は蛍をかきあつめて 桃の実のやうに合せた掌の中から 沢山な蛍をくれるの | |||
| 木曽道中記 | 饗庭篁村 | 1時間〜 | |
第一囘 鐵道の進歩は非常の速力を以て鐵軌を延長し道路の修繕は縣官の功名心の爲に山を削り谷を埋む今ま三四年せば卷烟草一本吸ひ盡さぬ間に蝦夷長崎へも到りヱヘンといふ響きのうちに奈良大和へも遊ぶべし况んや手近の温泉塲など樋をかけて東京へ引くは今の間なるべし昔の人が須磨明石の月も枴にかけてふり賣にやせんと冷評せしは實地となること日を待たじ故に地方漫遊のまた名所古跡一覽のと云ふ人は少し出立を我慢して居なが | |||
| アンコウの味 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
数日前ちょっと閑があったから、水戸の常盤公園へ観梅に出かけて行った。 | |||
| 日本が見えない | 竹内浩三 | 5分以内 | |
この空気 この音 オレは日本に帰ってきた 帰ってきた オレの日本に帰ってきた でも オレには日本が見えない 空気がサクレツしていた 軍靴がテントウしていた その時 オレの目の前で大地がわれた まっ黒なオレの眼漿が空間に とびちった オレは光素(エーテル)を失って テントウした 日本よ オレの国よ オレにはお前がみえない 一体オレは本当に日本に帰ってきているのか なんにもみえない オレの日本はな | |||
| 武道宵節句 | 山本周五郎 | 30分以内 | |
一 ――飢えて窮死するとも、金一両はかならず肌に着けおくべし。 | |||
| 猫六題 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
この頃猫の話が流行るからここにも少しばかり集めてみる。 | |||
| 空中に消えた兵曹 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
大正七八年比のことであった。 | |||
| 踊る美人像 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
不思議な手紙 「兄貴、こいつは一杯食わされたらしいぜ」 「叱ッ」 関東新報の社会部長で、名記者と言われた千種十次郎は、好んで斯んな伝法な口をきく、部下の早坂勇――一名足の勇――をたしなめるように、霞門の方から入って来る狭い道を指しました。 | |||
| 平次と生きた二十七年 | 野村胡堂 | 30分以内 | |
愛情主義の平次 「銭形平次」を書き始めて、もう二十七年になる。 | |||
| 『文学論』序 | 夏目漱石 | 30分以内 | |
余はこの書を公けにするにあたつて、この書が如何なる動機のもとに萌芽し、如何なる機縁のもとに講義となり、今また如何なる事故のために出版せらるるかを述ぶるの必要あるを信ず。 | |||
| 北京の一夜 | 田山花袋 | 5分以内 | |
突然私は犬の凄じく吼える声が夜の空気を劈いてきこえて来るのを耳にした。 | |||
| 随筆銭形平次 | 野村胡堂 | 5分以内 | |
捕物小説は、ただもう卑俗な、全く無価値な文学であるかの様に読まぬうちから、或いは一寸めくって見て、軽侮する傾向が強いが、これは如何? 捕物小説はも一度見なおされるべきではないか。 | |||
| 親友たち | コードウェイナー・スミス | 30分以内 | |
星の海を渡る人は友を必要とする―― 設計の良いシステムなら常に それを提供する方策を見いだすものだ! 熱のせいで彼は少年のように見えた。 | |||
| 我が祈り | 中原中也 | 5分以内 | |
神よ、私は俗人の奸策ともない奸策が いかに細き糸目もて編みなされるかを知つてをります。 | |||
| 陶古の女人 | 室生犀星 | 30分以内 | |
きょうも鬱々としてまた愉しく、何度も置きかえ、置く場所をえらび、光線の来るところに誘われて運び、或いはどうしても一個の形態でさだまらない場合、二つあてを捉え、二つの壺が相伴われて置かれると、二つともに迫力を失うので、また別々に引き放して飾って見たりした、何の事はない相当重みのある陶器をけさからずっと動かしつづめにいた。 | |||
| 新奇談クラブ | 野村胡堂 | 60分以内 | |
鼻観外道 「この話の面白さに比べると、失礼だが今まで語られた奇談は物の数でもない、――と言うと、アラビアン・ナイトのお妃の極り文句のようですが、私は全くそう信じ切って居るのです」 奇談クラブの集合室で、話の競技の第五番目に選手として立った春藤薫は、十三人の会員達の好奇に燃ゆる顔を見渡し乍ら、斯う言った調子で始めました。 | |||
| 新奇談クラブ | 野村胡堂 | 60分以内 | |
朗らかなローマンス 「皆様のお話は、面白いには相違ありませんが、少し陰惨過ぎて、胃の腑の為には宜しくなかったように思います。其処へ行くと私の話は明るくて、朗らかで、お伽話のように浪曼的ですが、決して小説や作り話ではありません。悉く今八郎さんの仰しゃる、切れば血の出るような事実談です。私が経験したことを私が話すのですから、これほど確かなことはありません」 第七番目の話の選手水島三吾は斯う言った調子 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「親分」 「なんだ、八。たいそうな意気込みじゃないか、喧嘩でもして来たのか」 銭形平次は気のない顔を、八五郎の方に振り向けました。 | |||
| 学生時代の菊池寛 | 恒藤恭 | 10分以内 | |
△ 菊池寛は明治四十三年夏のはじめに一高の入學試驗をうけたが、私もやはりその時の受驗生の一人だつた。 | |||