伊藤野枝の全作品
青空文庫で公開されている伊藤野枝の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている伊藤野枝の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地千葉県夷隅郡御宿上野屋旅館ゆふべ、また、二階の室に行つて、ひとりであの広い蚊帳のなかにすはつて手紙を書き続けようとしましたけれども、いろんな事を考へ始めましたら、苦しくなつてとても続けられませんでしたから止めて、ぢつと眼をつぶつて一時頃まで考へてゐました。 | |||
書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地千葉県夷隅郡御宿上野屋旅館雑誌ありがたう御座いました。 | |||
書簡 蒲原房枝宛 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
発信地東京市小石川区指ヶ谷町九二お手紙拝見、おたづねのこと、もつての外のことにて御返事のかぎりにこれなく候。 | |||
書簡 木村荘太宛 | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
宛先東京市麹町区平河町発信地東京市外上駒込染井三二九辻方御手紙拝見いたしました。 | |||
書簡 武部ツタ宛 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
宛先大坂市西区松島十返町武部種吉様方発信地東京市外巣鴨村宮仲二五八三前略おかはりはありませんか、私も元気でゐます故御安心下さい。 | |||
書簡 武部ツタ宛 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
宛先大坂市西区松島十返町武部種吉様方発信地東京市外巣鴨村宮仲二五八三お手紙拝見。 | |||
女教員の縊死 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
女教員の縊死と題して大阪朝日に記されてゐた事柄は、大阪市内の某校の女教師が母と一緒に暮してゐてそのうち養子を迎へたがどうしても仲よくすることが出来ずに争ひがたえなかったが[#「たえなかったが」はママ]或日も午後の七時頃から買物に出かけて十時頃かへつたがあまり外出の時間が長いと小言を云はれてそれから大げんかをしたが翌日またそのつゞきがあつて結局女は二階にあがつて縊死を遂たと云ふのだが実に下だらない事に死んだものだとしか私には思はれない。 | |||
貞操に就いての雑感 | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
在来の道徳の中でも一番婦人を苦めたものは貞操であるらしい。 | |||
人間と云ふ意識 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
十月号掲載の岩野清子氏の「個人主義と家庭」と云ふ論文を読んで私は或る点については全く私の考へ方と同一であるのを見出したけれど他の方面に於いて私の考へてゐるのとは可なりに違つてゐることにおどろいた。 | |||
福岡の女 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
■福岡県の女は佐賀県や、熊本県の同性のやうに、海外に密航して浅ましい生活するのは少いやうですが、小学校や、女学校を出た後、米国などへ行つて人の妻となり、健全な家庭を作つてゐるのは、少くはないやうです、殊に私の生れた糸島郡などは、此の米国行きの婦人は大変なものです。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□編輯室も随分賑やかでしたけれ共とう/\私一人にされてしまひました。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□今月号は大変後れてしまひました。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□毎月校正を済ますとほつとしますけれども直ぐ後からいら/\して来ます。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□先月は随分つまらないものを出したので大分方々からおしかりを受けました。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□先月号は風俗壊乱と云ふ名の下に発売を禁止されました。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□此度こそは少しどうにかと思ひ/\次号へ次号へと逐はれて一向思つた半分も出来ません。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□毎号々々意に満たないものばかり皆様にお目に懸けなければならないのを本当に残念に思ひます。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□此の間中央新聞の白田天坡といふ記者が事務所に来て皆に会ひ度いと云つたさうです。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□五月の第一日曜日に茶話会を開きましたが事務所にお集り下すつたのは、内部の四人をのぞく他、多賀さんが一寸ゐらして下すつたのと岩野さんきりでした。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□今月号の従妹に宛てた私の手紙は実におはづかしいものだ。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□永い間不如意な経済の遣繰りや方々の書店との交渉やそれからまだ外の細々した面倒な仕事と雑誌の編輯で疲れきつたらいてう氏は十月十二日に千葉県の御宿村へ行つた。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□先月は大変発行が後れましたから今月はと思つてゐましたけれど矢張り原稿の集め方がおそかつたのと手廻しよくゆかないためにまた後れました。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□今月は校正の出方が大変に後れました為めにおそくなりました。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□もう私が雑誌を譲り受けまして丁度一年になります。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□「武者小路氏に」十二月号白樺の誌上で私が「世間知らず」を軽蔑してゐるさうだとのことをお書きになつたのを拝見して私は本当に意外に存じました。 | |||
編輯だより | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
□種々なうはさに幾分不安をお感じになつた方が読者の間にも多少あつたことゝ思ひます。 | |||
嫁泥棒譚 | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
盗まれた祖母の実話『ね、お祖母さん、うちぢや、Aにも親類があるのでせう?』私は、祖母から彼方此方の親戚との関係を聞かされた時、ふと思ひ出してかう尋ねました。 | |||
妾の会つた男の人人 | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
森田草平氏四年ばかりも前に鴈治郎が新富座で椀久を出した時に、私と哥津ちやんと保持さんが見にゆく約束をしました。 | |||
ウォーレン夫人とその娘 | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
脚本を読んで見て私は殆んど手の出しやうのないのに驚いてしまつた。 | |||
妾の会つた男の人々(野依秀一、中村弧月印象録) | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
野依秀一氏この人は、思つたよりも底の浅い人です。 | |||
サニンの態度 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
どんな性格の男に敬愛を捧げるかと云ふ問に対して理想を云へば、何れ鐘太鼓でさがしても、見つからぬやうなせひぜひ虫のいゝ事を並べても見られませうが、先づ手つ取り早く彼のやうな男がと云ふやうなのを云へば、これも実在の男ではありませんが、アルツバシエエフによつて描かれた、サニンが好きです。 |