小熊秀雄全集-02詩集(1)初期詩篇
小熊秀雄
『小熊秀雄全集-02』は青空文庫で公開されている小熊秀雄の長編作品。26,600文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数 | 1時間〜 26,600文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 奪はれた魂地軸に近い何所かでうづもれた世にも稀なる紫ダイヤをとげ/\と骨ばかりのやせこけた悪魔たちがまるくとりまきひからびた手を繋ぎ合ひにやにやとしたもの倦い足どりで踊るたびにからからと音がする◇ちやうどそれのやうにちやうどそれのやうにかつて失はれた俺の魂はかつてうばはれた俺の魂は柔かく滑らかな琥珀の頬と熟したザクロの唇とをもつた美しい悪... |
初出 | |
底本 | 新版・小熊秀雄全集第1巻 |
表記 | 新字旧仮名 |
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