10分以内で読める伊藤野枝の短編作品
青空文庫で公開されている伊藤野枝の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-13件 / 全13件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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「婦人解放の悲劇」自序 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
とうに『恋愛と道徳』が単行になつて出る筈であつたが、あれだけでは一冊とするにはあまりに貧弱(量の上に於て)だと云ふ書店の意見から、その後雑誌(青鞜)で発表したエンマ・ゴルドマンの『婦人解放の悲劇』と『少数と多数』になほ新に『結婚と恋愛』とゴルドマンの小伝を加へてやうやく出すことにした。 | |||
感想の断片 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
私は、いつも同じ事をばかり云つてゐると思ふ人があるかもしれない。 | |||
書簡 山田邦子宛 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
宛先東京代々木発信地小石川区指ヶ谷町青鞜社お手紙拝見いたしました。 | |||
書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地千葉県夷隅郡御宿上野屋旅館今、安成(二郎)さんがお帰りになつたところです。 | |||
書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地千葉県夷隅郡御宿上野屋旅館今朝も、あなたからのおたよりを待つてゐましたのに来ないで、長い/\お八重さんからの手紙が来ました。 | |||
書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地千葉県夷隅郡御宿上野屋旅館今朝あなたへの手紙を出して仕舞ふと直ぐに仕事にかかるつもりで居りましたが、何んだかグルーミーな気持になつて仕舞つて、机の前に座るのがいやで仕方がありませんので、障子を開けてあすこから麦の穂を眺めながら、あなたの事ばかり考へて、五六本煙草を吸つて仕舞ふまで立つてゐました。 | |||
書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地千葉県夷隅郡御宿上野屋旅館今日私はあなたがおたちになる前に、二三日前からの私の我儘をお詫びして許して頂かうと思ひましたの。 | |||
書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
宛先東京市麹町区三番町六四第一福四萬館発信地大阪市北区上福島昨日はとうたうはがきを書く事も出来ませんで失礼して仕舞ひました。 | |||
人間と云ふ意識 | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
十月号掲載の岩野清子氏の「個人主義と家庭」と云ふ論文を読んで私は或る点については全く私の考へ方と同一であるのを見出したけれど他の方面に於いて私の考へてゐるのとは可なりに違つてゐることにおどろいた。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□毎号々々意に満たないものばかり皆様にお目に懸けなければならないのを本当に残念に思ひます。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□五月の第一日曜日に茶話会を開きましたが事務所にお集り下すつたのは、内部の四人をのぞく他、多賀さんが一寸ゐらして下すつたのと岩野さんきりでした。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□もう私が雑誌を譲り受けまして丁度一年になります。 | |||
編輯室より | 伊藤野枝 | 10分以内 | |
□「武者小路氏に」十二月号白樺の誌上で私が「世間知らず」を軽蔑してゐるさうだとのことをお書きになつたのを拝見して私は本当に意外に存じました。 |
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