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1時間〜で読める青空文庫の長編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
小熊秀雄全集-02小熊秀雄
1時間〜
奪はれた魂地軸に近い何所かでうづもれた世にも稀なる紫ダイヤをとげ/\と骨ばかりのやせこけた悪魔たちがまるくとりまきひからびた手を繋ぎ合ひにやにやとしたもの倦い足どりで踊るたびにからからと音がする◇ちやうどそれのやうにちやうどそれのやうにかつて失はれた俺の魂はかつてうばはれた俺の魂は柔かく滑らかな琥珀の頬と熟したザクロの唇とをもつた美しい悪...
小熊秀雄全集-03小熊秀雄
1時間〜
小熊秀雄全集―3―詩集2中期詩篇[表記について]●ルビは「漢字(ルビ)」の形式で処理した。
小熊秀雄全集-04小熊秀雄
1時間〜
小熊秀雄全集-4詩集(3)小熊秀雄詩集小熊秀雄●目次|I|IIたぐひなく美しい幻に満ちた東洋の国日本の過去は、私の祖国として愛着措かないものである。
小熊秀雄全集-06小熊秀雄
1時間〜
小熊秀雄全集-6詩集(5)飛ぶ橇小熊秀雄※収録した作品のいくつかには「伏せ字」が含まれています。
小熊秀雄全集-07小熊秀雄
1時間〜
小熊秀雄全集-7詩集(6)長篇詩集小熊秀雄[表記について]●ルビは「(ルビ)」の形式で処理した。
小熊秀雄全集-09小熊秀雄
1時間〜
小熊秀雄全集-9詩集(8)流民詩集小熊秀雄●目次序|通信詩集|愚鈍詩集|哀憐詩集二十年も、そのもつと前に、自分は詩を書き初めたとき、こんな念願をたてたものであつた、それは一生の間に自分の身長だけの高さの、詩集の冊数をもちたいものだといふことであつた。
私の生ひ立ち与謝野晶子
1時間〜
私の生ひ立ち與謝野晶子私の生ひ立ち学校へ行く私が、黒繻子(くろじゆす)の襟(えり)の懸つた、茶色地に白の筋違(すぢか)ひ雨(あめ)と紅(べに)の蔦の模様のある絹縮(きぬちゞみ)の袢纏(はんてん)を着初めましたのは、八歳(やつつ)位のことのやうに思つて居ます。
島木健作
1時間〜
新しく連れて来られたこの町の丘の上の刑務所に、太田は服役後はじめての真夏を迎えたのであった。
青空のリスタート富田倫生
1時間〜
本書の履歴『青空のリスタート』は、一九九二年九月三十日付けで、ソフトバンクから紙の本として出した。
恐怖城佐左木俊郎
1時間〜
第一章森谷牧場の無蓋二輪の箱馬車は放牧場のコンクリートの門を出ると、高原地帯の新道路を一直線に走っていった。
青春の逆説織田作之助
1時間〜
第一部二十歳第一章お君は子供のときから何かといえば跣足になりたがった。
神秘的半獣主義岩野泡鳴
1時間〜
神秘的半獸主義岩野泡鳴入力者注 目次はしがき緒言(二)メーテルリンクの神秘説(三)エメルソンの『自然論』(上)(四)エメルソンの『自然論』(下)(五)エメルソンの特色と神秘的傾向(六)神秘家スヰデンボルグ(七)三者の愛論(八)神秘の語義(九)自然即心靈...
世相織田作之助
1時間〜
凍てついた夜の底を白い風が白く走り、雨戸を敲くのは寒さの音である。
文芸の哲学的基礎夏目漱石
1時間〜
東京美術学校文学会の開会式に一場の講演を依頼された余は、朝日新聞社員として、同紙に自説を発表すべしと云う条件で引き受けた上、面倒ながらその速記を会長に依頼した。
幻影の盾夏目漱石
1時間〜
一心不乱と云う事を、目に見えぬ怪力をかり、縹緲(ひょうびょう)たる背景の前に写し出そうと考えて、この趣向を得た。
満韓ところどころ夏目漱石
1時間〜
南満鉄道会社っていったい何をするんだいと真面目に聞いたら、満鉄の総裁も少し呆(あき)れた顔をして、御前もよっぽど馬鹿だなあと云った。
岩石の間島崎藤村
1時間〜
懐古園の城門に近く、桑畠の石垣の側で、桜井先生は正木大尉に逢った。
旧主人島崎藤村
1時間〜
今でこそ私もこんなに肥ってはおりますものの、その時分は瘠(やせ)ぎすな小作りな女でした。
芽生島崎藤村
1時間〜
芽生島崎藤村浅間の麓(ふもと)へも春が近づいた。
藁草履島崎藤村
1時間〜
藁草履(わらぞうり)島崎藤村長野県北佐久郡岩村田町大字金(かね)の手(て)の角にある石が旅人に教えて言うには、これより南、甲州街道。
地球発狂事件海野十三
1時間〜
発端この突拍子もない名称をかぶせられた「地球発狂事件」は、実はその前にもう一つの名称で呼ばれていた。
巡査辞職夢野久作
1時間〜
前篇「草川の旦那さん。
鉄鎚夢野久作
1時間〜
――ホントウの悪魔というものはこの世界に居るものか居ないものか――――居るとすればその悪魔は、どのような姿をしてドンナ処に潜み隠れているものなのか――――その悪魔はソモソモ如何なる因縁によって胎生しつつ、どのような栄養物を摂って生長して行くものなのか――――その害悪と冷笑とを逞ましくし行く手段は如何――斯様な質問に対して躊躇(ちゅうちょ)せずに答え得る人間は、そう余計には居るまいと思う。
東京人の堕落時代夢野久作
1時間〜
はしがきこの稿は昨年末まで書き続けた「街頭より見たる新東京の裏面」の別稿である。
街頭から見た新東京の裏面夢野久作
1時間〜
市政の巻品川駅の蓄音機万世一系のミカドの居ます東京――。
半七捕物帳岡本綺堂
1時間〜
明治二十六年の十一月なかばの宵である。
半七捕物帳岡本綺堂
1時間〜
極月の十三日――極月などという言葉はこのごろ流行らないが、この話は極月十三日と大時代に云った方が何だか釣り合いがいいようである。
半七捕物帳岡本綺堂
1時間〜
こんにちでも全く跡を絶ったというのではないが、東京市中に飴売りのすがたを見ることが少なくなった。
復讐夢野久作
1時間〜
昭和二年の二月中旬のこと……S岳の絶頂の岩山が二三日灰色の雲に覆われているうちに、麓の村々へ白いものがチラチラし始めたと思うと、近年珍らしい大雪になった。
護持院原の敵討森鴎外
1時間〜
播磨国飾東郡姫路の城主酒井雅楽頭忠実の上邸は、江戸城の大手向左角にあった。
鰊漁場島木健作
1時間〜
赤い脚絆がずり下り、右足の雪靴の紐が切れかかっているのをなおそうともしないで、源吉はのろのろとあるいて行った。
創作家の態度夏目漱石
1時間〜
演題は「創作家の態度」と云うのであります。
山羊髯編輯長夢野久作
1時間〜
山羊髯編輯長夢野久作女 箱 師「玄洋日報社」と筆太に書いた、真黒けな松板の看板を発見した吾輩はガッカリしてしまった。
霊感!夢野久作
1時間〜
――これは外国のお話――「ゲーッ。
宇宙の始まりスヴァンテ・アレニウス
1時間〜
目次序※宇宙の生成に関する自然民の伝説9最低度の自然民には宇宙成立に関する伝説がない/原始物質は通例宇宙創造者より前からあると考えられた/多くの場合に水が原始物質と考えられた/インドの創造神話/渾沌/卵の神話/フィンランドの創造伝説/洪水伝説/創造期と破壊期/アメリカの創造伝説/オーストラリアの創造神話/科学の先駆者としての神話/伝説中の外国的分子※古代文化的国民の宇宙創造に関する諸伝説27カルデア人の創造伝説/その暦と...
眉かくしの霊泉鏡花
1時間〜
木曾街道、奈良井の駅は、中央線起点、飯田町より一五八哩(マイル)二、海抜三二〇〇尺、と言い出すより、膝栗毛を思う方が手っ取り早く行旅の情を催させる。
吉原新話泉鏡花
1時間〜
表二階の次の六畳、階子段の上り口、余り高くない天井で、電燈を捻ってフッと消すと……居合わす十二三人が、皆影法師。
隣の嫁伊藤左千夫
1時間〜
「満蔵満蔵、省作省作、そとはまっぴかりだよ。
春の潮伊藤左千夫
1時間〜
隣の家から嫁の荷物が運び返されて三日目だ。
泡鳴五部作岩野泡鳴
1時間〜
麻布の我善坊にある田村と云ふ下宿屋で、二十年來物堅いので近所の信用を得てゐた主人が近頃病死して、その息子義雄の代になつた。
耽溺岩野泡鳴
1時間〜
僕は一夏を国府津の海岸に送ることになった。
深夜の市長海野十三
1時間〜
ナニシロコレハ一篇ノ小説デアル。
赤耀館事件の真相海野十三
1時間〜
「赤耀館事件」と言えば、昨年起った泰山鳴動して鼠一匹といった風の、一見詰らない事件であった。
省線電車の射撃手海野十三
1時間〜
帝都二百万の市民の心臓を、一瞬にして掴(つか)んでしまったという評判のある、この「射撃手」事件が、突如として新聞の三面記事の王座にのぼった其の日のこと、東京××新聞の若手記者風間八十児君が、此の事件に関係ありと唯今目をつけている五人の人物を歴訪して巧みに取ってきたメッセージを、その懐中手帳から鳥渡失敬して並べてみる。
空襲葬送曲海野十三
1時間〜
父の誕生日に瓦斯マスクの贈物「やあ、くたびれた、くたびれた」家中に響きわたるような大声をあげて、大旦那の長造が帰って来た。
赤外線男海野十三
1時間〜
この奇怪極まる探偵事件に、主人公を勤める「赤外線男」なるものは、一体全体何者であるか?それはまたどうした風変りの人間なのであるか?恐らくこの世に於(おい)て、いまだ曾(かつ)て認識されたことのなかった「赤外線男」という不思議な存在――それを説明する前に筆者は是非とも、ついこのあいだ東都に起って、もう既に市民の記憶から消えようとしている一迷宮事件について述べなければならない。
ゴールデン・バット事件海野十三
1時間〜
あの夜更、どうしてあの寂しい裏街を歩いていたのかと訊(き)かれると、私はすこし顔が赭(あか)くなるのだ。
恐怖の口笛海野十三
1時間〜
逢(お)う魔が時刻秋も十一月に入って、お天気はようやく崩れはじめた。
三人の双生児海野十三
1時間〜
あの一見奇妙に見える新聞広告を出したのは、なにを隠そう、この妾(わたし)なのである。
地中魔海野十三
1時間〜
少年探偵三浦三吉永く降りつづいた雨がやっとやんで、半月ぶりにカラリと空が晴れわたった。
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