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10分以内で読める青空文庫の短編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1,101-1,150件 / 全2,294件
作品名著者読了時間人気
巴里で観たイプセン劇岸田国士
10分以内
私は夙に近代劇の研究はイプセンから始めなければならぬと教えられてゐた。
アトリエの印象岸田国士
10分以内
私は巴里滞在中、二三の画家諸君と識り合ひになり、ちよいちよいアトリエを訪ねるやうなこともあつたが、いつでもその仕事振り、生活振りに多大の興味を惹かれた。
サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて岸田国士
10分以内
「わたくしは、ただ、自分の欲求に従ひ、只管霊感に耳を傾けて、劇作の筆を取り始めました。
「悲劇喜劇」の編輯者として岸田国士
10分以内
今日までかういふ種類の雑誌があつたかどうか、いはゆる「公器」としては、あまりに個人本位であり、いはゆる「同人雑誌」としては、あまりに門戸開放に過ぎると思はれる、一雑誌の存在は、当今、少しく時代錯誤の観がないでもないが、流行は必ずしも一世の識者を悉く眩惑し去るものではないと思ふから、私は、好んで自分の立場を守ることにした。
文功章岸田国士
10分以内
こんなことを問題にする必要もないが、二三の新聞雑誌から意見を求められ、一々それに答へる手数を省いたから、ここで一言感想を述べておく。
舞台の笑顔岸田国士
10分以内
此の標題は少し曖昧だが、俳優の笑顔を指してゐるのではない。
戯曲の翻訳岸田国士
10分以内
自分の好きな作品、何遍も読み返した作品を、ゆつくり、丹念に翻訳することができたら、愉快であると同時に、結果もよからうと思ふが、今までは、なかなか、さう誂へ向きな仕事はできなかつた。
ある村の素人劇団岸田国士
10分以内
僕はこの夏、ある山間の温泉宿で、たまたまその村の青年諸君によつて組織されてゐる一新劇団の試演を見物する機会を得た。
風邪一束岸田国士
10分以内
年久しくその名を聞き、常に身辺にそれらしいものゝ影を見ながら、未だ嘗てその正体をしかと捉へることの出来ないものに、風邪がある。
ジャック・コポオの印象岸田国士
10分以内
人を訪ねるといふことが非常に憶劫なたちなので、コポオに会ひたいと思ひながら、いよいよその方法を講じる決心をつけるまで凡そ半年もかかつてゐる。
演劇より文学を排除すべきか岸田国士
10分以内
かういふ標題で、最近のヌウヴェル・リテレエルは、リュシアン・デカアヴの興味ある調査を掲げてゐる。
これからの戯曲岸田国士
10分以内
文学の一部門たる戯曲が文学の大勢に従はない訳はない。
懐疑的宣言岸田国士
10分以内
この二三年来、私の読んだもののうちで、ジユウル・ルナアルの日記ほど、私の心を動かしたものはない。
クロムランクとベルナアルに就いて岸田国士
10分以内
欧洲大戦後、即ち千九百二十年から二十三年にかけて、仏蘭西の劇壇は空前の開花期を現出し、その間に、有為な新作家が相次いで「問題になる作品」を発表した。
『シラノ』雑感岸田国士
10分以内
二月の帝劇で左団次一派が『シラノ・ド・ベルジユラツク』を出すといふ、先年沢田正二郎が翻案白野弁十郎を演つた時、原作の面影がどれほど伝へられたかは知らぬが、今度は時間の関係で多少のカツトをする外大体、辰野、鈴木両君の定評ある名訳によるとのことであるから、左団次の演技次第で、かのポルト・サンマルタン座初演の当時をしのぶことが出来るかも知れない。
異性間の友情と恋愛岸田国士
10分以内
一体、友情といふものは、それ自身甚だ曖昧なもので、同性間の友情でさへ、様々な動機によつて、様々な形態を取るものである。
紀州人岸田国士
10分以内
子供のころ、故郷といふ課題で作文を作つたことを覚えてゐる。
明治大学文芸科に演劇映画科を新設する件岸田国士
10分以内
私はかねがね日本の現状からみて、演劇映画の仕事に携はるものが、単に実務による経験のみを頼らず、系統だつた基礎知識と、良い意味でのアカデミツクな修業とを身につけてから、それぞれ職業的な部門につくやうにしなければ、将来この方面における人的要素の充実は困難であらうといふ見透しをつけてゐた。
三保寮を訪ふ岸田国士
10分以内
夏前からの約束で、私はこの三日に、静岡県三保海岸にある国際学友会のサンマーハウスを訪れた。
或る風潮について岸田国士
10分以内
日本人が日本人に向つて日本のことを褒めて話すといふ風潮が近頃目立つやうであるが、これは現在の日本に於いてはたしかにその必要があるからだと思ふけれども、そこにちよつと微妙な呼吸があつて、それほど変でないものと、妙にくすぐつたい、もうやめてくれと云ひたくなるやうなものとがある。
支那人研究岸田国士
10分以内
私は近頃支那人について語られてゐる文章を読む機会が多いのであるが、やはり永く支那にゐて親しく彼地の人々と接した経験が土台になつてゐるやうな意見には、なかなか傾聴すべきものが多い。
新聞小説とは岸田国士
10分以内
「新聞小説」についての感想を書けといふ注文である。
新文化建設の方向岸田国士
10分以内
私はこの度、大政翼賛会文化部の仕事を引受けることになつたのであるが、引受けてみて、さて驚いたことは、「文化」といふ言葉がそれぞれの方面でいかに違つた意味にとられてゐるかといふことである。
文化政策展開の方向岸田国士
10分以内
文化政策といふ言葉は範囲のたいへん広い言葉である。
文化とはどういふことか岸田国士
10分以内
国民が発揮するいろいろな力といふものは悉くその国民の有つ文化が土台になつてゐる誤つて使はれる「文化」文化といふ言葉は今日では誰でも使つてをりますし、また到る処にこの言葉が拡つてをります。
一つの試案岸田国士
10分以内
先ごろから、魚屋、八百屋、菓子屋などの店先き、多くの主婦たちが一列に並んで順の来るのを待つてゐる買物風景は、どこへ行つても見ないといふわけにはゆかない。
兵士と女優渡辺温
10分以内
オング君は戦争から帰って、久し振りで街を歩きました。
夜汽車牧逸馬
10分以内
私が在米中の見聞から取材した創作でして、あちらの生活に泡のように浮んでは消える探偵小品的興味を、私の仮装児ヘンリイ・フリント君に取扱わせた短篇の一つでございます。
『美しい話』まへがき岸田国士
10分以内
「美しい」ものを「美しい」と感じる心は誰にでもあるはずだが、「ほんたうに美しい」ものと「みかけだけ美しい」ものとの区別がつかなくなつてゐる人はずいぶん多い。
『日本人とはなにか』まへがき岸田国士
10分以内
雑誌「玄想」の創刊号から十回に亙つて毎号「宛名のない手紙」といふ題で発表した文章をこゝに一冊の本として出すことにした。
横光君といふ人岸田国士
10分以内
「文芸時代」が創刊されて間もなく、私がたしか第二作の「チロルの秋」を発表した直後、菅忠雄君から同人にならぬかといふ勧誘をうけ、会場はどこだつたか覚えてゐないが、その同人会といふのにはじめて出席した。
S夫人への手紙[別稿]岸田国士
10分以内
四書斎を転々と方々にうつしてゐる私を、あなたはおわらひになり、また放浪癖がはじまつたとおつしやるのですが、たしかに、さういふところもないではないでせう。
横光君の印象岸田国士
10分以内
さて、横光君の死後、いろいろなひとが、この稀有な才能と人物とについて書いてゐるのを読んだが、それぞれに私にも思ひあたるところがあつて、五十歳を生きた一作家の全貌は、なかなか複雑なものだと感じるほかなかつた。
生活の美しさについて岸田国士
10分以内
この雑誌の前の号で、私は坪田譲治さんの文章を読み、いろいろな感慨にふけつた。
清潔な文章を買ふ岸田国士
10分以内
この雑誌の前の号で、私は坪田譲治さんの文章を読み、いろいろな感慨にふけつた。
軌道(黙劇)岸田国士
10分以内
人物女。
新年狂想曲岸田国士
10分以内
登場人物緑衣の男紫衣の女白衣の少年黒衣の老人舞台闇黒――やがて、遠景に弧形の地平線が現れ、その上部は次第に白光を放ち、幕の閉ぢる前には、舞台全体が暁の色に包まれる。
福田恆存君の「キティ颱風」岸田国士
10分以内
福田恆存君の戯曲「キティ颱風」を読んで非常に面白かつた。
岩田夫人の死を悼む岸田国士
10分以内
本誌の読者は「夫婦百景」の筆者獅子文六が、同時に岩田豊雄であることぐらいはご承知であろう。
コポオの弟子たち岸田国士
10分以内
今の日本ではさういふことはあるまいけれど、私が三十年前にパリへ出掛けた頃は、仏蘭西に於ける新しい演劇界の消息といふものは、かいもく見当がつかぬ有様であつた。
雲の会岸田国士
10分以内
新しい演劇の芽は、どういふところに発生し、その芽はどうすれば健全に伸び育つかといふことを、私はこの二十年絶えず考へつゞけて来た。
北海道の性格岸田国士
10分以内
私が最初に北海道の土を踏んだのは、今から四十いく年か前のことで、たしか十六か十七の時であった。
ルイ・ジュウヴェの魅力岸田国士
10分以内
およそ俳優の芸術ぐらゐ、その「人間」が直接に、そして、むきだしに示される芸術はないであらう。
演劇への入口岸田国士
10分以内
演劇について語るということは、演劇のある部分について語るということではない。
ラジオ・ドラマ私見岸田国士
10分以内
ラジオ文学という新しい様式について、私は常に興味をもち、なにか、原理的なものを発見しようと心掛けているのだが、放送局との関係も、別にそのために特殊な便宜を与えられているわけではないから、なかなか思うように研究もできないでいる。
映画のダイアローグについて岸田国士
10分以内
ある映画のダイアローグが、面白いか、面白くないかといふことを特に取りたてて論じてみたところで、それはあまり意味のないことである。
女優の親岸田国士
10分以内
三島由紀夫君の戯曲『夜の向日葵』を読んだときには、これを、文学座の本公演でやるのは、ちよつと無理じやないか、観客がついて来ないのじやないかと心配した。
「葡萄畑の葡萄作り」後記岸田国士
10分以内
私はこの書物を大正十四年の一月に訳了し、同年四月に出版した。
「新日本文学全集第三集・岸田國士集」あとがき岸田国士
10分以内
私は最初戯曲家として出発し、今でもその方が専門のつもりでゐるが、戯曲を書きつづけるためには、なにかしらもつと刺激がいるといふ気がする。
「風俗時評」あとがき岸田国士
10分以内
旧作のなかからいくつかの戯曲を選んで一冊に纏めたわけだが、特に発行所の希望をも容れて、比較的長いものの大部分が収まることになつた。
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