林芙美子の全作品
青空文庫で公開されている林芙美子の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全59件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 新版 放浪記 | 林芙美子 | 1時間〜 | |
第一部 [#改ページ] 放浪記以前 私は北九州の或る小学校で、こんな歌を習った事があった。 | |||
| 放浪記(初出) | 林芙美子 | 1時間〜 | |
秋が来たんだ 十月×日 一尺四方の四角な天窓を眺めて、始めて紫色に澄んだ空を見た。 | |||
| 浮雲 | 林芙美子 | 1時間〜 | |
理性が万物の根拠でありそして万物が・理性あるならば 若し理性を棄て理性を憎むことが不幸の最大なものであるならば……。 | |||
| 風琴と魚の町 | 林芙美子 | 60分以内 | |
1 父は風琴を鳴らすことが上手であった。 | |||
| あひびき | 林芙美子 | 30分以内 | |
火の氣がないので、私は鷄介と二人で寢床にはいつてゐた。 | |||
| 雪の町 | 林芙美子 | 30分以内 | |
一 神聖だと云ふ事はいつたい何だらう? 彼女は、いつも、そんな場所に到ると、ふふんと、心の中で苦笑してゐた。 | |||
| ボルネオ ダイヤ | 林芙美子 | 60分以内 | |
暗い水のほとりで蝋燭の燈が光つてゐる。 | |||
| 旅人 | 林芙美子 | 30分以内 | |
斷崖絶壁の山道を往復四十里して、吉野川の下流、白地の村まで下つて來ると、恍惚の景色にも大分辟易して來てゐて、乘合自動車もろとも、河の中へ眞逆さまに落ちこんでしまひたくなつてゐる。 | |||
| 幸福の彼方 | 林芙美子 | 30分以内 | |
一 西陽の射してゐる洗濯屋の狭い二階で、絹子ははじめて信一に逢つた。 | |||
| 雨 | 林芙美子 | 60分以内 | |
大寒の盛りだといふのに、一向雪の降る氣配もなく、この二三日はびしやびしやと霙のやうな雨ばかり降つてゐた。 | |||
| 愛する人達 | 林芙美子 | 30分以内 | |
ばうばうとした野原に立つて口笛をふいてみても もう永遠に空想の娘らは来やしない。 | |||
| 平凡な女 | 林芙美子 | 10分以内 | |
奥様同士が子供を連れての立話に、 「まア! お久しうございます。皆様おかわりもなくていらっしゃいますか、一番お末の方、もう、こんなにおなりでございますの?」 「ええもう八ツになりまして、一年生でございますのよ」 「あらまア、そうですか、ほんとに早いもので、宅のがもうあなた尋常四年生でございますものね」 以前の私が、道の行きずりにこんな話を聞いたならば、子供が八ツになって小学校へ行くのはあたりまえ | |||
| 清貧の書 | 林芙美子 | 60分以内 | |
一 私はもう長い間、一人で住みたいと云う事を願って暮した。 | |||
| うき草 | 林芙美子 | 30分以内 | |
その村には遊んでゐる女が二人ゐた。 | |||
| 風媒 | 林芙美子 | 30分以内 | |
一 早苗はまるでデパートで買物でもするひとのやうに産院をまはつては、赤ん坊を貰ひに歩いてゐた。 | |||
| 晩菊 | 林芙美子 | 60分以内 | |
夕方、五時頃うかがいますと云う電話があったので、きんは、一年ぶりにねえ、まア、そんなものですかと云った心持ちで、電話を離れて時計を見ると、まだ五時には二時間ばかり間がある。 | |||
| 暗い花 | 林芙美子 | 30分以内 | |
いつものやうに、ハンカチーフ一枚で朝湯に飛び込んだ。 | |||
| シベリヤの三等列車 | 林芙美子 | 30分以内 | |
1信 満洲の長春へ着いたのが十一月十二日の夜でした。 | |||
| なぐさめ | 林芙美子 | 30分以内 | |
一 美しい東京の街も、この數ヶ月の激しい變化で根こそぎ變つてしまひ、あの見果てぬ夢のやうな、愛しい都會のいとなみが、もう何も彼もみぢんにくだかれてしまつた。 | |||
| 下町 | 林芙美子 | 30分以内 | |
風が冷いので、りよは陽の当たる側を選んで歩いた。 | |||
| 朝御飯 | 林芙美子 | 10分以内 | |
1 倫敦で二ヶ月ばかり下宿住いをしたことがあるけれど、二ヶ月のあいだじゅう朝御飯が同じ献立だったのにはびっくりしてしまった。 | |||
| 帯広まで | 林芙美子 | 60分以内 | |
水気の多い南風が吹いていて、朝からごろごろ雷が鳴っていた。 | |||
| 美しい犬 | 林芙美子 | 10分以内 | |
遠いところから北風が吹きつけている。 | |||
| 魚の序文 | 林芙美子 | 30分以内 | |
それだからと云って、僕は彼女をこましゃくれた女だとは思いたくなかった。 | |||
| 河沙魚 | 林芙美子 | 30分以内 | |
空は暗く曇って、囂々と風が吹いていた。 | |||
| 泣虫小僧 | 林芙美子 | 1時間〜 | |
一 閻魔蟋蟀が二匹、重なるようにして這いまわっている。 | |||
| 大島行 | 林芙美子 | 30分以内 | |
一信 思ひたつた旅ながら船出した咋夜から今朝にかけて、風雨激しく、まぢかく大島の火の山が見えてゐながら上陸が仲々困難でした。 | |||
| 屋久島紀行 | 林芙美子 | 30分以内 | |
鹿兒島で、私たちは、四日も船便を待つた。 | |||
| 摩周湖紀行 | 林芙美子 | 30分以内 | |
宗谷本線の瀧川と云ふ古い驛に降りた。 | |||
| 瑪瑙盤 | 林芙美子 | 60分以内 | |
1 ミツシヱルは魚ばかり食べたがる女であつた。 | |||
| 「リラ」の女達 | 林芙美子 | 60分以内 | |
1 もう、いゝかげん退屈しきつて、女達は雀をどりの唄をうたつてゐた。 | |||
| 清修館挿話 | 林芙美子 | 30分以内 | |
1 長い夏休みを終えて、東京へ帰つた谷村さんは、郊外の下宿を引き上げると、学校に近い街裏に下宿を見つけて越しました。 | |||
| 朝夕 | 林芙美子 | 60分以内 | |
わかればなしが持ちあがるのも、すべてはゆきなりの事だと、芯から声をあげて、嘉吉もなか子もあはあはあはと笑ひあつたのだが、嘉吉の心の中には、ゆきなりとは云ひぢよう、ゆきなりの事だと云ひきれないものがあつたし、なか子の心のうちには、これからひとり者になつてゆく淋しさを愉しんでゐるふうな、そんな吻つとしたところがあつた。 | |||
| 小さい花 | 林芙美子 | 30分以内 | |
1 ずゐぶん遠いむかしの話だけれど、由はうどんやの女中をした事がありました。 | |||
| 或る女 | 林芙美子 | 30分以内 | |
何時ものやうに歸つて來ると、跫音をしのばせて梯子段へ足さぐりで行つたが、梯子段の下の暗がりで、良人の堂助が矢庭に懷中電燈をとぼした。 | |||
| 多摩川 | 林芙美子 | 30分以内 | |
あまり暑いので、津田は洗面所へ顏を洗ひに行つた。 | |||
| 谷間からの手紙 | 林芙美子 | 30分以内 | |
第一信 まるで、それは登山列車へでも乗つてゐるやうでありました。 | |||
| 就職 | 林芙美子 | 30分以内 | |
何をそんなに腹をたててゐるのかわからなかつた。 | |||
| 玄関の手帖 | 林芙美子 | 30分以内 | |
小さい就職 常次は東京へ來て三日目に職業がきまつた。 | |||
| 濡れた葦 | 林芙美子 | 30分以内 | |
1 女中にきいてみると、こゝでは朝御飯しか出せないと云ふことで、ふじ子はがつかりしてしまつた。 | |||
| 秋果 | 林芙美子 | 60分以内 | |
芝居が閉ねて劇場を出ると、もんは如何にも吻つとしたやうに暗い街を歩いた。 | |||
| 婚期 | 林芙美子 | 30分以内 | |
九月にはいつて急に末の妹の結婚がきまつた。 | |||
| 夜福 | 林芙美子 | 30分以内 | |
一 青笹の描いてある九谷の湯呑に、熱い番茶を淹れながら、久江はふつと湯呑茶碗のなかをのぞいた。 | |||
| 淪落 | 林芙美子 | 30分以内 | |
わたしは、家のひとたちには無断で東京へ出て来た。 | |||
| 崩浪亭主人 | 林芙美子 | 30分以内 | |
砂風の吹く、うそ寒い日である。 | |||
| 瀑布 | 林芙美子 | 1時間〜 | |
橋の上も、河添ひの道も、群集が犇めきあつてゐる。 | |||
| 絵本 | 林芙美子 | 5分以内 | |
赤い屋根だつたけれど、小さい家にお婆さんがひとりで住んでゐた[#「でゐた」は底本では「ゐでた」]。 | |||
| 田舎がえり | 林芙美子 | 30分以内 | |
東京駅のホームは学生たちでいっぱいだった。 | |||
| 落合町山川記 | 林芙美子 | 30分以内 | |
遠き古里の山川を 思ひ出す心地するなり 私は、和田堀の妙法寺の森の中の家から、堰のある落合川のそばの三輪の家に引越しをして来た時、はたきをつかいながら、此様なうたを思わずくちずさんだものであった。 | |||
| 貸家探し | 林芙美子 | 30分以内 | |
山崎朝雲と云うひとの家の横から動坂の方へぽつぽつ降りると、福沢一郎氏のアトリエの屋根が見える。 | |||
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