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山と雪の日記

板倉勝宣

『山と雪の日記』は青空文庫で公開されている板倉勝宣の短編作品。11,444文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
11,444文字
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書出

夏の日記大正池峰々の谷に抱かれた雪の滴を集めて流れて、梓川は細長い上高地の平原を、焼岳の麓まできた時に、神の香炉から流れ出たラヴァはたちまちにその流れを阻んだ。

初出
底本山と雪の日記
表記
新字新仮名
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